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高校生ビジネスコンテスト一覧|出場経験者が難易度別におすすめ!

目次目次

    ビジネスコンテストに興味を持ち、どのようなものか気になっている学生や保護者の方、実際に出場してみようと考えている学生のみなさんはこんなことで困っていませんか?

    「ビジネスコンテストが多すぎて経験者からおすすめなビジネスコンテストを教えて欲しい」

    「ビジネスコンテストの申し込みから当日の発表まで一連の流れが知りたい」

    「どんなレベルの資料やプレゼンの発表をすればいいのかイメージが沸かない」

    などビジネスコンテストの種類や開催数が多すぎて、どれを選べば良いかわからなくなっていたり、出場してみたいが、どんなことをやるか不安で参加を迷っている方が多いと思います。(自分も3年前は同じ悩みを抱えていました。) なのでこの記事では自身の経験を元にしてレベル別でおすすめなビジネスコンテストの紹介、申し込みから当日の流れまで解説します。あなたにピッタリなコンテストが見つかり挑戦への不安もなくなること間違いなしです。

    高校生向けのビジネスコンテストとはどのような物なの?

    高校生のビジネスコンテストは中学校や高校に在学中の学生がチーム又は個人で考えたビジネスアイデアを、企業で働く社会人や様々な業界の専門家に審査いただき、発表内容に対してアドバイスをもらえる場となっています。

    また入賞などすると賞品、出資をもらえるような場所になっています。

    最近では総合型選抜(旧AO入試)に役立つため多くの学生が出場しており、参加学生の多くは総合探究の授業内で考えたアイデアを発表する学生が多いです。

    【厳選】出場者が選ぶ!!難易度別おすすめ高校生ビジネスコンテスト

    ここからは現役大学生が厳選した難易度別のおすすめビジネスコンテストとその詳細を詳しくご紹介していきたいと思います!

    下記の基準でレベル分けされているので自分のレベルにあったものをピックアップしてみていただけたらと思います!

    ・ビジネスコンテストに参加したことがない初挑戦の方

    ・ビジネスコンテストに参加したことがある経験者の方

    ・ビジネスコンテストを経て起業を本気で目指している方

    ・ビジネスコンテスト一覧

    全ておすすめなビジネスコンテストなので全て見ていただいても損はないです!

    初挑戦の方におすすめする参加しやすいビジネスコンテスト

    高校生Ring アントレプレナーシップ・プログラム – リクルート

    項目 内容
    主催団体名 リクルート
    コンテスト公式リンク https://www.recruit.co.jp/entrepreneurship/
    応募期間 参加受付:2024年4月5日〜7月31日
    プラン提出:8月1日〜9月30日
    参加対象年齢 高校生
    コンテストの流れ 1次審査 → 2次審査 → 3次審査 → 最終発表
    参加条件 スタディーサプリを個人or学校単位で使用されている方
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    コンテストのおすすめポイント!

    リクルートが主催している高校生Ringはビジネスコンテスト初挑戦の方にぜひ参加して欲しいコンテストです。
    自分自身もそうだったのですが、エントリーシートの書き方やアイデアの作り方など何から初めていいかわからず参加するか迷っている学生が圧倒的に多いと思います。
    しかし高校生Ringでは書類選考が始まる前からリクルートの方と一緒にビジネスプランの作り方やエントリーシートの作成方法などをゼロから教えてもらうことができます!
    また審査後も継続的にメンタリング(アイデアの相談)などを受けることができます。まさに初挑戦の方でも安心して参加できる環境が整っているのが魅力です。

     

    全国高校生マイプロジェクトアワード

    項目 内容
    主催団体名 認定NPO法人カタリバ
    コンテスト公式リンク https://myprojects.jp/
    コンテスト応募期間 10月15日(火)~12月6日(金)17:00
    参加対象年齢 高校生またはそれに準ずる年齢の方
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ 書類選考 → 1次発表審査 → 動画審査 → 2次発表審査 → 最終
    参加条件 身の回りの課題に対して自ら考え行動した経験がある方
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    コンテストのおすすめポイント!

