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給料アップにつながる7つの資格・資格なしでも稼げる仕事とは?
目次
一般的に、医師や弁護士などの国家資格を有する職業は高収入と言われていわれています。しかし、国家資格となると試験勉強や難易度の高さから現実的ではないと考える方もいるでしょう。そこで、本記事では、現実的に取得しやすく給料アップにもつながる資格を7つ紹介します。また、資格がなくても就きやすい仕事も紹介しますので、参考にしてみてください。
給料アップに結びつく資格とは?資格選びの前に知っておくべき3つのこと
まずは取得する資格を選ぶ前に以下の3つのことを確認しておきましょう。
大学に入らないと取れない資格は給料は高いが、進路が決まってしまう
資格になかには大学に行かないと取れない資格があります。例えば、医師・歯科医師・獣医師、薬剤師です。これらの国家資格は、受験資格に「大学において医学(歯学・獣医学)の正規過程を修めて卒業した者(卒業見込みを含む)」などと規定されているため、大学を卒業しなければそもそも受験もできません。
また、こういった専門的な分野に進む場合、大学に進学する時点で選べる職業は限られてしまうでしょう。
難易度が高すぎる資格は挫折しやすく、時間とお金が無駄になることも
難易度が高すぎる資格として司法試験を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
弁護士・検事・裁判官になるための司法試験は、原則法科大学院を卒業することが必須条件のため、大学の4年間と合わせて受験するまでに約6年かかります。
さらに予備校に通うなど、時間とお金がかかります。難易度の高い資格に挑戦するには強い意志と覚悟が必要です。そうでないと、かけたお金と時間が無駄になってしまいます。
資格取得のメリットは給料アップだけではない
資格を取得するメリットは給料アップだけではありません。その分野についてさらに知見を深めることで自信につながったり、仕事の幅が広がることもあるでしょう。
資格勉強をはじめる前に考えたい、給料アップのための3つのこと
給料をアップさせたいなら、資格の取得や勉強をはじめる前に、以下の3つの点について考えてみましょう。
まずはキャリアプランを明確にする
まずはこれからどのような仕事をしていきたいか、自分の将来像を明確にしましょう。そうすることでこれから自分に必要なスキルややるべきことが見えてくるでしょう。
雇用されて安定したキャリアを歩むのか、独立して大きく稼ぐのか
次に、自分のキャリアプランを実現するためにはどのような働き方が良いか考えてみましょう。今の会社で給料アップが見込めないのであれば、転職や独立といった選択肢もあります。
そもそも給料アップに本当に資格が必要なのか
また、そもそも給料アップに資格が必要かどうかも改めて考えてみましょう。自分のスキルアップのための資格取得ならいいですが、単に年収アップだけを目指すなら副業や投資などの方法もあります。
現実的に取得できて、本当に稼げる厳選7つの資格
では、ここからは資格を取ることで稼げる資格を7つ紹介していきます。
1.不動産業界の花形「宅建」
宅建とは「宅地建物取引士」の略称で、この資格を取得することで不動産に関する重要事項の説明など宅建士だけに許された独占業務を行うことができます。そのため、不動産業界や建築業界、金融業界での就職や転職、独立に役立ちます。
2.就職にも独立にも「プログラミング系の高難易度資格」
プログラミングの仕事は資格や免許がなくてもできますが、資格を持つことでスキルの証明にもなります。「PHP技術者認定試験」や「ITパスポート試験」などがおすすめです。
3.独立すれば年収1,000万円も「ファイナンシャルプランナー」
ファイナンシャルプランナーは「暮らしとお金」に関する幅広い知識を有します。多くの金融機関では、FP知識の習得を推奨していたり、資格の取得を昇進・昇給の要件とするところもあります。
また、転職や独立の場面でもFP資格が役立つこともあるでしょう。
4.コンサルタント系の国家資格「中小企業診断士」
中小企業診断士は経営コンサルタントに関する唯一の国家資格です。経営全般の高度な知識を有していることを証明する資格のため、キャリアアップ、給料アップに役立つ資格とい
えるでしょう。
5.経理・経営についての理解が深まる「日商簿記検定2級」
簿記検定は3級からありますが、2級以上は経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の1つです。2級の取得は給料アップや就職・転職につながるでしょう。
6.引く手数多のデータサイエンティストになるなら「統計検定」
統計検定とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する力はAI導入などでこれからますます必要とされるでしょう。
7.実は働きながらでも取得できる「MBA」
MBAは経営学修士号と呼ばれる学位で、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。近年では、企業経営のプロフェッショナルを目指し、働きながらビジネススクールに通う方も増えています。
資格がなくても就きやすく、給料アップを目指しやすい4つの仕事
資格がなくても就きやすく、給料アップを目指せる仕事はあります。
資格不要!実力次第でいくらでも稼げる「営業職」
営業職は営業成績さえ良ければ給料アップでき、資格は必要ありません。ただし、職場によっては資格の取得を求められる場合もあるので確認しましょう。
実績重視!未経験でも資格があれば就職しやすい「エンジニア」
エンジニアになるには業務に必要な専門的な知識やスキルを身につける必要がありますが、資格が必須というわけではありません。しかし、給料アップを目指すなら資格の取得をおすすめします。「基本情報技術者試験・応用情報技術者試験」は知名度の高い国家資格です。転職や独立にも役立つでしょう。
未経験OK!資格取得で着実に給料アップ「介護職」
資格がなくても介護職には就けますが、介護福祉士などの資格を取得することで手当がもらえたり、基本給がアップする場合があります。
また、介護福祉士の資格を取得して5年以上の実務経験を積めばケアマネージャーの資格にも挑戦できるため、キャリアアップを目指せます。
時給アップが早い!副業からはじめられる「フリーランス系専門職」
エンジニアやデザイナー、ライター、動画クリエイターなどのフリーランスでできる専門職は特別な資格を有する必要はありません。
しかし、それぞれ専門的な資格を取得することでスキルの証明になり、高収入が期待できるでしょう。
資格取得は給料アップと転職・就職の近道になる
資格を取得することでスキルアップや給料アップにつながり、その後の仕事のモチベーションも上がるでしょう。また、自身のキャリアプランを考えたときに資格を持っていることで、就職や転職・独立に有利になることもあります。ぜひ資格の取得に挑戦してみてください。
はたらく部LOG編集部
はたらく部LOG編集部は、中高生のみなさまやその保護者の方々に役立つ情報を発信していきます。