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高校生の学習時間はどれくらい?大学合格に必要な時間や平均時間を解説

目次目次

    大学受験に向けて、必死に勉強している人も多いでしょう。成績を上げるためには、ある程度の勉強時間の確保は必須です。ただ実際、大学に合格するためにはどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。

    本記事では実際に大学受験に向けて取り組むべき勉強時間について、一般的に必要とされている平均時間などをもとに解説します。

    これから大学受験を控えている方はぜひ、本記事を参考にしてみてください。

    高校生の学習時間の平均はどれくらい?

    一般的に高校生が学習に費やす平均時間はどれくらいなのでしょうか。総務省が2006年に公表した「社会生活基本調査(2006)」によると、学校の授業や塾での勉強時間などすべてあわせて平日が7時間26分、休日が6時間23分となっています。また、平日には6割以上の学生が1時間以上、3割近くの学生が2時間以上勉強しており、逆に4人に1人がほとんど勉強していないというデータがあります。

    大学受験に必要な学習時間とは?

    それでは、実際に大学受験において本当に必要な学習時間は何時間なのでしょうか?もともとの頭の良さや学習の効率によっても受験に必要な学習時間は異なるため、一概に「◯時間勉強すると合格する」ということは言えません。

    しかしながら、目安として受験に必要な学習時間は、国公立大学の場合3,000時間、難関大学の場合には3,500時間以上と言われています。国公立大学の場合は私立大学と比べ科目数も多くなるため、その分勉強時間も長くなる傾向があります。一方で私立大学の場合、勉強時間の目安は2,000時間程度です。

    ただし何度も言うようにあくまで上記の勉強時間は目安です。自分の学力レベルを考えて、学習時間に囚われすぎずに勉強して成績を伸ばすのが最も重要です。

    高校生の年代別の平均学習時間

    続いて、高校生の年代別の平均学習時間について解説します。高校生の学習時間の目安は授業を除いて、「学年+1時間」などと言われますが、実際の平均学習時間は以下のとおりです。

    高校1年生

    高校1年生は、学校に入学して1年目ということもあり、まずは学校生活自体に慣れることが優先されます。そのなかでも、学力の基礎を付ける1年なのでもちろん学習も大切です。高校1年生の平均学習時間は、平日は2時間、休日は4時間程度が平均とされています。

    高校2年生

    高校2年生は、1年生に引き続き学校の宿題や授業の予習、復習などに学習時間を費やします。高校2年生は1年後の受験を意識して、より積極的に学習に取り組むことをおすすめします。気になる平均学習時間ですが、平日は3時間、休日は5時間程度を目安として取り組むと良いでしょう。

    高校3年生の夏休みまで

    高校3年生は、いよいよ大学受験シーズンです。自分が希望する大学に進学するためにも、しっかりと学習時間を取る必要があります。ただし春から夏までは、部活動やクラブ活動がある学生も多いため、学習との両立が大変なのが現実です。高校3年生の夏までは、平均学習時間は平日5時間、休日が7時間〜8時間が目安です。

    高校3年生の夏休み以降

    高校3年生の夏になると、部活動やクラブ活動を引退する人も少しずつ出てきます。引退すると、いよいよ本格的に受験勉強がスタートします。夏以降は、授業時間も含めて1日10時間以上の学習を目安に努力しましょう。自分が希望する大学へ進学するためにも、得意な教科を伸ばすのはもちろん、苦手科目も積極的に勉強してしっかりと力を付ける必要があります。

    実際の学習時間と成績の関係性とは?

    実際に学習時間と成績はどのような相関関係があるのでしょうか。東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が共同で行った調査結果によると、勉強時間が長い生徒は成績も優秀な傾向にあるのが分かっています。特にその傾向は小学生に強く、成績が良い生徒はそうでない生徒と比較して、1日あたり約30分程度勉強時間が長いことが判明しました。このことからも、学習時間は長いほうが成績に良い影響を与えやすいことが理解できるでしょう。

    参考:https://benesse.jp/educational_terms/5.html

    さらに成績を伸ばす方法5つ

    学習時間が長いほうがより良い成績を出しやすいことを理解したうえで、続いては成績を伸ばす方法について5つ紹介します。忙しくてなかなか学習時間が確保できないという方も、ぜひ参考にしてみてください。

    1.計画を立てて勉強する

    成績を伸ばすためには、学習時間を増やすことが良い手段であるのは間違いないでしょう。しかし中には、学習時間の確保が難しい方もいるのが事実です。そんな方はぜひ、計画を立てて効率よく勉強することを意識してみてください。計画や目標を立て、ゴールに向け逆算してスケジュールを立てて勉強することをおすすめします。計画が明確でないと、ダラダラと勉強してしまい効率が下がってしまうので注意が必要です。

    2.スキマ時間を有効活用する

    通学時間や朝の時間など、スキマ時間を有効活用して勉強すると成績も伸びやすくなります。例えばスキマ時間が1日20分だったとしても、1年間続けた人と、何もしなかった人を比較すると大きな時間差が生まれます。

    電車やバスの移動時間などでは、書く作業は難しいため、暗記系の勉強をするのがおすすめです。

    3.とにかく始めてみる

    成績に伸び悩んでいたら、とにかく学習を始めてみるのもおすすめです。成績が上がらないと言っている人ほど、実際には学習時間が足りなかったり、そもそも勉強をしていなかったりする場合があります。そういった人はまず机に座ってテキストを開き、とにかく勉強を始めてみる習慣を身につけることが大切です。

    4.こまめな休憩を取る

    こまめな休憩を取りながら勉強することで、効率よく学習できます。人間の集中力にはどうしても限界があります。そのため、1時間勉強したら15分休憩する、など自分なりのルールを決めて学習すると、効率よく勉強できるのでぜひ試してみてください。

    5.集中できそうな環境で勉強する

    集中できそうな環境で勉強するのも、学習するうえではとても重要です。静かな環境のほうが集中できる人と、すこし騒がしいほうが集中できる人など様々です。自分自身がもっとも集中できる場所を見つけて、効率よく勉強するようにしましょう。

    学習時間を増やして希望の大学に合格しよう

    大学受験に向けて、高校3年間で年代別に必要な学習時間や平均勉強時間について紹介しました。学年によっても異なりますが、高校生は平均すると平日6時間、休日7時間ほど勉強をしているというデータがあります。

    また、当然ですが勉強時間が長ければ長いほど、より優秀な成績を出しやすい傾向があります。自分が希望する大学に進学するためにも、本記事を参考にぜひ頑張って勉強に取り組んでみてください。

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    この記事を書いた人

    はたらく部LOG編集部

    はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。

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