    全国マイプロジェクトアワードは自身の地元や身近な地域課題をテーマに過ごしていて感じた課題や不満点、改善点などを見つけて発表を行うイベントになっています。

    テーマ自体が簡単なので初めての方でも問題なく参加できるイベントとなっています。

    項目 内容
    主催団体名 東和薬品株式会社、横河電機株式会社、読売新聞社
    コンテスト公式リンク https://www.towayakuhin.co.jp/bizcon/
    コンテスト応募期間 2025年4月7日(月)17時まで
    参加対象年齢 全国の高校在学生、高等専門学校在学生(1~3年生のみ)、全国の通信高校に在学の高校生
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ 書類作成 → ファイナリスト面談 → 最終発表
    参加条件 3人以下のチームまたは個人で参加
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    コンテストのおすすめポイント!

    1月から募集が開始されるビジネスコンテストで医療やヘルスケアに関する知識が浅くても、専門家やメンターがアイデア形成から丁寧にサポートしてくれるため、ビジネスプランを初めて作る人でも安心して参加できるのが魅力です。

    さらに、入賞すると実際の事業化に向けた支援や社会人や同じ学生との交流の場もあり医療やヘルスケア領域での起業を考えている人に一押しのビジネスコンテストになっています。

    経験者におすすめビジネスコンテスト

    マイナビキャリア甲子園

    項目 内容
    主催団体名 株式会社マイナビ・株式会社TBSテレビ
    コンテスト公式リンク https://careerkoshien.mynavi.jp/
    コンテスト応募期間 11月1日(金)~11月29日(金)12:00(正午)
    参加対象年齢 高校生またはそれに準ずる年齢の方
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ 書類選考 → プレゼン動画選考 → 準決勝 → 決勝
    参加条件 特筆事項なし
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    コンテストのおすすめポイント!

    ビジネスコンテストの二大登竜門のうちの1つと言われるマイナビキャリア甲子園

    総勢1万人以上の参加者が応募する中、1位のチームには100万円分の賞金がつくなど大規模なビジネスコンテストになっています。

    協賛企業の出題したテーマに合わせてアイデアを0から考えプレゼンすることが求められます。

    また総合型選抜で大学受験を考えている方にとってはマイナビキャリア甲子園で入賞すると1次選考が免除される大学もあるくらい権威性のある有名なコンテストとなっています。

     

    項目 内容
    主催団体名 日本政策金融公庫
    コンテスト公式リンク https://www.jfc.go.jp/n/grandprix/index.html
    コンテスト応募期間 2024年8月20日(火)~2024年9月25日(水)
    参加対象年齢 全国の高校生および高専生(1~3年生)
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ web申し込み → 最終審査
    参加条件 特筆事項なし
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    コンテストのおすすめポイント!

    高校生が知っているビジネスコンテストで一番有名と行っていいでしょう!高校生起業家のもう一つの登竜門と言われるのが、この日本政策金融公庫が主催している高校生ビジネスプラングランプリです!

    参加方法はwebからビジネスプランシートを記入するだけなので手軽に応募ができます。ビジネスプランシートの作成方法が不安な方は問い合わせからコンテストの担当の方が、在学中の高校までサポートに来てくれるのでぜひ活用してみましょう!

    本気で起業を考えている方向けビジネスコンテスト

    Tokyo Startup Gateway

    項目 内容
    主催団体名 東京都
    コンテスト公式リンク https://tsg.metro.tokyo.lg.jp/
    コンテスト応募期間 2024年5月14日~2024年7月7日
    参加対象年齢 15歳から39歳までの起業を目指すアイデア・プラン段階の個人
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ 一次選考書類 → 二次選考書類 → プレゼン審査会 → 決勝大会(THE FINAL)
    参加条件 2026年度末までに都内で起業を目指す方
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    コンテストのおすすめポイント!

