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新しい教育で社会にインパクトを与えよう! 「はたらく部」代表・コーチ・生徒の座談会【後編】
目次
リリースして1年が経ち、爆速で成長する「はたらく部」の魅力について、代表の山本・コーチの畠山・初期から参加する生徒の篠原が、1年間の振り返りとともに語るインタビュー、後半です。
プロフィール
山本 将裕
はたらく部 代表
・NTTdocomo イノベーション統括部/ドコモアカデミー学長
・iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員准教授
畠山 怜之
コーチプロデューサー/初代コーチ
・株式会社FASHION X 代表取締役
・iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員准教授
篠原 佑介
大学生インターン/初代「はたらく部」部員
初代部員として「はたらく部」に参加したきっかけ
―― 篠原さんはどんなきっかけで入部したのでしょうか?
(篠原)もっつさん(山本)が私の高校に出張授業にこられた時、誘われたことがきっかけです。当時のマインドの面で言うと、ザ・普通の高校生で「頭のいい人たちにはこのままじゃ勝てない」と思っていて、どうやったら勝てるのかな、このままで良いのかな、、というモヤモヤとした漠然とした不安を抱えていました。その時に「はたらく部」と出会って、社会のことをちゃんと知った方が良いのかもしれないと思ったことが、入部する後押しとなりました。
―― オンライン部活へのイメージは湧いていましたか?
(篠原)高校入学と同時にコロナ禍だったので、高校三年間、ちょうどコロナで自粛生活が続いていたのでコミュニケーションが基本的にzoomであったり、オンラインで初めまして、というのには慣れていました。「はたらく部」は初期からの参加でしたが、オンライン部活のイメージはなんとなくありました。
高校生から見た「はたらく部」の面白さ・難しさ
―― 実際に、参加してみてどうでしたか?
(篠原)はたらく部に入ったからこそ参加できたビジネスコンテストや、合宿やプレゼンテーションなど何かに挑戦することは、入部しなかったらできなかったことですね。
とくに面白かったことは、セッションはもちろん、いろいろな方との雑談です!高校生の日常で、自分の親以外の大人と触れ合うことは無いので、コーチの方と会話することは新鮮でした。(前編で)はたけさんもおっしゃっていましたが、新しいことを知れる瞬間があり、目を開くような体験ができて、とても楽しかったです。
いっぽう、最初のころは、グループワークは難しいなと感じました。同級生もいるし学年が違う子もいる中で、オンラインで初見のみんなとうまく話す、話を引き出すというのは慣れるまでは苦戦しました。今では、ファシリテーションも慣れてきて、段々とできるようになったのですが、数か月セッションに参加して、コーチからも「こういう風に進行してみると良いよ。見ててね」など、体験しながら学べたことはとても大きいです。
高校生プレゼンバトルについて
――しのゆうさんは、今年、はたらく部の一周年企画として始まった「高校生プレゼンバトル」にも参加されましたね!
(篠原)本当に緊張しました・・・!
(山本)ちょっと裏話をすると、あの時しのゆうは画面がバグってしまって、画面を見ずにプレゼンしたんですよね。
(篠原)そうでした(笑)。あのときは、株本さんが審査員でいらっしゃったこともあり、社会人四人に一人でプレゼンテーションするということでとにかく緊張しました。同じ回にプレゼンした他の仲間たちも、非常にレベルが高かったです。
しのゆうさんのプレゼンテーションはこちら
「移動式保育園で共働き世帯の負担を無くしたい!」移動式保育園タクジー
――現場はどんな空気なんでしょうか?
