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志望校の決め方を6つの観点から紹介!受験計画にも役立てよう

目次目次

    中学生や高校生にとって重要な志望校決めは、誰もが悩む大きな壁です。志望校を決める際には大きく6つの観点から決める方法があります。反対に失敗してしまう決め方もあり、後悔しない選択をするには注意が必要です。また、中学生と高校生によって受験スケジュールが異なります。志望校を決めるために必要な情報収集の手段、志望校が決まった後の流れまで紹介します。

    学校生活において大きな選択となる志望校選びは、沢山の人がぶつかる壁です。この記事では志望校の決め方と、失敗してしまう決め方まで説明していきます。後悔の無い志望校選びをしましょう。

    志望校はいつまでに決めるべきか

    志望校の最終決定は、中学生と高校生で時期が異なります。

    中学生の場合

    中学3年生になると12月頃に三者面談が実施され、そのころには最終的に決まることになります。夏のオープンスクールで情報を集め、秋頃には大体の志望校を決めておきましょう。また、公立入試は2月上旬から始まるのに対して、私立入試は1月上旬から始まります。受ける高校によっても変わることに注意しましょう。

    高校生の場合

    高校生が志望校を決めるおすすめの時期は高校2年生です。大学受験は出題範囲が広く、受験対策をするための時間をしっかり確保できるかどうかが、合格の分かれ道となります。また、高校受験と異なり大学や試験内容によっても対策方法が異なるため、高校2年生から受験勉強を計画的に始められるよう、早めに志望校を決定することをおすすめします。

     

    志望校の決め方・6つの観点

    志望校は、大きく分けて6つの観点から絞る事ができます。

    1.自分の夢ややりたいこと

    将来の夢ややりたいことがはっきりと決まっている人は、自分の想いを軸に志望校を決めましょう。例えば、学校の先生になりたい場合は教育学部を目指すという進路選択になります。具体的な夢が決まっていない場合でも、やってみたいことや興味があることから掘り下げてみましょう。

    2.勉強する内容

    将来の夢が明確でない場合、学校でどんな勉強をするのかという観点から決める方法もあります。例えば、商業高校や農業高校、工業高校など普通科目以外の教科を学べる学校を調べたり、興味がある授業を調べたりすることで、希望の高校・大学を見つけられる可能性があります。

    3.大学進学実績や就職実績

    大学進学を目指す人や、なりたい職業が決まっている人は、進学実績と就職実績から志望校を絞る決め方もあります。卒業したその先の実績がしっかりある学校は、自分の希望する進路を歩める確率が上がります。それぞれ学校のパンフレットやホームページに掲載されているため、情報収集しておきましょう。

    4.自分の実力と学校の偏差値

    将来の夢やなりたい職業は具体的にないが、進学はしておきたいと考えている場合、自分の実力や学校の偏差値から志望校を絞る決め方もあります。自分の偏差値からはほど遠い学校を受けても受験に失敗してしまい、勉強のモチベーションを下げてしまう可能性もあります。無理せず自分のペースで学び続けることは決して悪いことではありません。

    5.学校の場所や学費

    通う場所・学費の制約条件がある場合は、それを基準に志望校を絞る決め方もあります。自宅から通うことが先に決まっていれば、県内の自宅から近い学校で比較していきます。できるだけ学費を抑えたいという場合は国公立を選ぶなど、大きな判断基準となります。

    6.学校の校風

    理想の学校生活がある場合は、学校の校風から志望校を絞る決め方もあります。学校によっては、自由な校則・文武両道・規律が厳しいなど特徴が異なります。自分が過ごしたい学校生活をイメージし、それに近い校風の学校を選ぶことは、学校生活の充実度につながります。

    失敗してしまう決め方4選

    これまで志望校の決め方を紹介してきましたが、以下の方法で決めてしまうと後悔する学校選択になってしまう可能性があります。

    1.知名度・イメージだけで決める

    学校の知名度やイメージだけで志望校を絞る決め方は、実際に入学したときや過ごしていく中でマイナスのギャップを感じる場合があります。また、自分の性格や実力に合っていなかったり、ストレスになってしまう要因が含まれることもあります。

