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学歴フィルターはどこから?企業が重視する理由とは

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本記事では、大学や企業が学歴フィルターを取り入れる理由、取り入れている企業の特徴などを解説します。学歴フィルターを取り入れている企業の特徴を知りたい方や対策などを知りたい、という方は参考にしてください。学歴フィルターとは?学歴フィルターとは、企業が採用活用の際に、高校や大学などの学校名を選考の基準にすることをいいます。就職活動を始めると、「学歴フィルター」という言葉を耳にする機会も増えるかもしれません。企業が「当社は選考に学歴フィルターを採用している」と明言することはありませんが、合格した人の傾向などから、学歴フィルターを採用しているのでは?とささやかれることもあります。企業の内部で実施されているかもしれない学歴フィルターですが、決して差別的に実施しているわけではなく、企業の考えや仕事内容によって必要なケースもあります。本記事では、大学や企業が学歴フィルターを採用する理由、取り入れている企業の特徴などを解説します。学歴フィルターはどこから?まず気になる、どのレベルの大学であれば学歴フィルターを通過できるのかについて解説します。学歴フィルターの通過ラインは、基本的に「国公立」「MARCH」「関関同立」と呼ばれる大学などです。これらの大学を合格の基準として使うことが多い傾向にあります。国公立大国公立大学はいうまでもなく、国や市などが設立した大学を指します。国公立は、偏差値の幅が私立大学よりも狭く、センター試験の受験が必須であることから、一般的に難易度が高いとされています。そのため、国公立大に対する評価が高く、国公立大以上、という基準で判断する企業もあります。MARCHMARCH(マーチ)は関東にある次の私立大学グループのことを指します。 明治大学青山学院大学立教大学中央大学法政大学 最近では、関東の私立大学で新しいカテゴリーとして、MARCHに学習院大学を加えた「GMARCH」や上智大学と東京理科大学を加えた「SMART」という新カテゴリーも使われ始めました。このように、大学の難易度は普遍ではないため、時代の変化とともにトップ層が入れ替わることがあります。関関同立関関同立(かんかんどうりつ)は、関西の私立大学で次の大学のことを指します。 関西大学関西学院大学同志社大学立命館大学 関西の大学は現在、関東の大学のようにトップ層の入れ替わりは見られません。これらの大学は、日本の大学の中でも合格難易度が高いとされている大学ですが、学歴フィルターは、企業が「自社で働くには、このレベルであることが必要」と、定めているものであり、いわば、足切りのラインということです。優秀であることには違いないですが、最難関ということではないため、注意しましょう。企業が学歴フィルターを取り入れる3つの理由学生側にしてみれば、学歴で足切りをするなんて、と思うかもしれませんが、企業側が学歴フィルターを採用するのには理由があります。ここでは、企業が学歴フィルターを行う理由を3つ紹介します。 社員の能力を把握するため優秀な社員を確保するため効率的な採用を行うため それぞれ解説します。社員の能力を把握するため企業側が学歴フィルターを採用する理由の1つは、社員の能力を把握することが挙げられます。企業では、専門性の高い知識が必要な場合や、海外と取引を行っている企業で言語スキルが必要な場合などがあります。学歴フィルターを通過する学歴の方は、高い専門性を持っていたり、言語能力が高かったりする可能性が相対的に高い傾向があります。企業側も採用活用は時間とお金のコストがかかるため、できるだけ優秀な人材を確保したいと考えているため、実際は、入社して働いてもらわないとわからないことであっても、学歴フィルターを活用することで失敗するリスクを下げているのです。優秀な社員を確保するため優秀な社員を確保するために、企業は学歴フィルターを活用していると考えられます。学歴で判断することで、ある一定以上の能力を持った人材を確保しやすくなります。高学歴出身者は、厳しい試験を突破している方なので、コツコツ努力できる人や我慢強さを持っている人が多い傾向にあります。そのため、仕事で壁にぶつかったときにも、逃げ出さずに仕事をやり遂げる人が多く、優秀な社員になることが予想されます。学生のうちの本分である学業で、努力できる人なのか、忍耐力があるか、などをはかっているのです。効率的な採用を行うため効率的な採用を行うために、学歴フィルターを取り入れている場合があります。企業は採用する際に、何千人、何万人という学生を見て、採用を判断しなければならず、採用活用には時間がかかります。採用活動に多くの時間をかけられないため、できるだけ優秀な社員を効率的に集めたいと考えているのでしょう。効率的に学生の能力を把握するために、学歴を1つの判断材料としていることが多いです。学歴フィルターを取り入れている企業の2つの特徴では、学歴フィルターを取り入れている企業はどんな企業でしょうか。その特徴を2つ紹介します。 大手企業リクルーターを採用している企業 大学に進学する手前の段階から知っておくことで将来どんな大学にいくべきか、などの参考になります。大手企業学歴フィルターを取り入れている企業の特徴として、大手企業が挙げられます。大手企業は、人気が高く志望する学生が多いため、求人倍率が高い企業は採用活動を効率化したいと考えています。求人倍率が高い場合、高い学歴を持った学生の人数も自然と多くなります。大企業の場合は、期間中に自社に適した学生を採用するために、学歴フィルターを採用することがあります。リクルーターを採用している企業リクルーターを採用している企業は、学歴フィルターを取り入れていることが多いです。リクルーターとは、企業の若手を中心とした採用担当者のことで、大学の先輩が後輩と会話しながら採用を進める方式です。優秀な学生を早めに確保する目的でリクルーターを採用しています。企業の採用担当は、優秀な学生を採用したいため、自社に勤める優秀な社員に協力をあおぎ、後輩である学生と接触してもらいます。そのため、学歴フィルターに該当するような有名大学の社員を選ぶことが多くなります。リクルーターを採用している業界には、大手電力会社や建設会社、銀行などが挙げられます。学歴フィルターを乗り越える3つの方法学歴フィルターを取り入れている企業に入社したい方は、学歴フィルターを乗り越える必要があります。ここでは、学歴フィルターを乗り越える方法を3つ紹介します。 選考書類にこだわる学歴以外でアピールできる部分を作る採用試験で高得点を取る それぞれ解説します。選考書類にこだわる学歴フィルターを乗り越える方法の1つに、選考書類にこだわることです。学歴フィルターを取り入れている企業は、求人倍率が高く、他の学生と差別化をしなければなりません。