【最新版】これから需要が増える仕事や、便利な資格を徹底解説

2023-09-26

AIの台頭など、社会環境は常に変化しており、それに合わせて働き方も多様化しています。AIに仕事が奪われてしまう恐れがある一方で、業界によっては働き手が不足しており、これから需要が増える仕事もたくさんあります。本記事では、これからの時代に需要が増える仕事や、保有しているだけで重宝される資格について解説します。進路選択に迷っている高校生はもちろん、それ以外の方も必見の内容となっているのでぜひ最後までご覧ください。

これから需要が増える仕事の特徴4つ

これから需要が増える仕事の特徴について紹介します。下記で述べる4つの特徴をすべて満たしている場合には、今後需要が増えていく可能性が非常に高くなります。進路に迷っている人や、将来のキャリアについて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

安定した需要がある職業

時代の景気に左右されず、安定した需要があるかどうかは、仕事選びにおいてとても重要な要素です。例えば、一時的なブームに左右されて生まれた職業などは、時代の変化によって無くなる可能性があります。景気の良し悪しに左右されることがない、「衣食住」「医療」といった人々の生活に密接した仕事は、比較的安定した需要があります。

働き手が不足している職業

働き手が不足している職業も、今後の需要を考えるうえでとても大切な要素です。現状で働き手が足りていないような職種は、今後もしばらくは同じような状態が続くと予想されます。

また、高度なスキルを必要としたり、たくさん勉強が必要な専門領域などは人材不足の傾向が強いです。

機械ではできない職業

AIや機械ではできないような職業も、今後需要が増えていく大切な要因のひとつです。近年では人工知能が発達し、どんどんと便利な世の中になってきました。それに伴い、単純作業は機械が代替できることも多く、需要も減りつつあります。一方で、明確な答えがない人間にしかできないような仕事は、今後より需要が増えていくと予想されます。

仕組みを作る職業

単純作業は自動化できますが、そういった自動化するための仕組みを作るような仕事は、今後需要が増えると予想されます。業務を自動化する仕組みを管理する仕事は世の中にたくさんあります。例えば、業務を自動化するためのシステムを開発するエンジニアなどは、今後より必要とされる可能性が高いです。

実際にこれから需要が増える仕事5つ

ここからは、実際に需要が増える仕事について紹介します。需要増加が見込まれる仕事はさまざまありますが、本記事では、5つの職種について解説します。

1.営業系の仕事

営業系の仕事は、少なくとも今後しばらくは需要が増加していくと予想されます。営業職は名前の通り、ある一定のサービスや製品などを売り込む仕事です。営業は人間が感情を込めて商品を売り込むため、AIにはできない仕事です。

営業職は基本的には相手の反応や表情を見て、説明の仕方や伝え方を変えることが求められるため、機械化できず、絶対になくならない仕事のひとつです。

2.IT系の仕事

IT系の仕事も今後需要が増えていくだろうと推測されている仕事のひとつです。年々テクノロジーが進化してきており、それに伴ってIT系の仕事も増えています。そのなかでも特にITエンジニアは人手が不足しています。IT系のスキルを身に付けておくだけでも、貴重な人材になれます。

3.Webマーケター

Web上でさまざまな商品の販売戦略を立てるWebマーケティングは、特に現代において需要が尽きない職種です。商品を広く販売するためにはマーケティング戦略が必要ですが、そういった戦略を立てられる人は今後の時代も重宝されます。Webの世界は圧倒的なスピードで変化しているため、すばやく最新の情報をキャッチアップできる人材が求められています。

4.動画編集&動画クリエイター

動画編集や動画クリエイターも、この先需要が伸びていく業界です。YouTubeやTikTokなどといった、さまざまな動画コンテンツが盛り上がりを見せています。動画編集はもちろん、撮影ができるだけでも貴重な人材として、世の中から求められる人材になれます。

5.医療系・介護系の仕事

医療介護系の仕事は絶対になくならない仕事のジャンルです。少子高齢化社会が進む日本において、医療介護系の仕事量はどんどん増えています。そのため、医療介護系の仕事現場は人手不足になっている職場も多々あります。

実際に需要があり仕事に活かせる資格4選

実際に今後需要が伸びていく具体的な仕事について紹介しました。仕事の職種以外にも、各種資格を持っているだけで重宝されることがあります。

ここからは、持っているだけで重宝されて、仕事に活かせる資格について具体的に4つ紹介します。

1.日商簿記

公的な資格である日商簿記は、企業の経営活動を記録し、経営状況や財政状況について指摘したりアドバイスしたりできる職種です。企業内の経理や会計職で活かせるのはもちろんながら、知識として知っておくだけで今後の人生においてかなり役立ちます。また、資格を持っているというだけであらゆる企業で重宝されます。難易度は普通で、しっかりと勉強すれば高校生や大学生でも取得可能な資格です。ただし、２級以上の取得が望ましいです。

2.宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士も人気資格のひとつで、取得していると不動産業界における宅地建物の取引や金融業界での融資業務ができます。国家資格のため取得ハードルは高いものの、不動産業界では欠かせない資格です。不動産業界や金融業界での仕事の需要はこれからも変わらないため、持っているだけで他の人との差別化になります。

3.登録販売者

登録販売者は薬局やドラッグストアなどで「一般用医薬品」を販売するために必要な資格です。この資格を持っていれば、薬剤師がいない店舗でも一般用医薬品を販売できるため、多くの店舗が有資格者を求めています。薬剤師不足や少子高齢化が顕著な日本において、今後も需要は増えていくと予想されています。

4.TOEIC

TOEICは資格ではなく、990点満点の英語試験です。よりグローバルな人材が求められるこれからの人材において、どれくらいの英語力があるかを測るTOEICの点数はとても重要です。外資系の企業やグローバル展開をしている企業では、入社するための条件としてTOEICの点数に一定の基準を設けている場合があります。

TOEICの高い点数を保有しているだけで、市場価値が上がるので、ぜひ高い点数を目指して試験を受けることをおすすめします。