中高生向けキャリア教育「はたらく部」、起業家の成田修造さんが特別顧問に就任
株式会社NTTドコモの社内新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」で企画検証された、中高校生向けキャリア教育事業「はたらく部」は、 起業家の成田修造さんが、2023年11月付で特別顧問に就任したことをお知らせいたします。特別顧問就任の背景いま、日本は「新しい資本主義」の実現に向け、「未来人材ビジョン」や「スタートアップ育成5カ年計画」など、今後の日本経済を牽引する新しい人材育成の方針を示しています。しかし、教育界においては、アントレプレナーシップ教育の導入校は現状8.8%に留まるなど、次世代を創る人材育成の「理想と現実のギャップ」が生じている状況です。また、様々な調査から、日本の若者は世界的に見ても自己肯定感・効力感や社会参画の意欲、グローバルな世界への挑戦意欲が顕著に低く、自身の将来や国の将来に「希望を抱けない」ような環境下にあるといえます。さらに、自身の進路に関して「親族」「先生」といった身近な大人以外の社会人に相談をする学生は全国で2%しか存在しないというデータもあります(※進路相談の現状高校生と保護者の進路に関する意識調査 https://souken.shingakunet.com/research/2010/07/post-7a54.html)。それらの背景を踏まえ、現代の中高生が「自身や国の将来に希望を抱ける」ような社会を創りたいという着想から、はたらく部がスタートしました。日本の文化である「部活」のように、放課後、中高生が社会人コーチ・同世代の熱い仲間と「社会や自分」について考えを深め、「はたらく」を学べる場所です。現役の社会人と学ぶオンライン部室は、全国どこからでも参加できるため、住んでいる地域に関係なく同年代の仲間ができます。業界の第一線で活躍する現役の社会人がコーチとなり、中高生の学びや進路形成など継続的に伴走支援をしています。「社会を知る・自分と向き合う・実践してみる」ことが体験できるワークショップや、仲間・コーチとの対話により、自己の強みの発見や、将来の進路について考え、一歩踏み出すための機会を提供しています。成田さんは、2012年株式会社クラウドワークスに参画して以降、起業家精神を持ちながら、人生をかけて様々な挑戦をしてきました。「これからの時代を生き残るための指南書」として自身の生い立ちをもとに起業のノウハウ、思考法などを紐解く『14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険』を、2023年10月18日に発売したばかりです。これからの「はたらく部」の事業拡大に向けた特別顧問として招聘し、知見や経験、豊富な起業ノウハウなどを活かした多角的な視点で、事業運営、戦略に関わる助言支援、プログラムや企画に関する助言などをいただきます。