書類作成時に、ネットにあるテンプレートに沿って書くのではなく、自分の言葉で書く必要があります。自分の過去の失敗や自分が成長できた出来事など、自分が入社してできることを書類に記入しましょう。学歴以外でアピールできる部分を作る学歴以外でアピールできる部分を作ることも、学歴フィルターを乗り越える1つの方法です。例えば、「全日本〇〇大会出場」や「コンテスト〇〇賞受賞」のような実績が必要です。目立つ実績があることで、1つのことに集中して取り組めることをアピールできるでしょう。採用試験で高得点を取る採用試験で高得点を取ることで、学歴フィルターを突破できる可能性があります。採用試験にはSPIや一般常識テストなどがあり、試験対策をすることで、高得点を獲得できます。試験で高得点を取ることで、高学歴の方と同じ能力を持っていることをアピールできるでしょう。採用試験で高得点を取りたい方は、早めに試験勉強を始めることが大切です。就職が不安な方ははたらく部の無料体験に申し込もう本記事では、学歴フィルターの大学や企業が学歴フィルターを行う理由、取り入れている企業の特徴などを解説しました。今後、中学校や高校で進路先について調べると、悩むことが多くなるでしょう。はたらく部では、将来に不安を抱えている学生に、学校以外の場所を提供しています。学生と大人が一緒になって、社会に出てからしか学べないことを学ぶことができます。はたらく部にご興味のある方は、以下のリンクから無料体験に申し込んでみましょう。https://hatarakubu.jp/ 

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総合型選抜と他の受験方法が併願できるおすすめの大学8選

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総合型選抜と他大学・学部の別試験を併願できるかどうか疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。この記事では総合型選抜で併願できるおすすめ大学を関東圏・関西圏に分けて紹介するとともに併願できる方法について詳しく解説します。総合型選抜で併願を受ける際の基本的なルール総合型選抜では原則として専願での出願が基本ですが、総合型選抜を受けながら他大学を併願することはできるのでしょうか。総合型選抜で併願受験を行う場合は2つの基本的なルールがあります。 ・併願受験は他大学と行う・総合型選抜で合格した者は必ずその大学に進学する 中には総合型選抜と併願できる大学もありますが、一般入試との併願と異なり特殊な制約がある場合が多いので、志望する大学の募集要項・注意事項をよく読んで理解しておきましょう。総合型選抜で併願は可能?総合型選抜とその他の受験方法を併願することは可能なのでしょうか。学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)、一般入試とそれぞれみていきましょう。総合型選抜と指定校推薦は併願できない指定校推薦を受験する場合は、基本的に総合型選抜と併願できません。指定校推薦は高校と大学の信頼関係がある上で成り立つ入試なので、対象者はその大学に入学することが確約できる学生のみとなっています。学内で指定校推薦を勝ち取った場合は、その時点で進路がほぼ決定になります。指定校推薦で合格確約したにも関わらず、他大学と併願しそちらの大学に入学してしまっては高校と大学の信頼関係にも悪影響を与えるのでおすすめできません。一方、指定校推薦を目指してはいたものの、学内選考で落選してしまった場合は、他大学の総合型選抜に出願しても問題ありません。総合型選抜と公募推薦の併願は大学による公募推薦を受験する場合、併願は大学によりますが、基本的には合格後の辞退は難しいです。理由は多くの大学で公募推薦の募集要項の中に「合格後には必ず入学できるもの」といった文言を記載している場合があるためです。しかし、以下の場合は総合型選抜と公募推薦の併願が可能になります。 ・総合型選抜と公募推薦の併願受験が認められている大学の場合・合格後に入学が必須の公募推薦を受けても、合格後に自体が認められている大学の総合型選抜を受ける場合(逆も同様) 自分の志望する大学の募集要項をよく確認しておきましょう。総合型選抜と一般入試は併願できる一般入試を受験する場合、総合型選抜との併願は可能です。理由は一般入試は入学することを確約するものではないため、合格後に入学を辞退する選択肢を取れるからです。ただし、合格後に自体ができない総合型選抜を実施する大学に総合型選抜で合格した場合は一般入試で合格した大学には入学できません。理由は、総合型選抜で合格した大学に必ず入学する必要が生じるからです。【関東編】総合型選抜で併願できる大学5選ここでは関東圏で「総合型選抜で併願できる大学」おすすめの大学を5つご紹介します。早稲田大学1つ目は、早稲田大学です。早慶の1つとして人気の有名私立大学ですが、他大学との併願、一般選抜との併願受験が可能です。 引用:入試要項・願書 – 早稲田大学 入学センター (waseda.jp)立教大学2つ目は、立教大学です。立教大学の総合型選抜では他大学との併願受験を禁止しておらず、公式サイトにもその旨が記載されています。 Q6.自由選抜入試は他大学との併願は可能ですか?A.他大学との併願は妨げませんが、立教大学での勉学に強い意欲を持っていることが重要です。 引用:2024年度特別入試についてのQ&A | 立教大学 (rikkyo.ac.jp)中央大学3つ目は、中央大学です。GMARCHのひとつでもある中央大学でも総合型選抜との併願が可能です。募集要項は以下の通りになります。本入試制度は自由応募制です。他の入試制度や本学他学部、他大学との併願を認めています。 引用:1_1.pdf (chuo-u.ac.jp)國學院大學4つ目は、國學院大學です。國學院大學の総合型選抜では、他学部・他大学との併願受験が認められており、募集要項には以下の記載があります。本制度は他大学との併願が可能です。本試験制度内における複数学科・専攻(法学部のみ)への出願はすべての学部・学科で可能です。 引用:00004965-推薦入試要項-No01-230626.indd (kokugakuin.ac.jp)帝京大学5つ目は、帝京大学です。帝京大学の総合型選抜では学部・学科、他大学との併願も可能となっています。以下帝京大学のアドミッションポリシーです。1.本学の建学の精神、教育理念および教育方針を理解し、本学にて学ぶことを希望する者。 引用:帝京大学で学びたい方 | 帝京大学 (teikyo-u.ac.jp)【関西編】総合型選抜で併願できる大学3選ここでは関西圏で「総合型選抜で併願できる大学」のおすすめを3つ紹介します。関西大学1つ目は、関西大学です。関西大学では併願受験が可能な総合型選抜を実施しています。関西大学の総合型選抜の出願条件は以下の通りです。 