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高校生の「進路が決まらない」問題・悩み別の解決方法を解説

目次目次

    高校生になると「進路が決まらない」という悩みを抱える人も出てくるでしょう。中学生の頃は「とりあえず進学!」という決め方もできますが、高校生になると中学生の頃よりも選択肢が増えますし、より将来を見据えた選択を迫られます。今回はそんな悩みを抱える高校生へ向けて、悩み別の解決方法や向き合い方を説明します。

     

    高校生の進路・将来に対する意識

    高校生の「進路が決まらないという悩み」や「進路が決まらない理由」について、一般社団法人全国高等学校PTA連合会と、株式会社リクルートマーケティングパートナーズが合同で調査した「第9回 高校生と保護者の進路に関する意識調査 2019年 報告書」を参考にみていきます。

    高校生の進路意識

    「進路についてどのくらい考えているのか」ここでは高校2年生時点での意識を調査し、次のような結果が出ました。

    (引用:資料5-2 一般社団法人全国高等学校PTA連合会 補足資料 (mext.go.jp)P33)

     

    進路について考えている人は全体の82%という結果でした。高校2年生になると進路への意識・関心は高まってくることが分かります。

    進路を考えるときの高校生の気持ち

    進路を考えている時、高校生はどのような気持ちを抱えているのでしょうか。

    (引用:資料5-2 一般社団法人全国高等学校PTA連合会 補足資料 (mext.go.jp)P34)

     

    約7割の高校生が進路を考える時に不安を感じているようです。このように数字で見てみると「進路が決まらない」と悩むことも不安に思うことも珍しいことではなく、当然のことだと分かりますね。

    高校生の進路が決まらない(気がかりな)主な理由

    高校生の進路が決まらない理由には、どんなものがあるでしょうか。

    次のような回答が上がっています。

     

    ►進路選択について高校生の最大の気がかりは「学力不足」。

    ①学力が足りないかもしれない (63%)

    ②自分に合っているものがわからない (34%)

    ②やりたいことが見つからない、わからない (33%)

     

    (引用:資料5-2 一般社団法人全国高等学校PTA連合会 補足資料 (mext.go.jp)P35)

     

    進路が決まらない(気がかりな)1番の理由は、「学力不足」を心配するものでした。次いで回答が多かった「自分に合っているものがわからない」「やりたいことが見つからない、わからない」は、学力不足を心配する人の半分ほどになっています。

    【理由別】高校生が「進路が決まらない」と悩む時の対策

    高校生の進路が決まらない理由であがった3つの回答に対してどのように向き合っていけばいいのか、どうすれば悩みを解決できるのか、将来の夢や理想の働き方につながる対策を紹介します。

     

    進路が決まらない理由①【自分に合っているものがわからない】

    「自分にあってるものがわからない」時は、自分の向き不向きを把握するところから始めてみましょう。

    この時、自分だけの意見で固めないことが大切です。できれば家族や友人、先生などに協力してもらって客観的な意見も合わせて分析していくと良いでしょう。

    また、この理由で悩んでいる人は「やりたいこと」と「向き不向き」を合わせて考えてください。確かに、向いていることを伸ばしていくというのも1つの選択ではあります。しかし、将来の夢や目標がある場合にはこの限りではありません。

    「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。どんなに「向いていない」ことであっても、自分が好きなことや興味のあることであれば、やり方や努力次第で夢や目標を達成する道も開けるはずです。

     

    進路が決まらない理由②【やりたいことが見つからない、わからない】

    「やりたいことが見つからない、わからない」場合は「どの学校に行けばいいのかわからない」「方向性が定まらず何を頑張ればいいかわからない」という状態かもしれません。

    解決策は「自分と向き合って好きなことや夢を探してみること」です。

    まずは、自己分析から始めましょう。過去の自分を振り返って「好きだったこと・苦手だったこと・過去に打ち込んだこと」などを書き出します。次に「なぜ好き(苦手)だったのか」や「どんなふうに打ち込んでいたのか」「どうしてその活動を頑張れたのか」など書き出し、内容を掘り下げていきます。

