ブログBlog
ユニークな仕事12選を「珍しさ」「転職しやすさ」「稼ぎやすさ」別に紹介
目次
将来、自分がどんな仕事に就こうかと考えたときに、「人とは違うユニークな仕事をしたい」と思うことはありませんか?世の中には「こんな仕事があったのか!」という驚きの職業が存在しています。この記事では「珍しいか」「転職しやすいか」「稼ぎやすいか」という軸から、あらゆるユニークな仕事を紹介します。またユニークな仕事に就く前に考えておきたいことについても紹介します。将来の自分の仕事選びの参考にしながら、読み進めてみてください。
知名度が低いユニークな仕事4選
まずはじめに、一般的にはあまり知られていない知名度が低いユニークな仕事を4つ紹介します。
ドローン操縦士
ドローンとは無人航空機で、そのドローンを操縦するのがドローン操縦士です。小型で人間にはできない役割を果たすドローンは、カメラを搭載して撮影する空撮ドローン以外にも、農業や物流、建設現場や災害時などあらゆるシーンで活用されています。ドローン操縦には操縦方法以外にも、法律の知識やプログラミングの知識など、専門的な知識を必要とします。今後も求められていく仕事でしょう。
ひよこ鑑別士
ひよこ鑑別士とは、卵から孵化されたばかりの鶏のヒナの性別を判定する専門職です。ひよこのおしりを見て、養鶏場で卵を育てるメスのひよこを選別していきます。日本では民間の資格があり、その正確さやスピードが求められます。日本で資格を取得し、ヨーロッパなどの海外で活躍するひよこ鑑別士もいます。
水先案内人
水先案内人(水先人)とは船や港の安全を守るため、日本の港湾や内海、海峡などで船を安全に導く仕事です。英語ではパイロットと呼ばれ、船や港の知識を前提として国家資格が必要となります。外国船に乗船することが多いため、英会話の力も求められます。
レゴマスタービルダー
多くの人が小さい時に遊んで慣れ親しんだ、レゴブロックのレゴ職人として最高峰の技術を持つ人が、レゴマスタービルダーです。世界にも10人とも噂されるほどトップレベルにレアで、ユニークな仕事といえるでしょう。。
転職しやすいユニークな仕事5選
次に、転職しやすいという観点からユニークな仕事を5つ紹介します。どの職業も今後の需要の高まりから、転職しやすいといえるでしょう。
探偵
探偵とは、探偵事務所や興信所などで他人の依頼を受けて調査しそれを依頼者へ報告する仕事です。具体的には聞込み、尾行、張込みなどにより調査を行います。個人間のトラブルが発生した時や依頼人が自力で調査できない時など、あらゆるシーンで活躍します。
特殊清掃・遺品整理
特殊清掃とは、通常の清掃業者では取り扱ってくれないような場合でも依頼できる清掃業者です。自宅や宿泊施設などで事故死があった場合など、高度なクリーニング技術を用いて原状回復を行います。また故人の遺品整理を行うこともあります。
デバッカー
デバッカーとは、開発中のITサービスやゲームなどでバグを見つけて報告するデバッグ作業を行う仕事です。ITサービスやゲームのテストプレイを行い、リリースされる前に正しく報告してバグの修復を助ける役割があります。エンジニアやプログラマーとしてのスキルは必須ではありませんが、スキルがあればそのバグの原因追及にも大いに役立つでしょう。
納棺師
納棺師とは映画『おくりびと』でも注目された職業で、亡くなった方の身支度をきれいに整えて棺に納め、葬儀中の「納棺の儀」を執り行う仕事です。亡くなった方が男性であれば髭を剃ったり、女性であれば化粧を施すなど、きれいな状態で旅立てるようにします。
YouTuber
YouTubeでコンテンツを制作し、配信することで広告収入を得るのがYouTuberです。人々が視聴したくなるような動画を企画して、他の動画とは違う話題になるコンテンツを届けることで多くの視聴回数となり、それに伴って広告収入も増えていきます。人気のYouTuberになれば企業とのタイアップ広告なども依頼が来るようになるかもしれません。
たくさん稼げるかもしれないユニークな仕事3選
次に、場合によってはたくさん稼げるようになるかもしれないユニークな仕事について3つ紹介します。
執事
執事とはお金持ちの主人に仕えて身の回りのお世話をしたり、時には事務などを執り行う仕事です。気配りやサービス精神はもちろん、頭の回転の速さや先読みして行動する能力が必要となるでしょう。主人に仕えてサポートする仕事であるため、契約次第では多くの報酬を得ることができるでしょう。
占い師
占い師とは、生年月日やタロットカードなどで依頼人について占う仕事です。依頼人が何に悩んでいるか寄り添い、カウンセリングしていく力も求められます。最近では対面だけでなく電話やオンラインでも占えるため、人気の占い師によってはたくさん稼げる職業となっています。
スタントマン
スタントマンとは、アクション映画などで俳優に代わって危険なシーンを代わりに演じる人です。高い身体能力や高度な技術が求められますが、危険なシーンによってはギャランティ(報酬)が高く設定されています。養成スクールに通い、事務所に在籍する人が多いようです。
ユニークな仕事に就く前に考えたい3つのこと
ここまで12種類のユニークな仕事について紹介しましたが、実際に自分が仕事選びをする際に考えたい3つのことについても知っておきましょう。
なぜその仕事がしたいのか
「この仕事がいいな」と思ったら、なぜその仕事がしたいのかを深く考えてみます。単純に「周りと違う仕事がいい」という理由であっても、深く考えると「人前に出ること」「多くの稼ぎがあること」など別の視点で理由が見つかるかもしれません。すると、その仕事にこだわらなくても同じ目的を果たせる他の仕事の選択肢に出会うチャンスとなるでしょう。
どんなスキルが必要なのか
ユニークな仕事は、他の人とは違うスキルが必要となることがあります。それらを習得しなければ職業としてお金を稼ぐことはできません。自分があきらめずに習得できるのか、自分の特性に合っているのかどうかもしっかり考えましょう。
ニッチ過ぎる仕事ではないか
ユニークな仕事は他の人とは異なる仕事でその職業に就く人も少ないですが、規模が小さく社会情勢などで今後衰退していくかもしれない場合もあります。その場合、他の仕事に転向できるかどうかも考えておきましょう。
ユニークというだけで仕事を選ぶのは危険!適性や将来性を考えて、自分に合った働き方を探そう
ユニークな仕事は、他の人が知らない世界に身を置ける面白さがあるかもしれません。しかしその仕事に就きたいと思う理由が、単純に「ユニークだから」というのは危険です。
他人の価値観に惑わされることなく。自分のできることややりたいことを整理して考え、今後の社会を予想して将来求められる仕事かどうかをしっかりと見極めましょう。そして自分に合った働き方や職業を、あらゆる可能性の中から探していきましょう。
はたらく部LOG編集部
はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。