1関西大学における志望学部での勉学を強く希望し入学を志す者。 引用:yoko.pdf (microcms-assets.io)立命館大学2つ目は、立命館大学です。立命館大学では併願受験が可能な総合型選抜を実施しています。大学の公式サイトにも併願受験が認められる旨が記載されています。 Q.AO選抜入学試験を受けたいのですが、他大学との併願はできますか?A.併願は可能です。ただし、AO選抜入学試験の出願要件は「立命館大学を第一志望として勉学を希望する者」です。つまり、他大学と併願しても、合格した場合には立命館大学に入学することが前提です。 引用:(総合型選抜)AO選抜入学試験 入試Q&A|立命館大学 入試情報サイト (ritsumei.jp)神戸学院大学3つ目は、神戸学院大学です。神戸学院大学では併願受験が可能な総合型選抜を実施しています。大学の公式サイトにも併願受験が認められる旨が記載されています。 Q.他大学との併願は認められていますかA.他大学との併願が可能です。 引用:その他の入試について | よくあるご質問 | 入試情報 | 神戸学院大学 入試サイト (kobegakuin.ac.jp)総合型選抜で併願を考える際の注意点併願受験を考える際にはいくつか注意点があります。それは「学びたい事が学べるか」「第一志望と選抜内容が似ているか」「第一志望と選抜の日程が被っていないか」の3点です。総合型選抜で併願受験を検討している人は、それぞれの大学の募集要項をしっかりと確認しましょう。総合型選抜で併願する際は要項をしっかり確認しようご紹介してきたように総合型選抜で併願できる大学は多く存在します。しかし、闇雲に併願すればいいわけではないので、募集要項・注意点の確認が必要です。その上で併願する大学を絞って受験を有利に進めていきましょう。

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中学生がプレゼンスキルを身につける必要性とメリット

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プレゼンスキルとは、自分が伝えたい内容を相手に正しく伝えるために必要なスキルです。ビジネスの場に限らず、日常生活においても自分の気持ちや考えを伝える場面において有効であるため、身につけたいスキルです。中学生から身につけることでコミュニケーションを円滑にでき、将来にも有効に働くでしょう。プレゼンスキル・4つの力プレゼンスキルとは、自分が伝えたい内容を相手に正しく伝えるために必要なスキルです。ビジネスの場に限らず、日常生活においても自分の気持ちや考えを伝える場面において使えるスキルで、中学生のころから鍛えられるスキルです。プレゼンテーションでは、次の4つの力が必要だと言われています。自分で考える力プレゼンテーションをする上で、物事を論理的に分かりやすく伝えることは必要不可欠です。一番伝えたい結論とその根拠を聞き手に分かりやすく伝えるためには自分の頭で内容を整理し、まとめあげる力が必要です。伝える力プレゼンでは視覚と聴覚から情報を提供します。つまり、プレゼン資料と話す内容から伝えることを意識することで相手に伝えたい内容を十分に伝えることが可能です。例えば、プレゼン資料において、文字の大きさ・色使い・図形の使用によって重要箇所を目立たせたり直感的に伝えたい内容が分かるように工夫する必要があります。また、伝えたい相手に伝わる声量や抑揚をつけて話し、プレゼンを受ける側がスムーズに理解できるように務める必要があります。表現力伝える相手にとって魅力的に伝わる表現力も大切です。態度や言葉のチョイスから話し手であるあなたの魅力を伝えることができれば、相手に人間性や信頼度を評価され交渉が上手くいくことがあります。例えば、具体例を伝えるときに共感を得られる表現ができる、ポジティブな雰囲気を出せる、応援したくなるような人柄が出せる、など、表現力があるだけで話を最後まで聞いてもらえます。交渉内容を練るだけでなく、魅力的に伝える表現力を磨くことも重要なポイントです。ヒアリング力プレゼンをする相手によっては、求められていることが変わることがあります。例えば、ジュースを売ろうとプレゼンするとき、Aさんは美味しいジュースが飲みたいと思っており、Bさんは冷たいジュースが欲しいと思っているとします。そこでAさんに冷たいジュースはいかがですかと伝えても、すぐには買おうと思いません。どんなジュースを求めているのか探ったうえで、美味しいジュースをプレゼンすれば効果的に相手に商品の良さを伝えることが可能です。相手が何を欲しており、どんな状況にあるのかを引き出すヒアリング力は、プレゼンを行う前に必要なスキルです。中学生がプレゼンスキルを身につけるメリット3つ中学生にとってプレゼンスキルを身につけるメリットは3つあります。1.考える力が身につくプレゼンでは結論と根拠をまとめあげていく、「自分で考える力」が必要だと説明しました。このように自分の頭で話の内容の組み立てができるようになれば、他人の話を聞くときの理解力や論理的思考力を磨くことが可能です。2.人前で話しても緊張しなくなるプレゼンスキルを身につけるということは人前で話す経験が増え、緊張に慣れてくるようになります。また、どのように話せば相手に伝わる内容になるのかという話し方の引き出しが増え、突然の出来事にも冷静に対応できる力もつきます。3.いろんな人と話せるようになるプレゼンスキルを身につければ、相手のことを考えながら話すことができるようになるため、どんな相手に対しても話す内容を上手く組み立てられるようになります。中学校の友達以外の大人と話すことのハードルが下がります。プレゼンスキルが中学生にも必要な理由プレゼンスキルを身につけるメリットについてお話ししましたが、中学生にも必要な理由はどこにあるのでしょうか。グローバル化グローバル化に伴い、ビジネスの場では世界各地の人とやり取りをする機会が増えてきました。そんななか、日本では多くを語らずに理解しあうことに趣がある、とされる特有の文化がありますが、このようなやり方では言語が通じない相手や、文化の違う相手には通用しません。さらに、諸外国の教育では幼いときからプレゼン教育や人前で話す機会を多く設けており、プレゼンテーションに慣れ親しんでいます。グローバル社会で生き抜くためには、我々日本人も小さいうちからプレゼンスキルを磨かなくてはなりません。分かりやすく伝える力の必要性相手に自分の話したい内容を分かりやすく伝えるには論理的思考力が必要です。今の日本では、社会の急速な変化のなかで複雑な情報を分析し、固定概念にとらわれることなく論理的に判断することがより一層求められています。また、多くのビジネスシーンではプロジェクトの円滑な進行のために、分かりやすく論理的に説明する力が必要不可欠となります。論理的思考力を用いた伝える力は、何度も繰り返し練習することや様々な思考・手法・フレームワークを用いて考えることで身についていくため、中学生のうちから鍛えていくことをおすすめします。