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【高校生向け】自分に向いてる仕事が見つかる5つの適職診断
目次
自分に向いてる仕事がわからない高校生に本当に試してもらいたい、5つの適職診断を紹介します。適職診断の結果を仕事選びに活かしたり、自分に本当に向いている仕事を見極めたりするためのコツも解説します。高校生は進学か就職か、進学にしても就職にしてもどんな分野に進むのかを決めなければならない大切な時期です。そのために今すぐできる8つの方法を紹介しますので、できることから試してみてください。
自分に向いてる仕事がわからない高校生に試してほしい、適職診断5選
自分にどんな仕事が向いてるのか検討もつかないというなら、適職診断を受けてみましょう。適職診断は向いてる仕事をピックアップしてくれるだけでなく、性格や能力などの「自分の特性」も分析してくれます。これをヒントに、向いてる仕事を探しやすくなるでしょう。
自分に向いてる仕事がわからないと悩む高校生に、特に試してほしい適職診断を、5つ紹介します。
適性ややりがいから詳しく自己分析「日本の学校 適職診断」
「日本の学校 適職診断」は全163問からなるとても詳しい適職診断です。質問は「パーソナリティチェック」「潜在能力チェック」「やる気・生きがいチェック」の3つに分かれ、性格や能力、何にやりがいを感じるのかをくわしく分析できます。
自分の能力や価値観などの軸から、どんな仕事が向いているのかをピックアップしてくれます。「能力を活かせる仕事に就きたい」「とにかくやりがいを重視したい」など、自分らしい働き方を探したい高校生にぴったりです。
たった10問で性格と適性を診断「マナビジョン 適職・適学診断」
「マナビジョン 適職・適学診断」はたった10問の質問に答えるだけで、性格や適性を診断できるサービスです。
診断は「性格診断」と「適性診断」に分かれています。性格的に向いてる仕事と、興味関心や得意なことから適性がある仕事をそれぞれ診断してくれます。
向いてる仕事だけでなく、自分の性格や特性をグラフとテキストで教えてくれるのもポイントです。自分について理解することで、仕事選びもしやすくなるでしょう。
具体的な質問で答えやすい「ハリケンナビ 高校生のための適職発見」
「ハリケンナビ 高校生のための適職発見」もたった10問の質問に答えるだけのお手軽な適職診断ですが、質問内容が「あなたが死んだ時、墓石に刻まれたい言葉は次のうちどれですか?」「ついつい日常生活でやってしまうことは?」などと、ユニークで具体的です。
他の適職診断ではどの選択肢を選ぶか迷ってしまう高校生でも、自分に当てはまる答えをスムーズに選んでいけるでしょう。
診断結果では客観性や分析力などの自分の強み一覧と、特徴や適職について具体的なコメントが表示されます。どんな仕事が向いてるのかを、能力と関心の両面から教えてくれます。
自己分析と他己分析ができる「アクセス ネクステージ 親子で考える17歳の進路」
「アクセス ネクステージ 親子で考える17歳の進路」は、自分の好きなことや興味のあることから適職診断ができる「自己診断」と、両親や友だちに自分を分析してもらえる「他己診断」ができる診断サービスです。
自己診断(ぽいぽいぽんっ!)では自分の好きなことを「将来趣味として取り組みたいか」「仕事として取り組みたいか」に分類していき、適職をピックアップします。仕事にすべき「好き」と、仕事にすべきでない「好き」を整理できる、ちょっと変わった適職診断です。
他己診断(たこしん!!)では「聞き上手」「協調性がある」などの要素のなかから、自分に当てはまるものを選んでもらいます。自分では気付いていない強みを見つけたり、その強みを活かせる仕事を探したりできるでしょう。
性格特性・長所・適職がまとめてわかる「ベネッセ教育情報 職業適性診断」
「ベネッセ教育情報 職業適性診断」は興味関心と能力の2つの観点から、向いてる仕事をピックアップするサービスです。診断は前半と後半に分かれ、前半では自分の関心がある分野や価値観を、後半では能力や性格から自分の適性を明らかにします。
自分の興味関心や価値観、能力などから適職をピックアップしてくれる、総合的な診断サービスです。
自分に向いている仕事がわからない高校生に試してほしい、今すぐできる4つのこと
「適職診断で出てきた仕事がしっくり来ない」「診断でわかった自分の特性を、仕事選びにどう活かしたらいいのかわからない」ということもあるでしょう。そんな高校生にぜひ試してほしい、自分に向いてる仕事を探すためにできる4つのことを紹介します。
適職診断で出てきた仕事について調べてみる
まずは適職診断で出てきた仕事について調べてみましょう。たとえば適職診断で「インダストリアルデザイナー」と出てきたら、「インダストリアルデザイナーとは」「インダストリアルデザイナー なるには」のように検索してみます。
「建築士」「弁護士」のような、仕事内容がイメージできる職業についても一度調べてみましょう。その仕事にはどんな工程がありどんな能力が求められるのか、どんなやりがいがあるのかなどを知ることで、自分に向いてる仕事かどうかを考えやすくなります。
適職診断で出てこなかったが興味のある仕事について調べてみる