    分析が終わったら結果をまとめます。好きなものや行動の理由など掘り下げた内容の共通点を集めていくと、興味のあることやどんな時にモチベーションをあげられるのかが見えてくるでしょう。

    関連する学問や職業を探していけば、だんだんと進路が見えてきます。

     

    進路が決まらない理由③【学力不足】

    「学力不足」の解決方法は主に2つです。

    受験までに時間がある場合は、成績をあげるための努力をしましょう。少しでも効率をあげるために、まず「自分がどの科目で何点足りていないか」を分析してください。そのうえで、センターや2次といった節目で細かく目標点を設定しましょう。

    願書提出や受験まで時間がない場合は、実力に見合った学校を今一度探します。このとき、学力を軸に学校を探すのではなく、「限られた時間で目指せる、将来の夢や理想の働き方につながる学校を探す」ことを意識しましょう。

    どうしても進路が決まらない時

    「どうしても進路が決まらない」「何も思いつかない」というときは、現役社会人をコーチに招いた教育プログラム「はたらく部」がおすすめです。

    はたらく部はオンラインで働き方や生き方を学べるプログラムです。「学校でも塾でもない、学生のためのサードプレイス」がコンセプトで、部活のような感覚で自分らしい働き方を見つけ、生きる力を身につけていけます。

    第一線で活躍する現役社会人がコーチとなり、ゲームのようなメタバース空間での講義や対話、ワークショップなどを行います。コーチには幅広い業界・業種の会社員・起業家からYouTuberまでさまざまな人がおり、自分の目指す生き方をしている人と直接触れ合えるでしょう。

    受講者同士のコミュニケーションが活発なのも魅力です。中高生向けのプログラムのため年齢層が広く、男女比率は6:4、年齢や性別を問わず参加しやすいでしょう。

    オンラインで参加できる無料体験会もあります。全国どこからでも都合の良いタイミングで参加できるので、ぜひ一度遊びに来てください。

    詳しくはこちら:はたらく部 | 放課後集まる、未来の選択肢。

    最大のポイントは「焦らないこと」

    高校生が「進路が決まらない」と悩んだ時、1番大切なのは「焦らないこと」です。願書提出の締め切りが今週といった極端に時間がない場合は別ですが、焦って進路を決めてもあまり良い結果にはならないでしょう。

    どんな選択にも迷いや後悔はありますし、絶対の正解は存在しません。自分の人生ですから、なるべく自分と向き合い、時間の許す限り考えてほしいと思います。

    社会人になると、自分のためだけに使える時間は減ってしまうものです。高校卒業後の進路は、確かに将来に大きな影響を与える選択の1つではありますが、たとえ選択した進路で思い通りにいかないことがあっても、悩んだ時の向き合い方や問題を解決する力があれば、乗り越えられることがたくさんあるでしょう。

    あまり「深刻」になりすぎず、けれども「真剣」に自分の人生に向き合ってみてください。

    「はたらく部」に参加してみよう

    はたらく部は「学校でも塾でもない、学生のためのサードプレイス」がコンセプトの教育プログラムです。全国の中高生が集まるオンライン部室で受講者同士でコミュニケーションを取ったり、現役社会人のコーチから働き方・生き方を学んだりできます。

    コーチには幅広い業界・業種の会社員・起業家からYouTuberまでさまざまな人がいます。彼らの平均年収は1,170万円で、第一線で活躍するビジネスのプロといえるでしょう。そんなコーチとの対話や講義を通して、いろいろな生き方について知ることができます。

    オンラインで参加できる無料体験会もあります。全国どこからでも都合の良いタイミングで参加できるので、ぜひ一度遊びに来てください。

    詳しくはこちら:はたらく部 | 放課後集まる、未来の選択肢。

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    はたらく部LOG編集部

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