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中卒の進路は高校以外もある?中卒者の進路選択

目次目次

    「中卒の進路の選択肢は何種類?」と問われて、即答できる人はどのくらいいるでしょうか。後の資料でもお見せしますが、多くの人は中卒後の進路として「進学」を選択しています。しかし、義務教育が終了する中学卒業後の進路は、周りの意見ではなく、本人自らが選択するのが好ましいのではないでしょうか。今回は、中卒の進路にはどんなものがあるか一緒にみていきながら、自分の進路について考えてみてほしいと思います。

    中卒の現状「進学」

    最初に中卒者の進路について、現状を次の資料を参考に確認していきます。

    引用:高等学校教育の現状について (mext.go.jp)

     

    文部科学省が公開する「高等学校教育の現状について(令和3年3月)」によると、高等学校への進学率は、令和2年度時点で98.8%という結果が出ています。ほとんどの中卒者は高等学校への進学を選択しているようです。

    中卒者の現状「就職内定状況」

    次に、中卒者の就職内定状況をみていきます。厚生労働省が公開している「高校・中学新卒者の就職内定状況等:結果の概要」令和5年3月末現在の資料を参考にしてみましょう。

    資料によると、中学新卒者の就職内定率は86.8%で、前年の同じ時期と比べると0.7ポイント減少しています。

    求人数は1,077人で0.7%減少、求職者数は364人で19.7%増加しています。求人倍率は2.96倍で、0.61ポイント低下しました。(ポイント数はすべて前年同期比)

    参考:令和4年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(令和5年3月末現在) (mhlw.go.jp)

     

    中卒の進路の種類

    中卒者のほとんどが高等学校への進学を決めていることと、中卒者の就職内定状況をみてきました。

    ここからは、文部科学省の公開する資料を参考に、中卒者の進路にはどんなものがあるか見ていきます。

    引用:『未来をひらく高等専修学校』 (mext.go.jp)

    この資料では、中卒後の進路を8種類に分けて紹介しています。中卒後の選択肢にはどのようなものがあるのか、一つひとつ確認していきましょう。

    高等専修学校

    高等専修学校は「職業教育」に重点をおく学校です。中卒者や高校中退者などが主な生徒で、医療や商業、工業関係などについて教える学校が多いです。ほかにも調理師や理美容師などの国家資格の取得、簿記をはじめとする仕事に活かせる資格の取得ができます。

    文部科学省のYouTube公式チャンネルでは、高等学校専修学校の魅力を紹介する動画も公開していますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

    中学卒業後のもう1つの進路⇒高等専修学校について(文部科学省より)

     

    高等学校

    中卒者の多くが選択している進路が高等学校への進学です。高等学校は、日本における「後期中等教育」と言われる段階に位置する学校のことで、略して高校と呼ばれています。

    高校卒業後の進路は進学が最も多いですが、就職する人もいます。一般的に高卒は大卒よりも給料が低いものの、就職先に困ることはなくなるでしょう。

    高等専門学校(高専)

    高等専門学校は工業分野もしくは商船分野(船舶運航やそのキャリアデザイン)について学べる専門的な学校です。略して「高専」と呼ばれます。卒業年限は5年と長く、特定の職業に就きキャリアアップしていくための知識を深く学んでいきます。

    「高等専修学校」「高等学校」「高等専門学校」はどう違う?

    「高等専修学校」「高等学校」「高等専門学校」は名前が良く似ていますが修業年限や卒業に必要な単位数、学習内容などが異なります。「高等専修学校」は中等教育に位置付けられ、専門知識を学ぶことができる学校です。工業、農業、医療、衛生(調理、理容、美容)、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養など文部科学省で定められた8分野を専門的に学ぶことができます。

    参考:『未来をひらく高等専修学校』 (mext.go.jp)

    「高等学校」は校教育法上「高度な普通教育及び専門教育」を行う学校とされています。専修学校では専門分野のスペシャリストを目指す教育を、高等学校では一般的な教養を学びます。職業教育を重視しており、仕事に活かせる資格の取得が可能です。高等学校が3年間であるのに対し、5年間の一貫校であることが最大の特徴と言えるでしょう。ちなみに、高等専門学校を卒業すると「準学士」という称号が得られます。