    TOKYO STARTUP GATEWAYとは東京都が主催する本気で起業を目指している方向けのビジネスコンテストになっています。難易度は今まで紹介したものの中では圧倒的に高いです。400文字のエントリー用紙を提出することでエントリーできます。

    賞金は非常に豪華です。最優秀者(1名)300万円、優秀者(2名)150万円など、ファイナリストまでいくと高額な賞金やサポートが受けられます。また様々な第一線で働いている社会人やエントリーした参加者に会えるプログラムやアイデアを磨く機会などたくさん用意されています。
    気になった人はぜひホームページやYoutube等でコンテストの様子などを視聴してみてください。まずは出場イメージが掴むことをおすすめします。

     

    まだまだあります!高校生ビジネスコンテスト一覧

    2024年度 全国高校生ビジネスプランコンテスト

    項目 内容
    主催団体名 日本経済大学
    コンテスト公式リンク https://www.jue.ac.jp/businesscontest2024/
    コンテスト応募期間 2024年9月30日(月)締切
    参加対象年齢 高校生
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ 書類審査 → 本選(ファイナリスト)
    参加条件 高校生であること

    FRIENDLY PITCH – TIB JAM

    項目 内容
    主催団体名 TOKYO IDEATION JAM
    コンテスト公式リンク https://www.ideation-jam.metro.tokyo.lg.jp/friendly-pitch-jam/
    コンテスト応募期間 2024年3月26日締切
    参加対象年齢 情報なし
    参加費用 情報なし
    参加条件 情報なし
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    Tongaliビジネスプランコンテスト

    項目 内容
    主催団体名 Tongali
    コンテスト公式リンク https://tongali.net/biz-contest2024/
    コンテスト応募期間 2024年5月12日(日)まで
    参加対象年齢 大学生・大学院生・ポストドクター・中学生・高校生
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ エントリー → 予選 → 準決勝 → 決勝
    参加条件 応募時点で起業していないこと
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    岐阜協立大学「第7回高校生ビジネスアイデアコンテスト」

    項目 内容
    主催団体名 岐阜協立大学
    コンテスト公式リンク https://www.gku.ac.jp/topics/event/7-1.html
    コンテスト応募期間 2025年1月24日(金)まで
    参加対象年齢 高校1~3年生
    参加費用 参加無料
    コンテストの流れ 1次審査 → 2次審査(final)
    参加条件 なし
    コンテストの様子 YouTubeで視聴する

    高校生がビジネスコンテストに出場するメリット

    総合型選抜や自己推薦で圧倒的に有利

    ビジネスコンテストでの経験は総合型選抜や推薦入試の合格率を格段にあげることができます。なぜならビジネスコンテストにおける結果によっては入試の1次試験が免除になる大学があるなど、課外活動の成績が大学入試にそのまま繋がることが増えてきているからです。

    ※慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部 AO入試 2024夏秋AO 募集要項から転載

    ▼全国高校生マイプロジェクトアワード

    文部科学大臣賞,マイプロジェクトアワード特別賞,ベスト・オーナーシップ賞,ベストコ・クリエーション賞,ベスト・ラーニング賞

    ▼高校生ビジネスプラン・グランプリ

    グランプリ,準グランプリ,審査員特別賞,優秀賞受賞者

    注意:上記は全て個人での受賞のみを対象とする(グループやチームで受賞したものは対象外です)。

    ビジネスコンテストに参加していなくても総合型選抜で合格することはできますが、指定のビジネスコンテストで入賞していると1次試験免除などで合格に近づくことは間違い無いでしょう。また他の学生がチャレンジをしていない課外活動で挑戦した経験は面接や志願理由書の中で大いに興味深い話として役立ちます。また面接官からみても自身で考えて新しいことに挑戦でき学ぶ姿勢は成長意欲のある学生として評価されるでしょう。

    高校生ビジネスコンテストの参加方法

    エントリーシート提出

    コンテストの一次審査として多いのが400文字など文字数が決められたエントリーシートによる提出です。
    イメージとしては学校の先生に文化祭の企画を提案するようなイメージです。自身の企画アイデアに対する思い、考えたきっかけ、アイデアのわかりやすい概要などが求められます。
    またコンテストによっては下記のように審査基準が事前に掲載されている場合もありますので、必ず事前に確認をし審査基準に沿ったエントリーシートを作成しましょう。

