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高卒で進学する?就職する?メリットデメリットを紹介

目次目次

    高校生の進路選択において進学するか、就職するか悩むこともあるでしょう。それぞれメリットとデメリットを持ち合わせているため、自分にとってどちらがメリットに感じるのか判断する必要があります。進路選択の際の決め方のポイントを踏まえながら、やってはいけない決め方にも注意しつつ進学するか就職するかを判断して行きましょう。

    進路選択にあたって進学するのがいいのか就職するのがいいのか悩むことがあると思います。どちらを選べば自分とってより良い選択なのか、メリット・デメリットの比較から、選択の基準まで詳しく説明します。

    高卒で進学/就職するメリット・デメリット

    進学のメリットは就職のデメリットにもなり、反対も同様です。自分にとって何が譲れない条件なのか詳しく知ることがポイントになります。

     

    進学のメリット

    進学すると大学卒業という肩書がつき、初任給が増え、選べる仕事の幅が広がります。また、在学期間分だけ勉強し続け、専門的な知識や技術を身に付ける付けることが可能です。

    進学のデメリット

    進学するためには学費を納めなければなりません。そのため、在学期間分の学費が必要になり、アルバイトで生活費を賄ったとしても、お金を増やすことが難しくなります。また、社会人になるまで学生の期間が伸びることになり、高卒と比べて社会に出るタイミングが遅れるというデメリットもあります。

    就職のメリット

    就職する場合、仕事をすることで給料を得る事ができます。アルバイトに比べ責任が増えますが、その分の賃金を得る事ができるため、贅沢ができたり、貯金を増やしたりすることが可能です。

    就職のデメリット

    就職することで給料を得られますが、大卒と比べると初任給が低い傾向にあります。また、選べる仕事の幅は限られてしまいます。人によっては高卒という学歴コンプレックスを抱くこともあります。

    進学と就職の流れ

    進学に決めた場合と、就職に決めた場合とではその後の流れが異なります。

    進学をする場合

    大学や短大の入試は高校3年生の1月ごろから本格的に実施されます。大学によって試験範囲や内容が異なりますが、高校3年生の夏は受験対策に充てることになります。専門学校に進学する場合は大学に比べてスタートが早く、10月から願書の受付が始まります。

    就職をする場合

    高卒の就職活動は高校3年生の7月から本格的にスタートします。7月1日に求人が解禁され、9月から受付が開始されます。そのため、3年生になってから自己分析や企業研究を始め、7月の情報解禁に備えられるとスムーズに就職活動を進められます。高卒の就活で注意しなければならないことは、応募できるのは基本的に1社のみということです。地域によっては「○月から複数社に応募できるようになる」などの見直しが行われていますが、学校求人に応募する場合は原則、1社のみと限られているため、慎重に進めていく必要があります。

    1人1社制は、実情に合わせて一部の県では見直しが行われており、今後変わっていく可能性があります。

    進路選択の決め方のポイント3つ

    進学するか就職するか決める際のポイントを3つに分けて紹介します。

    1.興味のある仕事

    1つ目は興味のある仕事を見つけることです。やってみたい仕事が、進学しないと目指せない場合は、必然的に進学に決まります。しかし、就職をしながら技術を身につけられる仕事もあります。例えば、料理人や美容師といった仕事です。専門学校で知識やスキルを学ぶ方法もありますが、アシスタントとして就職すれば、実務経験を得ながら学ぶことが可能です。

    2.学んでみたいこと

    2つ目は学んでみたいことを探すことです。これまで勉強してきたことを学び続けたいという想いがある人や、興味のある分野を研究してみたいという人は進学がおすすめです。学問を探求したいという想いだけでなく、接客業を学んだり、現場経験を積んだりしたい、という想いがあれば、就職がおすすめです。

    3.将来どんな生活をしたいか

    3つ目は将来どんな生活をしたいかイメージすることです。どんな場所で暮らし、どんな生活基準で暮らしていきたいのか想像すれば、必要な仕事量が見えてきて進路選択につながることもあります。バリバリ働くイメージがつけば、大企業に就職するために大学卒業することが目標になったり、将来起業するという選択肢も出てくるでしょう。プライベートと両立した暮らしを目指すのであれば、融通が利く職場やフリーランスという選択肢もあります。

    やってはいけない進路選択の方法3選

    これだけは避けた方がいい進路選択の方法についても紹介します。

    1.人から言われた話だけで決める

    1つ目は、周りの人から言われた話だけで進路を決めてしまうことです。どんなに信頼している人からおすすめされたとしても、実際自分に合った進路選択ではない可能性もあります。また、ネットの情報を鵜呑みにしてしまい、正確な情報を取捨選択できなかったということもあり得ます。得た情報やアドバイスが本当に正しい情報なのか、深く考え判断することが大切です。

    2.やりたいことではないが役に立ちそうという理由で決める

    2つ目は、役に立ちそうという理由で決めてしまうことです。将来役に立つという資格や学問の情報が流れている場合もありますが、進路選択において「なんとなく役に立ちそう」という理由だけで決めてしまうのはよくはありません。自分がやりたいことでない場合は、モチベーションが出ないこともあります。社会の一般的な情報で決めるのではなく、自分がどうしたいかを重視しましょう。

    3.学校や企業の知名度だけで決める

    3つ目は、学校や企業のブランドイメージや有名だという知名度だけで決めてしまうことです。この学校に入れば、この企業に就職できれば、将来は安泰だという考えでは、入った先のことを考えられていません。実際に入った後に自分に合わない場合もあります。また、学校や企業に入ること自体が目標になってしまうと、入った後どうしていいか分からない、ということも考えられます。

     

    進学か就職か決められない場合は?

    進学か就職かが、決め切れない場合もあると思います。その場合の方法について紹介します。

    身近な人だけでなく様々な大人に相談する

    周りの大人や友達、先生になぜその進路選択をしたのか聞いてみると有益な情報が手に入る場合もあります。最終的な判断をするのは自分自身ですが、周りの大人が人生の帰路をどのように判断したのか知ることは、自分の判断基準を設定するうえでも手助けになります。周りの大人でピンとこなかったら、課外活動に参加したりコミュニティに参加するなどいろんな大人と話してみるとヒントが見つかるかもしれません。1人で抱え込まず、周りを頼ることも大切です。

    同時進行で準備する

    高校生の場合は、就活と受験の両方を同時進行することも可能です。専門学校や大学の入試と並行しながら就職活動も進められます。しかし、同時進行するということは一方だけに集中できないことや受験費用がかさむことに注意しましょう。

    浪人する

    なかなか進路が決まらないのに無理やり進学や就職を決めてしまうと、やっぱり違った、となった場合には引き返すのに時間と労力がかかります。思い切ってもう1年先延ばしにすることで、受験勉強をしつつ自分自身と向き合う時間を増やすことができます。しかし、浪人する1年分の予備校の学費が必要であることや、行きたい進路先に必ず受かるというわけではありません。浪人するデメリットもあることにも注意しながら、慎重に判断しましょう。

    進学と就職のメリット・デメリットを考えて決めよう

    進学をする際にも、就職をする際にも、どちらにもメリットとデメリットは存在します。どちらを選ぶにしても最終的な決定権は自分にあります。自分自身にとってどちらがメリットに感じやすいか、自分の人生にとってどちらが最適かを、しっかり見極めて進路選択をしましょう。

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    この記事を書いた人

    はたらく部LOG編集部

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