    専修学校一般課程

    専修学校のうち高等課程、専門課程以外の教育を行っている学校です。年齢を含め、入学のための資格が設けられておらず、誰でも自由に学べます。専門的な知識や技術を学べる学校で、その後の仕事や生涯学習に活かせるでしょう、

    公共職業能力開発施設

    公共職業能力開発施設は国や都道府県・市町村などが設けた施設で、職業訓練が行われています。主に「ものづくり分野」で働くための職業訓練を行っており、機械や電気などの知識とスキルが身につけられます。

    中卒者や高校中退者はもちろん、就職先が見つからない社会人が再就職を目指すために活用することも多いです。

    社会(就職)

    中卒者の現状「就職内定状況」でもお話した通り、中卒者であっても就職をしている人はいます。しかし、中卒者では「正社員率が低い」といったリスクもあることを忘れてはいけません。

    厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」(令和5年3月3日差替)によると、最終学歴別の正社員割合は、中卒者が37.5%、高卒は57.2%でした。高専・短大卒は60.2%、大卒は79.6%と、学歴が高くなるほど正社員の割合も上昇していることが分かります。

    参考:4-21c-jyakunenkoyou-h25_06.pdf (mhlw.go.jp)

    このほか「仕事の選択肢が狭まる」「基本給が少ない・出世に不利な場合がある」といった傾向にあるのが現状です。

    民間教育施設

    民間教育施設とは、主にフリースクールやフリースペースと呼ばれるもので、公教育(例:適応指導教室・相談指導学級など)とは異なる民間側の運営にあたるものをいいます。

    参考:「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日:文部科学省 (mext.go.jp)

    実施主体について文部科学省は次のように定めています。

    法人、個人は問わないが、実施者が不登校児童生徒に対する相談・指導等に関し深い理解と知識又は経験を有し、かつ社会的信望を有していること。(引用:title (mext.go.jp)

    中卒だって自分で進路を選択できる

    今回は中卒者の進路にはどんなものがあるかを一緒に考えてきました。大多数が高等学校への進学を希望しており、学歴による差(正社員率)もあるのが現状のようです。しかし、どんな選択肢を選んでも100%の正解はありません。

    例えば、大手上場企業のGMOインターネット株式会社のCEO熊谷正寿さんは高校を中退しており、最終学歴は中卒です。他にも中卒で有名企業の社長になった人や有名人はたくさんいます。

    参考:熊谷正寿 – 公式プロフィール | 熊谷正寿 – 公式サイト (kumagai.com)

    進学はゴールではなくスタート、あるいは人生における中間地点です。どんなにいい学校に進学しても有名企業に就職しても、実際学ぶのも働くのも自分自身です。

    大切なのは、他の誰でもない自分自身が進路について考えるということです。ただ、選択肢を知らなければそもそも選ぶことができません。

    中学校を卒業すると同時に義務教育期間が終わります。その後はこれまで以上に選択の連続で、責任も増えていきます。迷って悩んで失敗しながらも、自分で考えて決めたことはモチベーションにつながるはずです。

    もちろん、保護者をはじめとする人生の先輩へ相談することも大切です。世の中や誰かの正解ではなく、自分自身の正解を見つけられるように味方や情報をたくさん増やしていってください。

    進路が見つからない中学生には「はたらく部」がおすすめ

    保護者や先生に相談しても進路が見つからない中学生には『はたらく部』がおすすめです。

    オンラインで働き方や生き方を学べる教育プログラムで、「学校でも塾でもない、学生のためのサードプレイス」がコンセプトです。部活のような感覚で自分らしい働き方を見つけ、生きる力を身につけていけます。

    第一線で活躍する現役社会人がコーチとなり、ゲームのようなメタバース空間での講義や対話、ワークショップなどを行います。コーチには幅広い業界・業種の会社員・起業家からYouTuberまでさまざまな人がおり、さまざまな生き方をしている人生の先輩に進路の相談ができるでしょう。

    受講者同士のコミュニケーションが活発なのも魅力です。中高生向けのプログラムのため年齢層が広く、男女比率は6:4、年齢や性別を問わず参加しやすいでしょう。

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    詳しくはこちら:はたらく部 | 放課後集まる、未来の選択肢。

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    はたらく部LOG編集部

    はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。

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