    2.学校や塾の先生に勧められたから

    先生は真摯に相談にのってくれたり、自分の成績や学校生活の態度も知ってくれているため、自分に合った学校をおすすめしてくれるかもしれません。しかし、先生に進められるがままに進学した結果、本来は行きたい学校ではなかったと後々公開したとしても、最終決定の責任は自分にあります。先生の意見は参考程度に、大事な志望校の選択は自分自身で決めましょう。

    3.友達と一緒の学校だから

    仲のいい友達と一緒の学校に行きたいから、という理由で志望校を絞る決め方は良い方法ではありません。友達と自分の進路や将来のキャリアの進み方は全く別物です。自分自身と向き合い、志望校を決定することが一番です。

    4.偏差値だけで決める

    志望校の決め方で、自分の実力や学校の偏差値から決める方法を紹介しました。しかし、偏差値だけで志望校を絞る決め方は良い方法ではありません。どんな勉強ができるのか、将来どんな職業につけるのかは、学校や学科によっても大きく異なります。自分の実力で行ける学校を絞った後は、本当にその学校で学びたいのか、不安な点や譲れない条件は他にないのか深く考えましょう。

    情報収集の方法

    学校を決めるための情報収集の方法は沢山あります。

    オープンキャンパス・オープンスクールに行ってみる

    実際に学校に足を運ぶことができる、オープンキャンパスやオープンスクールをぜひ活用しましょう。学校の模擬授業を体験できたり、学校の生徒・学生と話せる機会もあります。学校の校舎や部活動の雰囲気などを目で見て、学校生活を体感してみてください。

    学校の先輩や先生、身近な社会人の話を聞く

    自分より知識が豊富な先輩や先生、身近な社会人の方に聞いてみると、ネットには掲載されていない情報が手に入ります。周りの人がどんな学校生活を過ごし、もし自分がもう一度、生徒・学生に戻れるならどんな志望校選びをするのか聞いてみましょう。

    学校の進路資料室

    沢山の情報を一度に収集できるのは学校にある進路資料室です。進路に関わる資料や学校のパンフレットが沢山集まっています。受験対策本が置いてある場合や、先輩の受験体験談などレポートがある学校もあります。自分が在籍する学校の進路資料室を最大限活用して、志望校選びの重要な情報収集源にしましょう。

     

    志望校が決まったらすること

    志望校が決まった後は、どんなことから手を付けていけばいいのでしょうか。

    受験の計画をする

    まずは、入試までの受験計画を立てましょう。苦手分野を克服するための学習プランや模試を受ける時の目標設定などがあるとモチベーションを維持しながら勉強ができます。

    勉強の手段を決める

    受験計画が立てられたら、勉強の手段を決定します。勉強の手段は、独学・家庭教師・塾の3つになります。時間や予算が関わってきますが、自分にとってより効率的で効果的な勉強方法を選びましょう。

    勉強する

    受験計画を立てられ、勉強の手段が決まればあとは勉強するのみです。繰り返し問題を解き、苦手分野を克服していきましょう。勉強計画は途中から変更することもできますし、友達と助け合いながら勉強を進めていくことも重要です。

    課外活動をする

    総合型選抜や推薦を活用して大学進学を考える場合は、課外活動をしていると有利になります。積極的に課外活動をしましょう。早いうちから周りの人と差をつける行動や実績を積むことでコミュニケーション能力や企画力、プレゼンテーション能力を高めることができ、受験時に役に立つでしょう。

    早い段階で計画的に志望校を絞っていこう

    志望校の決め方のポイントと、その後の取り組みまで紹介していきました。受験を経験した人が口をそろえて話すことは、もっと早くから取り組めばよかったということです。ペースは人それぞれですが、早いに越したことはありません。志望校選びに手を付けられていない人も、まだ決め切れていない人も計画的に志望校を絞っていき、後悔のない選択をしましょう。

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    この記事を書いた人

    はたらく部LOG編集部

    はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。

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