適職診断で出てきた仕事だけが、自分に向いてる仕事ではありません。将来やってみたい仕事があるなら、その仕事についても調べてみましょう。適職診断の結果は参考程度にとらえ、それよりも「自分がやりたいこと」を大切にすべきです。
診断でわかった自分の特性や能力から、向いてる仕事を探してみる
診断を受けることで「協調性がある」「独創的」など、自分の特性や能力が見えてくるでしょう。「独創的な人 向いてる仕事」のように検索して、特性や能力を活かせる仕事を探してみるのもおすすめです。
診断結果を家族や友だちに見せて、アドバイスをもらう
診断結果を家族や友だちに見せてみることで、自分では気付けなかったことに気付けることもあります。
たとえば「独創的な人」と診断されたとしましょう。どんなところが独創的なのか、人と違うのか、自分ではなかなか見つけられないものです。
診断結果の適職一覧を家族や友だちに見せてみることで、「こういうところがこの仕事に向いてるよね」「この仕事は言うほど向いてないと思うな」などとアドバイスがもらえることもあるでしょう。
自分に向いてる仕事を見極めるために、高校生のうちにやっておきたい4つのこと
適職診断を受ければ、自分にどんな仕事が向いてるのかがぼんやりとわかるでしょう。
しかし、適職診断で出てきた仕事が本当に向いているとは限りません。「やってみたい仕事があるのに、診断では出てこなかった」ということもあるでしょう。
適職診断は仕事選びのヒントにはなりますが、自分に向いてる仕事を見極めることまではできません。
自分に向いてる仕事を見極めるために、高校生のうちにやっておきたい4つのことを紹介します。
長期のアルバイトで自分の長所や特性を探してみる
自分が仕事に対して何を求めているのか、どんなことにやりがいを感じるのかを知るには、実際に働いてみるのがいちばんです。高校生のうちからアルバイトをはじめ、自分にはどんな仕事が合っているのかを考えてみましょう。
アルバイトを続けていると、「この作業は楽しい、楽しくない」「自分は意外と愛想が良くて、お客さんに好かれるようだ」「後輩に仕事を教えるのが得意」など、自分の長所や特性が見えてくるはずです。
単発バイトでいろいろな仕事を体験してみる
自分に向いてる仕事を探すには、その仕事を実際にやってみるのがいちばんです。夏休みや冬休みだけ短期バイトをしてみたり、「タイミー」や「ネクストレベル」などの単発バイトサービスを使って1日だけ働いてみたり、いろいろな仕事を体験してみましょう。
仕事に関する本や小説を読んでみる
いろいろな職業について紹介している「仕事図鑑」のような本を読めば、世の中にはどんな仕事があるのか、それぞれの仕事のやりがいや将来性について手っ取り早く知ることができるでしょう。このような本は「仕事図鑑 高校生」と検索すれば、たくさん見つかります。
主人公が社会人の小説を読んでみるのもおすすめです。小説を読むことで、主人公の人生や考え方を追体験できます。小説は取材をしたうえで書かれていることも多く、主人公が働いているシーンを読むことで、その仕事がどんな仕事か想像することができます。
いろいろな職業の大人と話をして、仕事のやりがいについて考えてみる
実際に働いてみる以外にも、仕事や職業について深く知る方法があります。いろいろな職業の大人と話してみることです。その職業がどんな仕事なのか、何にやりがいを感じているのか、実際にその仕事をしている人に聞いてみるのです。
まずは自分や友だちの両親、お正月やお盆に会える親戚などに仕事について聞いてみるといいでしょう。アルバイトをしているなら、社会人のアルバイト仲間に「他にもお仕事をされているんですか?」と聞いてみるのもおすすめです。
自分に向いてる仕事に就くために、高校生のうちからキャリアプランを立てよう
適職診断で自分に向いてる仕事が見えてきたら、高校生のうちに、卒業後のプランを立てましょう。将来どんな仕事に就きたいのか、その仕事でどんなキャリアを歩んでいきたいのか、具体的なプランを立てるのです。
同じ仕事に就くとしても、ライフワークバランスを重視したい人とバリバリ働いてどんどん出世していきたい人では、キャリアプランが異なるはずです。その仕事に役立つ資格やスキルについて調べ、それをいつ、どうやって身に付けるのかもプランに組み込みましょう。
自分に向いてる仕事がわからない高校生は、まずは適職診断を受けてみよう
進路をこれから決める高校生には無限の可能性があります。
大学生は学校で学んだことを軸に仕事を選ぶことになりますが、高校生は進学して何を学ぶのかをこれから決められます。進学せず早めに働きはじめてスキルアップ・キャリアアップを目指すのもいいでしょう。
それ以前に「自分に向いてる仕事がわからない」という高校生は、自分にはどんな仕事が向いてるのか、どんな風に働いて生きたいのか検討もつかないなら、まずは適職診断を受けてみるのがおすすめです。
自分でも気付いていない特性や能力についても分析できる適職診断は、何かのヒントにはなるはずです。適職診断の結果を参考に、実際に働いてみたり身近な大人と話してみたりして、自分に向いてる仕事ややりたい仕事を探していきましょう。
はたらく部LOG編集部
はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。