自分の意見を伝えることがコミュニケーションの基礎プレゼンスキルはビジネスシーンのみで必要であると考えている人が多いのですが、実際は、日常生活のコミュニケーションでも自然と使われているスキルです。例えば、中学の友人と出かける前のやり取りで行きたい場所を提案するときや病院の診察で自分の症状を伝えるときに、自分の考えや現状を相手に詳しく伝えるというプレゼンスキルを用いています。このようにコミュニケーションの基礎でもあるプレゼンスキルを中学生のうちから磨くことは、様々なシーンにおいて有益といえます。中学生がプレゼンスキルを身につける方法これまでプレゼンスキルについての基礎知識を説明してきましたが、実際に中学生がプレゼンスキルを身につけるためにはどんな方法があるのでしょうか。たくさん話すまずは、沢山話してみることから始めましょう。プレゼンの基本は伝えることです。考えているだけでは、伝えたい内容を相手に理解してもらうことはできません。今日あった出来事を家族や中学校の友達に話してみて、自分の考えがしっかり伝わるか練習してみてください。また、中学校の授業など大勢の前で発表する際の練習方法は、原稿を見ずに話すことや鏡の前で練習することです。聞く側に回って自分の発表を客観視することで、より伝わる内容にブラッシュアップできます。さらに、練習を重ねることで本番は自信をもって話せますし、聞く側も気持ちが伝わりやすい発表に感じられます。本を読む・まねる本を読むことで語彙力が増え、自分が伝えたい内容をスムーズに伝える言葉選びが簡単にできるようになります。本はテレビなどの媒体とは違って、難しい言葉や表現が使用されています。様々な本を読み語彙力を増やすことでプレゼンスキルも上げることにつながります。さらに、プレゼンや話し方が上手いと思った人をまねることも効果的です。中学生の友達にも伝えることが上手い人がいると思います。自分が話すときにも使えそうな表現や言葉遣いをまねしてみる事で、自分のプレゼンスキルを効率的に上げることが可能です。文章や資料を作ってみる資料作成の練習をすることもプレゼンスキルを磨く1つのポイントです。PowerPointやGoogleスライドなど、パソコンがあれば資料を作れます。自己紹介の資料や好きなものを伝える資料など身近なことからでもいいので、資料作りに慣れておくといいでしょう。プレゼンスキルを身につけてコミュニケーションの面白さを知ろうプレゼンスキルはコミュニケーションの基本であるとお話ししました。社会人になれば必要な場面が増えていきますが、そのタイミングで習得しようと思っても急にはスキルを発揮することはできません。ぜひ、中学生の今からプレゼンスキルを磨き、日常生活から取り入れていきましょう。その方法のひとつとしておすすめなのが、働き方や生き方を学べる教育プログラム「はたらく部」です。「学校でも塾でもない、学生のためのサードプレイス」がコンセプトで、全国の中高生が「オンライン部室」に集まっています。参加者の男女比は6:4でバランスが良く、年齢・性別問わず参加しやすいでしょう。第一線で活躍する現役社会人をコーチとした講義やワークショップが受けられるのも魅力的です。幅広い業界・業種の会社員・起業家からYouTuberまでさまざまなコーチがおり、彼らとの対話を通して自分らしい生き方を模索していけるでしょう。彼らの話し方を観察しているだけでも、プレゼンスキルを高められるはずです。オンラインで参加できる無料体験会もあります。全国どこからでも都合の良いタイミングで参加できるので、ぜひ一度遊びに来てください。 詳しくはこちら:はたらく部 | 放課後集まる、未来の選択肢。

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中学生からビジネススキルを身につけるには実践あるのみ

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ビジネススキルとは、社会に出て仕事をするときに必要になる知識や技術、能力の総称のことを指します。中学生にとっては身近に感じられないかもしれませんが、今からでも身につけることは可能です。社会人に必要なビジネススキルから基本的なビジネスマナーまで種類は豊富ですが、簡単なスキルから取り入れて実践してみましょう。ビジネススキルとは社会に出て働くときに必要になる知識や技術、能力の総称のことをビジネススキルといいます。中学生は、社会に出て仕事をしているわけではありませんが、中学生の今からでもビジネススキルを身につけたり、それを日常生活で活かすことはできます。ビジネススキルの種類アメリカの経営学者であるロバート・リー・カッツは、ビジネスに必要なスキルを3つに分類した「カッツ理論」を唱えました。テクニカルスキル1つ目は、仕事をこなすうえで必要となる基本的な知識や技術のことを指すテクニカルスキルです。担当する業務によって異なりますが、自分の職種の基本的な知識のことを指しています。テクニカルスキルに含まれる3つのスキルについて紹介します。 1.情報収集スキル仕事をこなすうえで、必要な情報を素早くあつめる事ができるスキルのことを情報収集スキルと言います。インターネットやSNSの普及により膨大な情報が溢れているため、その中でも質の高い情報を見つけ出すことが必要です。 2.分析スキル集めた情報から関連性を見出し、まとめる事ができるスキルを分析スキルと言います。業務上で判断が求められたとき、確実性のある選択や素早い意思決定をするために必要なスキルです。 3.資料作成スキルいかに分かりやすく早く資料が作成できるかどうかが問われるのが資料作成スキルです。様々なビジネスシーンにおいて資料が用いられますが、相手に伝わりやすい資料を使って説明をすることで認識の違いを防ぐことが可能です。ヒューマンスキル2つ目は、他者とより良い関係を築き業務を円滑に進める事ができるヒューマンスキルです。仕事をこなすうえで、基本的な業務の知識や技術があったとしても、社内のチームとのやり取りや社外のお客様とのやり取りができていなければ、より良い関係性を築くことはできません。ヒューマンスキルに含まれる4つのスキルについて紹介します。 1.コミュニケーションスキル自分の気持ちを伝え、相手の気持ちも理解して関係性を深める事ができるスキルをコミュニケーションスキルと言います。仕事は一人で完結するものではなく、複数の関係者と協働して達成するものです。お互いがもつ能力が相互作用され、チームとして良い成果を上げるためにもコミュニケーションスキルは欠かせません。 2.リーダーシップ組織や部署などチームを引っ張る力をリーダーシップと言います。目標のためにチームを導き、時には決断したりモチベーションを維持するための施策を打つことも必要となります。 3.プレゼンテーションスキル自分が伝えたい内容を分かりやすく相手に伝え、合意や賛同を得るために必要なスキルがプレゼンテーションスキルです。