まずは無料体験

お知らせNews

80人が参加!企画・運営・登壇すべてを学生がつくる「夢とビジネスアイデアを語る」プレゼン大会を開催しました

目次目次

    中高生向けキャリア探索サービス「はたらく部」を運営する株式会社RePlayceは、2024年4月20日「はたらく部」に在籍する中高生ならではのビジネスアイデアや大きな夢を、大人や同年代みんなに発表するプレゼン大会を開催しました。本イベントの企画や運営は、はたらく部に参加していた卒業生である大学生インターンたち!社会人が温かく見守りながら、学生がみんなで作る場です。本イベントは、ハイブリッド形式で開催しました。

    イベント概要               

    「HATARAKU-BU FES 2024 【-令和の中高生が考える、「でかいこと」聞いてみませんか?- 】

    日時:2024年4月20日(土)12時~15時 ※受付開始 11時30分~
    12:00-イベント開始
    12:15-高校生ピッチⅠ「夢を語れ!」
    13:05-高校生ピッチⅡ「新規事業ピッチ」
    14:50-表彰式15:00-イベント終了

    会場Tokyo Innovation Base https://tib.metro.tokyo.lg.jp/

    〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 SusHi Tech Square 2F
    (アクセス)JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口|徒歩1分
    東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9出口すぐ公式サイトhttps://hatarakubu.jp/


    イベント開催の背景           

    日本の社会において、子どもたちは「自分は何を実現したいんだろう」と自問自答し、キャリアについて考える機会が少ないと言えます。学校生活ではなかなか体験することがない、「夢」と「ビジネスアイデア」について、自分らしい考えをもって表現する機会をつくることで、将来に向けた糧となる体験になることをねらいとした企画。成功体験をかさね、自己肯定感を高めることにもつながります。当日の発表、事前準備、企画・運営を担当する卒業生のすべてが初挑戦の学生でつくった、真新しいプレゼンコンテストで、学生11人が全力でプレゼンを創り上げた渾身のプレゼンテーションにより、学生たちの「はじめの一歩」となる1日になりました。

    プレゼンテーション
    高校生によるプレゼンテーションは、「夢を語れ!」と「新規事業(ビジネスアイデア)」の2つで発表されました。

    登壇者一覧

    テーマ「夢を語れ!」

    高校生ピッチ(ゆうと)
    高校生ピッチ(ゆうみ)
    高校生ピッチ(ななみ)
    高校生ピッチ(しょー)

    テーマ「新規事業(ビジネスアイデア)」

    高校生ピッチ(アーモンドナッツ)
    高校生ピッチ(ニコラス)
    高校生ピッチ(ひさと)
    高校生ピッチ(岩岡)
    高校生ピッチ(ゆーき&ななみ)
    高校生ピッチ(かっちゃん)

    高校生のピッチ(一部)をご紹介                  

    一歩踏み出せていない自分を変えたい!と語るゆうみさんは、「学校をつくりたい」という夢を語ってくれました。英語をもっとうまくなりたい、外国人の方と話したいのに自信がない、自分に甘えてしまっている・・そんな思いをヒントに、「留学生と気軽に話せる」「部活のように通える」学校をつくる夢をもっています。

    しょうくんは、「バリアをつくりたい」!SFゲームでよく見るバリアを、実際に作りたいと構想を聞かせてくれました。核融合発電で常時発電できるようにしたい、「未来のクリーンエネルギー」と言えるとアイデアを発表しました。もし実現できたら、「常時発電ができたり、建物や車、飛行機などに搭載できるなど、社会へ大きな影響がある」と語ります。自由な発想を真剣に聞くことができるのも、はたらく部ならでは。

    岩岡さんは、「WanSPOT」犬を飼っている人にアンケートをとってみたところ2/3が飼い犬の行動で困っている人は多いと回答したことをうけて、ドッグトレーナーと飼い主のマッチングサイトを考えました。ペット市場全体からの市場シェアを割り出し、マネタイズの仕組みを考えたり、実際に事業検証した様子も発表しました。今後は、犬と人が幸せに暮らせる世の中をめざし、ブラッシュアップしていきたいと述べました。

    昨年末に開催した「起業キャンプ」で優勝した「あそすて」の発表もありました。

    「外遊びを、習い事にしよう」というアイデアで、課題設定・ペルソナのシミュレーション・解決策まで、高校生の視点を活かした発表!放課後の居場所や過ごし方については、現実的な悩みでもあり、しっかりと存在する課題やニーズを見つめた事業アイデアで、小学生の保護者の方からの共感度も高く得られるように感じました。

    起業キャンプのイベントレポートはこちら https://hatarakubu.jp/news/event/3746/

    かっちゃんは、うつ病になる人を減らすための「園芸療法」について、ビジネスアイデアを発表しました。園芸療法とは、植物や花の「癒やし」の効果によってストレスの緩和、心身の健康回復を図ること。解消したい問題を本人・組織と分けて整理し、企業へ訪問して園芸療法を行うビジネスモデルや、今後取り組みたい仲間づくり、広報、企業に向けた書類作成なども具体的に発表しました。

    この日集まったのは、オンライン・オフライン合わせて約80人!学生から社会人まで、幅広い層が真剣に聞き入っていました。

    熱量高いプレゼンテーションを、リアルタイムでグラフィックレコーディングで表現してくださったのは、「中尾仁士 ★イラスト可視化士」さん。みんなの思いが、絵になっていくのが素敵です。眺めていて、イラストがどんどん出来上がるさまが、面白かったです!
    https://x.com/hatarakubu/status/1781547640725057934

    学生のピッチのほか、社会人による「お手本ピッチ」も展開!はたらく部代表の山本と、株式会社ReCuteをドコモにいながら起業した山下ももかさんによるプレゼンテーションも実施されました。