    例:TOKYO STARTUP GATEWAY

    (1)アントレプレナーとしての熱意・ビジョン
    (2)新しい市場を拓く革新性
    (3)ビジョン実現に向けた計画性
    (4)共感性

    参考:https://tsg.metro.tokyo.lg.jp/guidelines

     

    プレゼン動画を提出

    次に自身が実際にプレゼンしている動画を録画して提出する審査方法があります。

    自身のパソコンのzoomなどで資料を画面共有しながらプレゼンを行い、録画した動画を提出する形式です。実際に目の前でプレゼンテーションを行うわけではないため、何度でも撮り直しが可能です。プレゼンは練習量がものを言うので何度も練習して自分が納得するまで撮り直しして挑戦してみましょう。

     

    全部見せます!高校生時代のビジネスコンテスト アイデア例

    エントリーシート例


    「ベジホーム」- 家庭菜園の余剰野菜を活用する革新的マッチングプラットフォーム

    私は小学生の頃から家庭菜園を続けており、野菜が余ってしまう課題に直面してきました。この経験から、余剰野菜を効果的に活用できるプラットフォーム「ベジホーム」を提案します。

    現在、日本の食料自給率は低下の一途をたどっていますが、家庭菜園人口は350万人を超え、農業就業人口の2倍以上に達しています。この潜在的な生産力を活かすことで、食料自給率向上に貢献できると考えています。

    ベジホームの特徴は、野菜に特化した使いやすさにあります。出品者は質問項目に答えるだけで簡単に出品でき、専用の鮮度保持パッケージで安心して発送できます。さらに、出品者同士のコミュニティでノウハウを共有できるため、初心者でも気軽に参加できます。

    購入者にとっては、市場では入手困難な在来種や無農薬野菜を購入できる貴重な機会となります。詳細な検索機能により、希望の野菜を簡単に見つけることができ、生産者の顔が見える安心・安全な野菜を手に入れることができます。

    初年度は生産者登録160人、月間ユニークユーザー数10,000人、購入者登録1,500人を目標とし、売上高89万円を見込んでいます。3年後には売上高448万円への成長を目指します。

    また、ベジホームは食料自給率向上だけでなく、種の自給率向上にも貢献します。国内の採種農家と提携し、固定種・在来種の保存と普及を進めます。これにより、現在ほとんどを輸入に頼っている野菜の種子についても、国内生産の割合を高めることができます。

    サービス運営における課題として、品質・鮮度管理や配送コストの問題がありますが、専用パッケージの提供や配送会社との取引量に応じた交渉により解決を図ります。また、商品状態を明確に表示するシステムを構築し、購入者とのトラブルを未然に防ぎます。

    ベジホームは、単なるマッチングサービスではありません。家庭菜園家の想いを届け、日本の食料問題解決に貢献する、社会的意義の高いプラットフォームとして成長させていきたいと考えています。


     

    プレゼン資料の例

    私が高校生の時にビジネスコンテストに提出した実際の資料です!

    下記の資料スクロールできるのでぜひ参考にしてみてください。

    参考プレゼンの動画

    ビジネスコンテストに出場したい中高生におすすめはたらく部

    ビジネスコンテストに出場を考えてはいても、目の前の1歩が踏み出せない学生にぜひ参加して欲しいのが、オンラインでビジネスを学べるはたらく部というオンライン部活動です。

    「はたらく部」では、オンライン上で、上場企業や起業家など、最前線で活躍する社会人から、ビジネスコンテストに出場するためのアイデアの作り方から出場後のアドバイス、プレゼンの仕方などを継続的に学ぶことのできるサービスになっています。

    私もはたらく部の社会人コーチに教わりながらビジネスコンテストにどんどん参加できるようになったのでみなさんもぜひ参加してみてください!

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    この記事を書いた人

    篠原 佑介

    はたらく部卒業生 第一号 はたらく部インターン次世代創造部 部長 営業担当 勉強が好きではなかったので、高校生の頃から外部のプログラムやビジネスコンテストなどに出場、社会人を相手に準優勝するなど、課外活動に力を入れてきました。

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