会議や商談の場で契約をとるには、話に説得力を持たせ相手に納得してもらう必要があります。 4.交渉スキルビジネスにおいて利害関係が異なる相手と、意見や条件の違いを調整し、お互いが納得できる案を見つけ出すためには交渉スキルが必要です。社外の相手との交渉の際にも用いられますが、社内で対立が起きた際にも場をまとめて1つの目標に導くために必要なスキルとなります。コンセプチュアルスキル3つ目は、複雑な事柄を分析し本質を捉える事ができるコンセプチュアルスキルです。仕事をしていくうえで、難しい問題や出来事が起こり、複数の選択の中から最も適した答えを選び抜かなければならない場面で考える力が必要となります。コンセプチュアルスキルに含まれる3つのスキルについて紹介します。 1.ロジカルシンキング根拠と結果を繋げ、「AだからBである」と論理的に考えを構築するスキルをロジカルシンキングと言います。様々な事象を体系的に捉えながら、筋の通った説明ができるようになります。 2.クリティカルシンキング物事を批判的に捉えて判断することをクリティカルシンキングと言います。批判的な見方は、先入観に縛られることなく物事の本質を見極める時に役立ちます。 3.ラテラルシンキング多角的な視点から捉えて判断することをラテラルシンキングと言います。固定概念に縛られず水平方向に発想を広げることで、新しいアイデアを生み出せます。ビジネスマナー中学生の皆さんが実践して身につけて欲しいスキルがビジネスマナーです。普段の生活から意識して取り組めるものはたくさんあります。ビジネスマナーは、社会人が働くうえで必要とされているマナーのことで、ビジネススキルのうちの「ヒューマンスキル」にも分類されます。ビジネススキルは能力として身につけていくものですが、ビジネスマナーはコミュニケーションをとるうえで必須となる基本的マナーです。中学生の今からでも実践できるビジネスマナー4選中学生の皆さんが今からでも意識すれば簡単に身につけられるマナーは以下の4つです。 ・元気な挨拶・言葉遣い・身だしなみを整える・時間を守る すでに知っており、普段からできている中学生もいるかもしれません。しかし、時々挨拶ができていなかったり言葉遣いが正しいのか不安になったりするときもあるのではないでしょうか。また、相手にとって不快な気持ちにさせないこともマナーとして大切なことです。今一度振り返って意識してみましょう。中学生が自分でビジネススキルを身につける4つの方法中学生が自らビジネススキルを磨く方法が4つあります。1.読書する読書は効率的に知識を得る事ができる情報源です。ビジネス書や自己啓発本などからビジネススキルの基本やノウハウを効率よく学べます。中学生向けの分かりやすい本も出版されているので、初めて読む人は中学生向けの易しい本から読んでみるといいでしょう。企業の社長や海外の経営者が出版している本も沢山あるので、お気に入りの本を見つけてみてください。2.普段の生活から意識してみる本からビジネススキルの知識が少しでも取り入れられたら、普段の中学生活で活かしてみると本当のスキルとして身についていきます。頭の中に知識があったとしても、それを実行できなければ能力があるとは言えません。簡単なことからでもいいので、実践してみましょう。3.セミナー・勉強会・教育プログラムに参加する民間の企業が開催する中学生向けのセミナー・勉強会・教育プログラムがあります。基本的なビジネススキルからビジネスを生み出すスキルまで広い範囲にわたって様々なイベントが開催されています。自分が身につけたいスキルを学べるか調べてみましょう。4.商業高校進学を検討する商業高校では、ビジネス基礎という科目やビジネスコミュニケーションなどビジネススキルを学べる授業があります。普通科の高校とは違い、社会に少し踏み込んだ学びが得られるため、中学生の進路選択の1つとして検討してみるのもいいかもしれません。参考:高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 商業編|文部科学省今から動き出せば周りの中学生より一歩リードできる中学生にとってビジネススキルは身近でないと感じていたかもしれませんが、今からでも身につけられるスキルがあると紹介してきました。今から意識して行動できれば、周りの中学生より一歩リードしたかっこいい中学生になれるのではないでしょうか。ぜひ、できることからビジネススキルを実践的に取り入れてみてください。その方法のひとつとしておすすめなのが、働き方や生き方を学べる教育プログラム「はたらく部」です。「学校でも塾でもない、学生のためのサードプレイス」をコンセプトに、部活のような感覚で生きる力を身につけていけます。ゲームのようなメタバース空間での講義や対話、オフラインのワークショップなどを通して、自分らしい働き方や行き方を探せるでしょう。講義やワークショップでは第一線で活躍する現役社会人がコーチです。幅広い業界・業種の会社員・起業家からYouTuberまでさまざまなコーチがおり、彼らとの対話を通して自分らしい生き方を模索していけます。受講者同士のコミュニケーションが活発なのも魅力です。中学生から高校生までが集まる、男女比6:4の多様性の高いコミュニティに飛び込むことで、価値観や考え方の幅を広げていけるでしょう。オンラインで参加できる無料体験会もあります。全国どこからでも都合の良いタイミングで参加できるので、ぜひ一度遊びに来てください。詳しくはこちら:はたらく部 | 放課後集まる、未来の選択肢。 

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大学(学部)の選び方と失敗しないための5つのポイント

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大学は高校と違い、学問の専門性や大学の規模感が異なるため、学生によってどんな大学生活を送るかはどの学部に入るかによって変わってきます。充実した大学生活を送るためには、人の意見や曖昧な情報で判断するのではなく、自分で納得するまで情報収集したうえで大学や学部を判断することが大切です。大学・学部を選ぶ前にやっておくべきこと、選ぶポイントとやってはいけないポイントを詳しく説明します。大学と学部選びの参考にしてみてください。学部と学科の違い学部の選び方の前に、大学には、学部だけでなく、学科が存在することを知っておきましょう。学部と学科の違いは、学びの範囲や大きさの違いにあります。学部は大学の中で大きく分けた分野を指し、学科は学部をさらに分けた専門的な分野を指します。例えば、医学部看護学科であれば、医学部という大きな分野の中で看護師を目指す人が集まる学科になります。医学を学ぶ人の中でも看護について専門的に勉強することになります。やりたいことがどの学部でできるのかを知るには、学科を見るとわかりやすく、学科が決まれば、おのずと学部が決まります。