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将来就きたい職業ランキングの00年〜23年変遷【高校生向け】

目次目次

    将来就きたい職業ランキングを知りたい高校生のあなたへ。本記事では、同じ高校生が選んだ将来就きたい職業ランキングを、最新の2023年夏の調査から2010年代、2000年代調査まで遡って紹介していきます。社会進出が近くなるにつれて、職業選択について悩む高校生も少なくありません。ランクインした職業に向いている人なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

    将来就きたい・なりたい職業ランキング【2023年の高校生】

    まずは、最新である2023年の将来就きたい職業ランキングから見ていきましょう。

     

    1. 公務員
    2. 教師・教員
    3. YouTuberなどの動画投稿者
    4. 看護師
    5. ITエンジニア・プログラマー
    6. 保育士・幼稚園教諭
    7. 会社員
    8. 歌手・俳優・声優などの芸能人
    9. デザイナー(ファッション・インテリアなど)
    10. 学者・研究者

     

    それぞれ、特徴・向いている人・ランクイン理由を解説していきます。

     

    第1位「公務員」

    高校生の将来就きたい職業ランキング1位「公務員」は、安定した職業であることが特徴です。

    公務員として働くことで、給与や待遇、年金制度、勤務時間が安定しているため、安心した生活が送れると考えている人は多いようです。

    また、公務員は地域や国民の福祉に貢献できるため、社会貢献度が高いという特徴もあります。

    公務員には、地道に仕事を進めることができ、規律性のある人が向いています。

     

    第2位「教師・教員」

    教師・教員は、教育に携わることで生徒たちの成長を支援し、未来を担う人材を育成できます。

    人と接することが好きで、生徒たちと関わることで自分自身も成長できる人が向いています。

    ランクインの理由は、将来の社会に求められる人材を育成する職業であることや、憧れの教師像があることなどが挙げられます。

     

    第3位「YouTuberなどの動画投稿者」

    YouTuberなどの動画投稿者は、創造性と自由な表現を求める若者に向いていると言えます。

    自分の興味や専門分野から独自のコンテンツを作り出し、それを配信することで人気を集め、収入を得る仕事です。

    必要なスキルや知識をオンラインで習得できるため、学歴が必要ないという特徴もあります。

    一方で競争が激しく、多くの時間や労力が必要なため、根気や努力が必要な点は注意が必要です。

    ランキングに入る理由は、自由で創造的な仕事であることや、インターネットやSNSの普及によって、より身近な仕事となったことが挙げられます。

     

    第4位「看護師」

    看護師は、人の命と向き合うことができる職業です。

    患者の健康状態や治療プランを把握し、丁寧にケアを行うことが求められます。

    また、身体的・精神的な負担が大きく、勤務時間も長いため、忍耐力や体力も必要です。

    向いている人としては、人の役に立ちたいという気持ちや、困難な状況でも冷静に対応できるタフさがある人が挙げられます。

    高齢化社会において需要が高まっていることや、やりがいや社会貢献度の高さが注目されています。

     

    第5位「ITエンジニア・プログラマー」

    ITエンジニア・プログラマーは、技術革新の波に乗れる職業であり、創造性と自由度の高さが特徴です。

    向いている人は、論理的思考力と問題解決力がある人、新しい技術に興味を持ち、常に学び続けることができる人です。

    現代社会においてIT業界は重要な役割を占めていることから、ランクインはある種必然とも言えるでしょう。

    日々進歩するテクノロジーを担うことによって、社会やビジネスでも大きな変化が生まれていくため、日々需要が高まっています。

     

    第6位「保育士・幼稚園教諭」

    保育士・幼稚園教諭は、子どもたちを指導し、育てるという大変やりがいのある仕事です。

    子どもたちのことを深く理解し、愛情豊かに接することが必要不可欠です。

    向いている人としては、子どもたちとのコミュニケーションを楽しめる人や、子どもたちを見守ることに喜びを感じる人が挙げられます。

    ランクイン理由としては、子どもを育てるというやりがいや、保育士・幼稚園教諭の負担軽減を目的とした政府の施策の影響などが考えられます。

     