(畠山)みんな「吐きそう」って言ってますね(笑) でも、緊張するなという方が無理だと思っています。審査員側も、これから未来がある高校生たちに、何と声をかけると良いかを考えると実は責任重大なので、緊張感をもって臨んでいます。
私たちの面白さで言うと、経営者であれば人のプレゼンを聞く機会は多い方だと思うのですが、高校生の事業アイデアを聞く機会は「はたらく部」ならではですね。自分の生活に添った課題感をモデルに事業を考えてくれるので、中高生ならではですよね。
例えば、「自転車通学って、大変じゃないですか?」という問いかけで始まる子や「文化祭の実行委員会をやってみて、思いついたアイデアを提案します!」など、大人が思いつかないようなプレゼンが聞けるのが新鮮で、とても面白いです。
――たしかに、等身大で、自分の言葉で話をしている生徒さんが多い印象です
(畠山)はたらく部の高校生プレゼンバトルで伝えたいと思うことは、いわゆるビジネスコンテストなどに学校単位で臨む中高生のみなさんなどは、大きな社会課題へのテーマだったり、壮大なビジョンであることも多く、それも素晴らしいと思うのですが、そうではなくて自分の毎日の生活での気づきをテーマにしているのが「はたらく部」で取り組むプレゼンバトルの特徴です。自分の言葉で話ができたり、着想を具現化するという体験が大事で、実はこれから将来役に立つ視点かもしれないなと思っています。
(山本)受験や成績のためにやっていないのですよね。自分で考えて、身近な疑問として、ペットのことや家族のことをヒントに事業をプレゼンして、大人たちからフィードバックをもらうという特徴があります。また、Youtubeで公開されていて、みんなが審査員のフィードバック含めたプレゼンテーションを見守って、みんなで応援するという構造が面白さだと思っています。
(篠原)まわりの学生を見ていると思うのは、熱量や本気さというのが、ほかのビジネスコンテストとは全く違って、みんなが自分の本音で伝えようとしている姿はすごいと思います。それだけ、緊張するのですが(笑)
これからのビジョン
(山本)「はたらく部」が、どんな学校にいても、社会に触れたり大人と触れる中で将来への視野がひろがる体験ができるサービスとして、全国の学校に当たり前にある選択肢となるようにしていきたいと思います。
将来は、海外もふくめて可能性がひろげられると考えています。市場として、教育は新しい事業は生まれにくいなかで、キャリア教育の需要はあると実感していますので、これから様々な企業や塾などの応援も得ながら、しっかり事業を大きくしていきたいです。そして、自分に自信のある、自己肯定感の高い生徒さんがひとりでも増えて、将来に希望がもてるような明るい日本にしていけたらなと思います。
(畠山)そうですね、私も生徒の目線で事業に関して言うと、もっつさんと100%同感です。加えて、世の中で楽しく働いている人ってたくさんいるはずで、問題はその「はたらく楽しさ」に若い方が触れる機会がないことだと思います。「はたらく部」は、その接点になれると思っています。コーチ目線として言うと、働くのが楽しいと思っている人たちは、働くってこんな楽しいことがあるよ!というのを明確に話せるはずだと思っています。色々な業界のあらゆる社会人が、コーチとして「はたらく部」に関わってくれて、生徒たちが知りたい情報に触れる機会を提供できたらとても素敵だなと思っています。
次の世代に対して、何が提供できるかな、還元できるかな、といつも考えていますが、そのためにも大人のみなさんに「自分の仕事の面白いポイント」をポジティブに探したり、伝えられるようになってほしいな、とも思っています。
(篠原)「はたらく部」に入った目標でもありますが、好きなこと、熱中できるものを見つけて、仕事にしたいです。それが起業でも就職でもどのような形であっても良いのですが「はたらく部」で出会ってずっと近くで見てきたもっつさんやはたけさんのように、楽しくはたらく大人になりたいなと思っています。
<プロジェクト概要:はたらく部>
「はたらく部」は、株式会社NTTドコモの新規事業開発プログラム「39works」の協力の元、株式会社アルファドライブが運営する中高生向けキャリア教育サービス。バーチャル空間で、現役社会人コーチと同世代の熱い仲間と社会について考えを深める中高生向けキャリアのオンライン部活です。全国どこからでも参加可能!住んでいる地域に関係なく、都市や地方で活躍している大人から学ぶことができます。
■「はたらく部」公式サイト https://hatarakubu.jp/
■ Instagram https://www.instagram.com/hatarakubu/
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高橋 亜美
はたらく部 広報