学部の種類次に、たくさんある学部の種類について説明します。学部は数多く存在しますが、学部を大きく分けると、文系と理系に分けられます。各学部が文系・理系のどちらに属するのか確認してみましょう。文系文系に当てはまる学部は、人文社会学系や社会科学系です。例えば、教育学部・法学部・経済学部・経営学部・社会学部・外国語学部などです。理系理系に当てはまる学部は自然科学系と言われています。例えば、医学部・看護学部・工学部・理学部・情報学部などです。大学を選ぶ前にすること4つ大学や学部を選び間違えないために、考えておくべきことが4つあります。1.自分の興味や関心があることは何か学び続けるために自分の興味や関心があることは何なのかしっかり理解しておくことが重要です。充実した大学生活を送るためにも自分の興味や関心があることについて掘り下げ、理解しておくことで大学選びや学部選びに活かしていきましょう。2.将来の夢は何か将来どんな仕事にしたいのか、成し遂げたい夢はあるのかを知ることも重要です。最終的な目標があれば逆算して行きたい大学や入りたい学部が決まってきます。具体的な夢だけではなく、将来どんな大人になりたいのか、どんな生活を送りたいのかイメージすることも将来の夢を見つけ出すヒントになります。3.どんな大学生活を過ごしたいか大学や学部によって講義や学生の雰囲気が異なります。文系と理系でも、研究に没頭する人がいたり、いろんな環境に飛び込む人がいたりさまざまです。自分はどんな大学生活を送りたいのかイメージしてみましょう。4.学費や場所の条件はあるか志望した後で学費が高いことが分かり進路を変更するということがないように条件がないか確認しておきましょう。国公立か私立かでも学費に大きな差が出ることや医学系の学部は実習の費用が上乗せされることで学費が高い傾向にあります。一人暮らしをするにも生活費がかかるため、場所の条件も確認しましょう。大学の選び方のポイント5つ実際に大学を選ぶときにポイントとなる5つについて紹介します。1.入りたい学部があるかで選ぶ大学の雰囲気や条件が自分に当てはまっていても学びたい学部がなければ意味がありません。また、同じ学部名でも大学によって講義内容や特色が異なる場合もあるため、比較して判断する必要があります。2.とりたい資格がとれるかで選ぶとりたい資格が明確にある人は、入りたい大学や学部で資格がとれるか調べておきましょう。学部の名前だけでは受験資格が得られるかどうかまでは分かりません。大学のパンフレットやホームページから情報を集めて調べる必要があります。3.就職実績で選ぶ就職の際に行きたい業界が決まっており、目指す職業がある場合は大学や学部ごとに就職実績がどのくらいあるのか確認することも重要です。就職の実績があれば、自分の希望する企業に入れる確率が上がります。4.理想の大学生活が送れるかで選ぶ大学の規模が大きければ出会う学生や先生の数が違ったり、学部ごとの専門性によって研究に明け暮れる生活かアルバイトやサークル活動と両立できる生活か分かれることもあります。自分が過ごしたい4年間をその大学や学部で達成できそうかどうか検討しましょう。5.学費や場所が希望通りかで選ぶ大学選びで学費や場所の条件が当てはまっているかを確認することは避けては通れない重要なポイントです。学費を賄えるのかどうかから通うための交通手段まで一通りイメージして検討してください。大学選びで失敗しがちな行動5選以下の方法で大学を選んでしまうと失敗してしまうことがあります。1.大学の知名度で選ぶ大学の知名度は就職に有利で合ったりという情報もありますが、自分の実力にあっているのか、過ごしやすい環境なのか深く知ることが大切です。2.大学の雰囲気やイメージだけで選ぶ大学の細部まで深く調べずに表面上の雰囲気やイメージだけで選ぶと、マイナスのギャップを感じ後悔することになります。3.インターネットやSNSの情報だけで選ぶネットやSNSの情報は正確な情報だけではありません。オープンキャンパスなどを活用して自分自身で大学の雰囲気を確かめるようにしましょう。4.親や先生の意見だけで選ぶ伝統的な大学であっても親世代の入学当時とは変わっていることがほとんどです。現状はどうなのか自分で調べ、納得して決断できるようにしましょう。5.友達が行くからという理由で選ぶ友達とどんなに仲が良くても同じ進路を選ぶかどうかは別の話です。同じ夢を持つ人同士が友達になったというのであれば良いのですが、別の目標があるのであれば、自分の進みたい道をしっかり歩みましょう。大学・学部選びで失敗しないようにしよう大学や学部を決める方法やポイントについて紹介してきました。大学選びは人生において大きなイベントであり、納得がいく判断をしたいものです。情報収集から比較検討までたくさん悩んで判断をしましょう。

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総合型選抜と他の受験方法が併願できるおすすめの大学8選

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総合型選抜と他大学・学部の別試験を併願できるかどうか疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。この記事では総合型選抜で併願できるおすすめ大学を関東圏・関西圏に分けて紹介するとともに併願できる方法について詳しく解説します。総合型選抜で併願を受ける際の基本的なルール総合型選抜では原則として専願での出願が基本ですが、総合型選抜を受けながら他大学を併願することはできるのでしょうか。総合型選抜で併願受験を行う場合は2つの基本的なルールがあります。 ・併願受験は他大学と行う・総合型選抜で合格した者は必ずその大学に進学する 中には総合型選抜と併願できる大学もありますが、一般入試との併願と異なり特殊な制約がある場合が多いので、志望する大学の募集要項・注意事項をよく読んで理解しておきましょう。総合型選抜で併願は可能?総合型選抜とその他の受験方法を併願することは可能なのでしょうか。学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)、一般入試とそれぞれみていきましょう。総合型選抜と指定校推薦は併願できない指定校推薦を受験する場合は、基本的に総合型選抜と併願できません。指定校推薦は高校と大学の信頼関係がある上で成り立つ入試なので、対象者はその大学に入学することが確約できる学生のみとなっています。学内で指定校推薦を勝ち取った場合は、その時点で進路がほぼ決定になります。指定校推薦で合格確約したにも関わらず、他大学と併願しそちらの大学に入学してしまっては高校と大学の信頼関係にも悪影響を与えるのでおすすめできません。一方、指定校推薦を目指してはいたものの、学内選考で落選してしまった場合は、他大学の総合型選抜に出願しても問題ありません。総合型選抜と公募推薦の併願は大学による公募推薦を受験する場合、併願は大学によりますが、基本的には合格後の辞退は難しいです。