    第7位「会社員」

    会社員は、安定した収入や社会的地位を得られる点が特徴です。

    向いている人としては、自分の意見をしっかり持ちながらも協調性のある人、積極的にアイデアの提案ができる人、チームで仕事をすることが好きな人などが挙げられます。

    ランクイン理由としては、会社員はさまざまな業種・職種があり、選択肢が豊富であることが挙げられます。

    また、長期的なキャリアアップが可能であるという点も魅力的な要素の一つです。

     

    第8位「歌手・俳優・声優などの芸能人」

    歌手・俳優・声優などの芸能人は、華やかで注目を集められる職業です。

    芸能人として成功するためには、持続的な努力や才能、そして運が必要であり、ときには芸術的センスに優れることも求められます。

    また、芸能界は競争率が高く、厳しい環境に耐えられる精神力や忍耐力も必要です。

    ランクイン理由としては、テレビや映画、音楽などエンターテインメント業界が魅力的なイメージを抱かせるためと考えられます。

     

    第9位「デザイナー(ファッション・インテリアなど)」

    ファッションやインテリアなどのデザイナーは、美的感覚や感性を活かし、新しいデザインを生み出すことが求められる職業です。

    クリエイティブな力が発揮できるため、アイデアを形にすることが好きな人や、美しいものにこだわりを持つ人に向いています。

    また、協調性やコミュニケーション能力が求められることもあり、チームプレイができる人にとっても適しています。

     

    第10位「学者・研究者」

    学者・研究者は、自分が探求したいと思う分野について高度かつ専門的な知識を身につけ、その分野における新たな発見や理論を生み出す仕事です。

    好奇心が旺盛で、地道な努力に耐えうる忍耐力を持ち合わせ、継続的な学習や研究に費やす時間や労力を捧げることができる人に向いています。

    また、学問に対する情熱を持っている人にも良いでしょう。

    今後の経済や社会の発展を担うためには新しい知見や技術の獲得が必要であり、それを生み出せる学者や研究者の存在は不可欠です。

     

    将来就きたい・なりたい職業ランキング【歴代の高校生】

    ここからは、以下2つの年代のランキングを見ていきましょう。

    • 2010年代の高校生調査
    • 2000年代の高校生調査

    それぞれ、2023年現在との相違点を中心に解説していきます。

     

    2010年代の高校生調査

    Benesse教育研究開発センターが2009年に発表した「第2回子ども生活実態基本調査」における、高校生のなりたい職業は以下の通りです。

    1. 教師・教員
    2. 保育士・幼稚園教諭
    3. 看護師
    4. 公務員
    5. 薬剤師

    資格を必要する職が多く、安定志向が見て取れます。

     

    2000年代の高校生調査

    リクルート高校生進路総研REPORT「高校生の職種イメージに関する調査」をもとにした2000年当時の高校生のなりたい職業は以下の通りです。

    なお、こちらはランキングとして掲載されていなかったため、順不同とします。

     

    • 公務員
    • 客室乗務員
    • 心理カウンセラー
    • ゲームクリエイター
    • 医師

     

    2010年と比べても違いが顕著です。

    とはいえ、公務員はいつの時代も一定の人気を博しています。

     

    将来就きたい職業は年々変化している

    高校生の将来就きたい職業ランキングは時代の変化や社会情勢の変化によって年々変わっています。

    たとえば、近年では新しい技術や分野の発展によりIT関連やエンジニアなどがランクインする傾向が見られます。また、YouTuberをはじめとしたインフルエンサーなる仕事が確立された点も、現代に見られる職業傾向といえるでしょう。

    時代の移り変わりによって、求められる職業や、注目される職業は変わります。

    トレンドだからという理由ももちろん志望理由として正当ですが、自身の得意不得意や情熱をそそげるか、などと照らし合わせて将来を考えることで後悔しない進路になるでしょう。

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    この記事を書いた人

    はたらく部LOG編集部

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