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AO入試(総合型選抜)における志望理由書の書き方とは?例文やポイントを紹介
目次
AO入試(総合型選抜)を始め、各大学を受験する際には志望理由書の提出が必要です。ひとことで志望理由書といっても、受験する大学や学部によって書き方は異なります。志望理由書は受験の合否結果に大きく影響するため、しっかりとポイントを抑えて丁寧に記載する必要があります。本記事では、AO入試(総合型選抜)における志望理由書の書き方やポイント、具体的な例文についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
AO入試(総合型選抜)における志望理由書とは
AO入試(総合型選抜)における志望理由書とは、これまでにどのような経験をしてきたかや、これからのビジョンややりたいことが何なのかを、志望先の大学が確認するための書類です。一般入試の場合は学力試験において成績が良い人から順番に合格させますが、AO入試(総合型選抜)は学力試験はもとより、人柄や論文の内容、そして志望理由書にも重きを置いて総合的に合否を判断します。
志望理由書では、自分がこれまでに何をしてきて、どうしてその大学を志望しているのかを大学側にアピールする必要があります。
AO入試(総合型選抜)の志望理由書を書く前にやること3つ
AO入試(総合型選抜)の志望理由書を書く前にやることは大きく分けて3つあります。1つずつ解説します。
1.なぜその大学を希望したのかを考える
志望理由書を書き始める前に、なぜ自分はその大学に入りたいのか、改めて考えてみることをおすすめします。AO入試(総合型選抜)では学力試験や論文提出の他に、基本的には面接試験もあります。面接試験では必ずと言っていいほど大学の希望理由を聞かれるので、なぜ他の大学ではなく、なぜ受験している大学がいいのか、答えられるようにしっかり準備しておく必要があります。
2.なぜその分野を志望したかの理由を考える
希望する大学に入りたい理由の深掘りとあわせて、なぜその分野を志望したかについても自分の言葉で話せるようにしておきましょう。「なんとなく楽しそうだから」「面白そうだから」などといったふわっとした理由だと合格率が下がってしまうので、しっかりと論理的に、その分野を志望する理由を答えられるように準備しておく必要があります。
3.今後のキャリアや、やりたいことについて考える
今後のキャリアや自分のやりたいことについても、志望理由書を書く前に考えてみましょう。自分が成し遂げたいことや、理想の生き方・キャリアから逆算して、大学を選んだということが伝わると良いでしょう。
AO入試(総合型選抜)の志望理由書を書くときに気をつけるべきポイント4点
続いて、AO入試(総合型選抜)の際に気をつけるべきポイントを4つ紹介します。
大学のアドミッションポリシーを意識して記載する
大学が公表しているアドミッションポリシーを意識して志望理由書を記載するようにしましょう。アドミッションポリシーとは、大学が大切にしている考え方や基準などを示したものです。AO入試(総合型選抜)では、大学の価値観と志望者がマッチしているかも、大切な選考基準です。そのため、アドミッションポリシーと絡めた志望理由を記載すると合格率が高まります。
小中高時代にやってきたことと、大学でやりたいことを関連づける
これまでに頑張ってきたことや達成したことなどがあれば、積極的に志望理由書に記載していきましょう。その経験を活かして大学でやりたいことを記載すると、説得力が増してより良いでしょう。
具体的なエピソードを盛り込んで記載する
志望理由書には高校生までに頑張ってきたことや達成してきたことなどについて、なるべく具体的なエピソードを盛り込んで記載するのがポイントです。自分の経験について具体的に記載することで、話に説得力と深みが増します。具体的なエピソードを書く際には、その体験を通じて自分自身がどう変化したか、まで記載すると、成長をアピールできます。
自分自身の言葉で記載する
志望理由書は必ず自分自身の言葉で記載するようにしましょう。インターネットや生成AIなどから見つけてきた文書を引用しても、オリジナリティがなく結果的に他の人と差別化できません。自分がこれまでに経験したことを振り返り、言語化することで、思考の整理にもつながるため、必ず自分の言葉で記載するようにしましょう。
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AO入試(総合型選抜)の志望理由書を書く前にやっておくこと4つ
ここからは、実際に志望理由書を記入する前にやっておくべき4つのことについて説明します。
1.しっかりと自己分析をしておく
志望理由書を記入する前に、しっかりと自己分析をすることが大切です。AO入試(総合型選抜)は性格や人柄など、人間性についての質問もたくさん受けます。そのときにしっかりと答えられなければ、受験の合格率は下がってしまいます。自己分析をすることでこれからやりたいことへの解像度も上がります。自己分析は一人で行うのではなく、家族や友人、先生などから自分の強みや弱みをあらかじめヒアリングするなどして、しっかりと自己理解を深めるようにしましょう。
2.オープンキャンパスや説明会に参加して情報収集する
志望する大学のオープンキャンパスや大学説明会などに、参加することをおすすめします。オープンキャンパスや説明会に参加することで、ホームページでは分からないリアルな空気感や雰囲気を肌で感じとることができます。実際に入学してから想像と違った、と後悔しないためにも、できるだけオープンキャンパスや説明会には参加しておきましょう。
3.大学の職員に積極的に質問してみる
大学の職員と話せる機会があれば、大学での研究内容などについて、積極的に質問することをおすすめします。実際のリアルな声が聞けるほか、もしかすると積極的に質問することで、AO入試(総合型選抜)時にその意欲を評価してもらえるかもしれません。
4.現在所属している大学生へ質問してみる
職員以外にも、大学に通っている現役大学生にも質問してみてもいいでしょう。自分が希望する学部にはどんなタイプの人が多いのか、どんな学生生活を送っているのかを知ることで、入学後のリアルなイメージを持つことができます。入学後のイメージの解像度が上がり、志望理由書の内容にも厚みが出るでしょう。
志望理由書の構成例2パターンを紹介
最後に、志望理由書の書き方の構成例を2パターンを紹介します。
例文1:将来やりたいことをベースに記載する
1つ目のパターンが、将来やりたいことをベースに志望理由書を記入するパターンです。将来の理想のキャリアややりたいことをもとに、逆算して大学で学びたいことや大学に入りたい理由を記載していきます。直近で学びたいことと将来のキャリアに一貫性があれば、志望理由に説得力が出ます。
例文2:社会問題について、大学で学びたいことと関連づけて記載する
2つ目のパターンは、自分が興味関心のある社会問題について述べ、それに関連して大学で学びたいことを記載するパターンです。現状の社会問題の課題や改善点を述べ、どうして大学に行きたいのかを社会問題と関連づけて志望理由書を書くのもAO入試(総合型選抜)の志望理由書においては効果的です。
より良い志望理由書を作成してAO入試(総合型選抜)に挑もう
AO入試(総合型選抜)における志望理由書の書き方や例文について解説しました。志望理由書は自分がどうして大学に入りたいかをアピールする貴重な機会です。嘘のない範囲で将来のキャリアややりたいことと、大学側が学生に求めていることを関連付けて志望理由書を記入すると、より合格率が高まります。
ぜひ本記事を参考に、より良い志望理由書を作成してみてください。
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はたらく部LOG編集部
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