理由は多くの大学で公募推薦の募集要項の中に「合格後には必ず入学できるもの」といった文言を記載している場合があるためです。しかし、以下の場合は総合型選抜と公募推薦の併願が可能になります。 ・総合型選抜と公募推薦の併願受験が認められている大学の場合・合格後に入学が必須の公募推薦を受けても、合格後に自体が認められている大学の総合型選抜を受ける場合(逆も同様) 自分の志望する大学の募集要項をよく確認しておきましょう。総合型選抜と一般入試は併願できる一般入試を受験する場合、総合型選抜との併願は可能です。理由は一般入試は入学することを確約するものではないため、合格後に入学を辞退する選択肢を取れるからです。ただし、合格後に自体ができない総合型選抜を実施する大学に総合型選抜で合格した場合は一般入試で合格した大学には入学できません。理由は、総合型選抜で合格した大学に必ず入学する必要が生じるからです。【関東編】総合型選抜で併願できる大学5選ここでは関東圏で「総合型選抜で併願できる大学」おすすめの大学を5つご紹介します。早稲田大学1つ目は、早稲田大学です。早慶の1つとして人気の有名私立大学ですが、他大学との併願、一般選抜との併願受験が可能です。 引用:入試要項・願書 – 早稲田大学 入学センター (waseda.jp)立教大学2つ目は、立教大学です。立教大学の総合型選抜では他大学との併願受験を禁止しておらず、公式サイトにもその旨が記載されています。 Q6.自由選抜入試は他大学との併願は可能ですか?A.他大学との併願は妨げませんが、立教大学での勉学に強い意欲を持っていることが重要です。 引用:2024年度特別入試についてのQ&A | 立教大学 (rikkyo.ac.jp)中央大学3つ目は、中央大学です。GMARCHのひとつでもある中央大学でも総合型選抜との併願が可能です。募集要項は以下の通りになります。 本入試制度は自由応募制です。他の入試制度や本学他学部、他大学との併願を認めています。 引用:1_1.pdf (chuo-u.ac.jp)國學院大學4つ目は、國學院大學です。國學院大學の総合型選抜では、他学部・他大学との併願受験が認められており、募集要項には以下の記載があります。 本制度は他大学との併願が可能です。本試験制度内における複数学科・専攻(法学部のみ)への出願はすべての学部・学科で可能です。 引用:00004965-推薦入試要項-No01-230626.indd (kokugakuin.ac.jp)帝京大学5つ目は、帝京大学です。帝京大学の総合型選抜では学部・学科、他大学との併願も可能となっています。以下帝京大学のアドミッションポリシーです。 1.本学の建学の精神、教育理念および教育方針を理解し、本学にて学ぶことを希望する者。 引用:帝京大学で学びたい方 | 帝京大学 (teikyo-u.ac.jp)【関西編】総合型選抜で併願できる大学3選ここでは関西圏で「総合型選抜で併願できる大学」のおすすめを3つ紹介します。関西大学1つ目は、関西大学です。関西大学では併願受験が可能な総合型選抜を実施しています。関西大学の総合型選抜の出願条件は以下の通りです。 1関西大学における志望学部での勉学を強く希望し入学を志す者。 引用:yoko.pdf (microcms-assets.io)立命館大学2つ目は、立命館大学です。立命館大学では併願受験が可能な総合型選抜を実施しています。大学の公式サイトにも併願受験が認められる旨が記載されています。 Q.AO選抜入学試験を受けたいのですが、他大学との併願はできますか?A.併願は可能です。ただし、AO選抜入学試験の出願要件は「立命館大学を第一志望として勉学を希望する者」です。つまり、他大学と併願しても、合格した場合には立命館大学に入学することが前提です。 引用:(総合型選抜)AO選抜入学試験 入試Q&A|立命館大学 入試情報サイト (ritsumei.jp)神戸学院大学3つ目は、神戸学院大学です。神戸学院大学では併願受験が可能な総合型選抜を実施しています。大学の公式サイトにも併願受験が認められる旨が記載されています。 Q.他大学との併願は認められていますかA.他大学との併願が可能です。 引用:その他の入試について | よくあるご質問 | 入試情報 | 神戸学院大学 入試サイト (kobegakuin.ac.jp)総合型選抜で併願を考える際の注意点併願受験を考える際にはいくつか注意点があります。それは「学びたい事が学べるか」「第一志望と選抜内容が似ているか」「第一志望と選抜の日程が被っていないか」の3点です。総合型選抜で併願受験を検討している人は、それぞれの大学の募集要項をしっかりと確認しましょう。総合型選抜で併願する際は要項をしっかり確認しようご紹介してきたように総合型選抜で併願できる大学は多く存在します。しかし、闇雲に併願すればいいわけではないので、募集要項・注意点の確認が必要です。その上で併願する大学を絞って受験を有利に進めていきましょう。

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総合型選抜で評定平均が低くても合格を目指す方法

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大学によっては総合型選抜の出願要件に高い水準の評定平均値を求める場合があります。評定平均が高ければそれだけ選択できる大学も広がるため、勉強に励んでおくことをおすすめです。しかし、中には評定平均に自信がない学生の方もいると思います。評定平均以外を対策して合格を目指せる方法をご紹介します。総合型選抜を受験しようとした際、募集要項に「評定平均4.0以上」のような出願条件がある場合があります。「評定平均」は総合型選抜で合否を決める重要な指標になる可能性があるため、しっかり理解しておきましょう。調査書の「評定平均」とは?総合型選抜を受ける際に必要な「評定平均」とは、高校の定期考査や提出物、出席日数などを総合的に見て数値に表したものです。大学側はこの評定平均をもって、受験生が高校時代に学業・部活動・課外活動をどれだけ頑張ってきたのかを図ります。調査書調査書とは高校在学中の学業成績や学校生活をまとめたもので、内申書とも呼ばれます。調査書は主に次の内容が記載されていることが多いです。 ・各科目の学習記録(学習成績の状況)・各科目の評定平均・各科目の学習成績の概評・出席日数の記録・部活動、課外活動を含む特別活動の記録 評定平均の計算方法評定平均は各科目の成績を5段階で表し、その合計を科目数で割ったものです。小数点第2位以下は四捨五入をして、「3.8」「4.3」のように小数点第1位までの数字で表します。 評定平均=全科目の成績の合計値÷科目数総合型選抜で評定平均は影響するの?では、総合型選抜において評定平均はどのくらい合否に影響を与えるのでしょうか。