    山下さんは、ヘアアイロンのシェアリングサービスの事業を展開しています。株式会社NTTドコモの社内新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」を使って、起業。サービス概要とあわせ、失敗を恐れずに、やりたいことに挑戦することで、女性をエンパワーメントできるような活動をしていきたいと述べました。
    ReCute:https://inc.recute.jp/

    特別講演!世界が注目する岩元美智彦氏が登壇             

    JEPLAN(ジェプラン)会長の岩元美智彦さんが登壇、特別講演を実施してくださいました。

    岩元さんは、2007年、40歳をすぎてリサイクルを核としたビジネスで創業し、2015年日本人としては5人目となるアショカ・フェローに選出され、EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2015ジャパン チャレンジング・スピリット部門大賞受賞。2016年日経ビジネス次代を創る100人に選出されました。

    岩元さんは「みんな参加型の循環型社会~リサイクルは世界平和~」というテーマでお話してくださいました。

    「本物の循環型社会」を実現すべく、リサイクルに関するテクノロジーの開発と、国民を巻き込む様々なプロジェクトを推進されています。2015年、服やおもちゃなどの地上資源を活用してデロリアン(バックトゥーザフューチャーに登場する車)を動かしたいと提案し、見事イベントを開催し、大成功したり、「リサイクルで国民みんなで参加型のオリンピック・パラリンピックをつくろう!」を掲げ、スマホやケータイをリサイクルしたメダルの製作、衣類をリサイクルした燃料の生成、ペットボトルなどをリサイクルした選手団・スタッフのユニフォーム製作するプロジェクトを推進されています。

    「みんなでつなぐ地上資源経済圏」の構想もお話されました。我々の便利な生活の裏側には地下資源を奪い合う資源争奪戦争が起きていること、地下資源争奪戦争を終わらせるのは、金でもない、武器でもない、「わくわくやドキドキ」などの循環型社会で世界平和!と述べました。

    岩元さんの熱量と、大きなテーマの社会課題に沢山の人を巻き込みながら、「自分事」にする企画の面白さに、会場からは「もっとお話を聞いていたい」という感想が聞かれました。

    審査員のご紹介                     

    審査員のトヨマネさんこと豊間根 青地さん(はたらく部 特別コーチ/シリョサク株式会社代表取締役)パワポ芸人であり、はたらく部の特別コーチです。明るくするどいコメントで、学生の発表を盛り上げてくださいました。また、矢儀田 汐理さん(パーソルキャリア株式会社 広報部)大企業に勤めながら、海外でも多岐にわたる活動をしています。「はたらく」を誰より楽しんでいるので、コメントに説得力がありました。

    豊間根 青地氏
    「はたらく部」特別コーチ/シリョサク株式会社 代表取締役
    東京大学工学部卒。 サントリーで広告などを担当する傍ら、趣味であるPowerPointで作成したスライドがSNSで反響を呼び、「パワポ芸人」として出版・セミナーなど様々な活動を行う。 2022年に独立、「シリョサク株式会社」を創業。SNSフォロワー数は12万人を超える。

    矢儀田 汐理氏
    新卒でパーソルキャリアに入社。法人営業、キャリアアドバイザーなどでMVPを複数回受賞。2017年より広報部門に所属、パーソルホールディングス、ベネッセi-キャリアの広報を兼務。副業で企業、スタートアップ、自治体の広報や、テレビ番組の制作支援、各社のマーケティング支援などを請け負う。

    山本 将裕
    はたらく部代表/株式会社RePlayce 代表取締役CEO
    2010年にNTT東日本に入社。2015年NTTグループ内組織活性有志活動「O-Den」を組成。NTTドコモでは「ドコモアカデミー」学長に就任。2022年はたらく部を立ち上げ、2023年経済産業省「第13回キャリア教育アワード」優秀賞を受賞。2024年4月株式会社、RePlayceを設立。

    ゲスト登壇者のご紹介

    岩元美智彦氏 1964年鹿児島県生まれ。2007年1月、日本環境設計(現JEPLAN)を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。2015年アショカフェローに選出。著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)

    山下 ももか
    株式会社ReCute 代表取締役CEO
                                  
    株式会社NTTドコモの社内新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」を使って、起業。ヘアアイロンのシェアリングサービス事業に取り組んでいる。

    会場について:Tokyo Innovation Base

    有楽町駅徒歩1分に立地するSusHi Tech Square内に開設した新たなスタートアップ支援拠点です。

    東京都が昨年策定したスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」。その中には、「未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン」という大目標が掲げられています。その内容は、今後5年間でユニコーンの数、起業の数、そして官民連携の数をそれぞれ10倍に引き上げるというもの。世界一スタートアップフレンドリーな都市へ。Tokyo Innovation Baseは、世界の人々を結び付け、イノベーションを巻き起こす”結節点”を目指して活動をスタートしました。
    https://tib.metro.tokyo.lg.jp/

    この記事をシェアする

    • Twitter
    • Twitter

    この記事を書いた人

    高橋 亜美

    はたらく部 広報

    関連記事

    • 学習塾検索サイト「塾選」に掲載されました。

    • 令和5年度キャリア教育推進連携シンポジウムにて、中高生向けキャリア教育事業「はたらく部」が経済産業省「第13回キャリア教育アワード(大企業の部)」優秀賞を受賞

    • AI時代に必要な「社会と学校の繋ぎ方」はたらく部の山本将裕×東京大学教授の鈴木寛氏がNewsPicksで対談

    • TOP
    • ニュース
    • 80人が参加!企画・運営・登壇すべてを学生がつくる「夢とビジネスアイデアを語る」プレゼン大会を開催しました