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大学に行くメリット・デメリットと将来への影響

目次目次

    「大学に行くメリットはあるの?」「大金を払ってまで行く必要があるの?」と疑問に思っている方もいるかと思います。しかし、大学に行く価値は高く、高卒と大卒では生涯年収も大きく変わっていきます。自分の視野や選択を広げるためにも大学進学について考えてみましょう。「大学に行く必要ってあるのかな?」と漠然と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。世間では大学に行く意味はないという考えを持つ人もいますが、大学でしか経験できないことは必ず存在します。「周りが行くから」ではなく、もう一度大学に通うメリットとデメリットを理解しましょう。

    大学に行く7つのメリット

    大学に行くメリットは専門的な学問を学ぶことだけではありません。メリットに感じる部分は人それぞれかもしれませんが、ここでは具体的にいくつか紹介します。

    1.興味のある分野を4年間学ぶことができる

    大学には経済・法学・工学・医学・文学・教育など数多くの学部があるとともに、座学のみならずフィールドワークや実践的な実験・研究もできます。

    自分の興味のある分野を4年という長い時間をかけて研究できる機会は大学や大学院にしかないので大きなメリットと言えるでしょう。

    2.大学卒業でしか就職できない企業がある

    就職活動をする際、高卒や専門卒の学生と比べ、大卒の学生は採用の募集対象となる企業の数がとても多いです。

    また、大学4年間の学びをさらに深めたいと思った人は大学院に進学することも可能です。もちろん学歴がすべてというわけではないですが、大学に進学することで就職活動の進路の選択が最大化されるというのは大きなメリットです。

    3.将来専門的な職業に就職できる

    医師や薬剤師など国家資格に代表されるような職業は大学で専門的に学ぶことで、受験資格を得られます。

    高校生のうちから将来的に国家資格を必要とする職業に就きたいと考えている場合は、大学に進学することをおすすめします。

    4.生涯賃金が上がる可能性がある

    厚生労働省が発表している令和4年賃金構造基本統計調査による「学歴別にみた賃金」は次の表の通りです。

    参考URL:令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

     

    また、ユースフル労働統計2022-労働統計加工指標集-によると、生涯賃金は次の表の通りになります。

    参考URL:ユースフル労働統計2022 ―労働統計加工指標集―|労働政策研究・研修機構(JILPT)

     

    この指標はあくまで可能性の話であり、年収は学歴を問わずその人の働き方や職業によって異なります。しかし、一般論として大学に進学することで年収が上がる場合が多いです。

    5.多様な価値観の人に出会える

    大学はこれまで自分が持っていなかった視点や気づきを与えてくれる人が沢山います。そういった人たちと出会うことによって刺激を受けたり、将来目指したい方向が見えてきたりするかもしれません。

     

    6.自由な時間が多いので様々なことに挑戦できる

    大学は基本的に夏休み・春休みが約2ヵ月ずつあり自分の好きなことに時間を使えます。

     

    留学やインターン、旅行など自由な時間を謳歌できるのは大学生の特権です。さまざまなものを見たり、触れたり、経験することで感性を磨くことができます。

    7.自立心・自主性が育つ

    大学では高校までの学生生活と比べて、自分で計画を立て、物事を決断する場面が多くなります。これは社会に出てからも必ず必要とされる能力なので、常に主体性をもって自主的に行動するよう心がけましょう。

    大学に行く3つのデメリット

    ここまでメリットをご紹介してきましたが、大学に行くデメリットはあるのでしょうか。

    1.高額な費用が必要になる(学費・生活費)

    大学に通うには、高額な学費が必要です。4年間に大学に納付する合計金額の目安は次の通りです。

    さらに大学では、自宅通いか1人暮らしによって金額は変わりますが、4年間の生活費も必要です。自宅通学の場合は4年間で40万円程度、1人暮らしの場合は4年間で110万円程度かかる想定をしておきましょう。

     

    参考URL:令和2年度学生生活調査結果(過去10回分の調査結果の推移) (jasso.go.jp)

     

    ▼大学の費用についてもっと詳しく知りたい方はこちら

    内部リンク「大学 進学 費用」を貼ってください。

    2.社会に出るのが遅れる

    大学は4年間通う必要があるため、高卒や専門学校卒に比べると社会に出るのが遅れてしまうのは事実です。少しでも早く働いて経済的に自立したいという人や特別な事情がある場合は社会に出るのが遅れることがデメリットになる場合もあります。

     

    3.目的がないと時間だけ浪費してしまう

    大学に行くメリットでもある、自由な時間が多いことでさまざまな事に挑戦できるという点は、裏を返せば何もしなければあっという間に4年間が過ぎるということになります。

     

    大学生活を意味のあるものにするのは自分の行動次第です。中途半端な気持ちで過ごしているとお金と時間の無駄になってしまう場合があるので注意しましょう。

    大学に行くのが向いている人3つの特徴

    ここでは大学に進学するのが向いている人の特徴をご紹介します。

    1.学習意欲が高い

    専門的な分野をもっと学びたい、新しいことに挑戦したいと学習意欲の高い人には「大学に行く」はおすすめです。大学によって学べる教科は様々なので、自分が学びたいと強く思える学科のある大学を選択しましょう。

    2.新しい価値観に触れたい

    大学に行くことで多くの人と出会うことを期待できるので、様々な価値観に触れたい人には「大学に行く」はおすすめです。学部の先輩後輩・教授・留学生・外部講師・企業の社長など自分から行動すれば誰の話でも聞くことができるのが大学進学の魅力の1つでもあります。

     

    また夢を持った友人や先輩に感化され自分もやりたいことや興味のある分野が明確になるかもしれません。

    3.目的意識を持って日々の生活を送れる

    大学生活でどんな学びを得たいのか、どんな出会いをしたいのか、将来どうなりたいのかと目的意識を持って日々の生活を送れる人には「大学に行く」はおすすめです。

    大学に進学して、自分の視野や可能性を広げよう

    大学に進学することで新しい価値観が広がったり、自分のやりたいことが見つかったりすることは多くあります。今後の将来にもプラスの影響をもたらすことが多いので大学に進学して、自分の可能性を広げることをおすすめします。

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    この記事を書いた人

    はたらく部LOG編集部

    はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。

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