何年生までの評定平均が見られるのか評定平均は高校1年生から高校3年生の1〜2学期の学業成績より算出される場合がほとんどです。高校1年生、2年生は、これからの学業成績が1年後、2年後に大きく影響するので学業に真摯に取り組みましょう。それに対し高校3年生は、1、2年生時の成績を上げることはできませんが、今からでも挽回することは十分に可能なので評定平均を少しでも上げられるようにしましょう。評定平均が低いと総合型選抜に受からない?ここまでの内容だと、評定平均の低い受験生は総合型選抜に受からないのかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。総合型選抜は一般入試だけでは獲得できない人材を採るために始まった入試制度なので、学業の評価だけですべてが決まることは少ないです。中には出願条件に評定平均を課さない大学もあるので、自分に合った受験方法で大学を受験しましょう。【大学別】総合型選抜で必要な評定平均値では、評定平均が課される大学を受験する場合、どの程度の平均値が必要になるのでしょうか。各大学群ごとに必要となる平均値を紹介していきます。*詳細については各大学の募集要項を必ず確認してください。早慶・MARCHレベル難関私立大学として毎年人気な早慶・MARCHレベルの私立大学を受験しようと考えたら、最低でも3.5以上は必要になります。また出願基準として最も多い評定平均のラインは4.0です。最難関の慶応大学では4.5以上を求める入試もあるので、高水準の成績を継続することが求められます。また大学によっては出願条件に、一部科目のみ高い成績を求められる場合もあります。例えば明治大学の文学部では学科によって、世界史や地理の評定平均4.0を求めています。 ▼各大学の募集要項早稲田大学:入試要項・願書 – 早稲田大学 入学センター (waseda.jp)慶応大学:学部入学案内 - 入試制度:[慶應義塾] (keio.ac.jp)明治大学:総合型選抜・その他 各入試要項・出願書類ダウンロード|入試総合サイト|明治大学 (meiji.ac.jp)青山学院大学:入学者選抜要項ダウンロード | 青山学院大学 (aoyama.ac.jp)立教大学:2024年度 自由選抜入試 | 立教大学 (rikkyo.ac.jp)中央大学:入学試験要項、出願書類(所定用紙)、前年度試験問題のダウンロード | 中央大学 (chuo-u.ac.jp)法政大学:(2024入試)総合型選抜の入学試験要項を公開しました | 法政大学 入試情報サイト (hosei.ac.jp)関関同立レベル関関同立で求められる最も低い評定平均は3.0になります。しかし、大学によって一部の教科のみ別の基準が設けられていることやスポーツ推薦の場合もあるので要注意です。関西大学や立命館大学では評定平均3.5以上を求めることも多くなっているので、最低でも3.5以上が望ましいです。また最難関の同志社大学を受けるのであれば、4.0以上は必要になるでしょう。 ▼各大学の募集要項関西大学:入試情報 | Kan-Dai web 関西大学 入学試験情報総合サイト (kansai-u.ac.jp)関西学院大学:総合型選抜要項共通冊子 | 関西学院大学 入試情報サイト (kwansei.ac.jp)同志社大学:学部入試情報サイト|同志社大学 (doshisha.ac.jp)立命館大学:(総合型選抜)AO選抜入学試験|立命館大学 入試情報サイト (ritsumei.jp)国公立大学レベル国公立大学では求められる評定平均は3.0〜4.5以上と大学によって異なります。自分が志望する大学の募集要項をしっかり確認しておきましょう。例をいくつか上げると、大阪大学の工学部では数学・理科・外国語の評定平均が4.5以上、埼玉大学では全科目の平均値が4.3以上と高水準の評定平均が求められています。評定平均を4.5以上に持っていくためには高校1年生から高校3年生まで、ほぼオール5を取る必要があるので、限られた人のみが出願できることになります。逆に東京工業大学や千葉大学では出願要件に評定平均を定めていません。ただし、資格や大学共通テストの受験が出願要件に入っている場合があるので注意が必要です。 ▼各大学の募集要項大阪大学:大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜サイト (osaka-u.ac.jp)埼玉大学:埼玉大学 | 受験生の方 | 学生募集要項 (saitama-u.ac.jp)東京工業大学:募集要項 | 東京工業大学 高校生・受験生向けサイト (titech.ac.jp)千葉大学:学部入試案内|入試案内|国立大学法人 千葉大学|Chiba University (chiba-u.ac.jp)総合型選抜で評定平均以外にしておくべき3つの対策総合型選抜では評定平均以外も十分に評価されるので、ここではその対策をご紹介します。志望理由書志望理由書は大学への入学を志望する理由を記載した書類になります。総合型選抜では大学の「アドミッションポリシー」に合致している人物がどうかが重視されるので、自分が志望する大学のアドミッションポリシーを理解したうえで志望理由書を書くようにしましょう。課外活動の記録2021年度より調査書は両面1枚にしなければならないという規定が廃止になりました。これにより、学業以外の部活動や課外活動、資格取得など学生の成果や個性など内容を拡充することができます。面接が課せされている場合は学業以外に力を入れたことも質問される可能性があるので、調査書を作成する先生に自分の調査書の内容を質問して、自分がしてきた活動の認識と齟齬が無いようにしましょう。出席日数日頃の学校生活の状況を把握する際に、出席日数は非常に重要です。真摯に学業に取り組んでいるかの指標にもなるので、風や病気、特別な事情があるとき以外はしっかり登校するようにしましょう。評定が低くても合格を目指せる方法評定平均が低く「自分には総合型選抜は受けれない」と思っている人のために、低くても合格を目指せる方法をお伝えします。評定平均を評価しない大学を受験する先ほどもご紹介したように大学によっては出願要件に評定平均を課してない大学も多くあります。評定平均値に自信がない人は行きたい学部かつ評定平均を課さない大学を調べて受験するのも1つの方法です。活動実績や自分の強みをアピールする総合型選抜は学業以外の側面を評価する試験なので、部活動や学生時代に何か熱中した経験、そこから自分が得た学びや強みをアピールできるように準備しておきましょう。評定平均を上げて目指せる大学の選択肢を増やそう評定平均が低くても総合型選抜を受験できる大学があるのも事実です。ですが、評定平均が高ければ多くの大学で総合型選抜の出願要件をクリアすることができ、進路の選択肢が広がります。目指せる大学の選択肢を広げるためにも、学業に励み評定平均を上げていきましょう。

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