株式会社NTTドコモの社内新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」で企画検証された、中高校生向けキャリア教育事業「はたらく部」の代表 山本将裕は、前文部科学大臣補佐官で現在東京大学教授の鈴木寛氏と、NewsPicksにて対談を実施。なぜ今の日本でキャリア教育が必要とされているのか、現代の日本の教育背景や、その理想的なキャリア教育とはどのようなものかなどを語りました。「はたらく部」は、中高校生向けオンラインキャリア教育サービスです。対談記事の概要日本の子どもたちの学力は国際的に見ても比較的高い傾向にあります。OECDが2022年に実施したPISA学力調査によると、15歳時点の日本人の数学的リテラシーは世界5位、科学的リテラシーは世界3位です。※OECD:経済協力開発機構、PISA:OECDが加盟国の15歳に対して行う世界的な学力調査。それにもかかわらず、自分に対する自信や自己効力感は先進国の中でもっとも低く、若者たちは自分の将来や社会の先行きに対して強い不安を持っているのが現状です。それは、どのような背景があるのか。また、なぜ学校教育では十分なキャリア教育が行われていないのか、理想的なキャリア教育とはどのようなものなのかについて、はたらく部代表の山本と、日本の教育界をリードしながら多方面で活躍する人材を育てている東大教授の鈴木寛氏が対談を行いました。「キャリア教育で必要なのは多様なロールモデルを見せ続けることと、生徒自身がキャリア探索活動(課外活動)をすること」(山本)、「自分で目標に向けて試行錯誤したり、チームの仲間と板挟みになる経験をしたり、計画を立ててプロジェクトを進めたりする経験が大事」(鈴木氏)と述べられた2人の対談では、日本の子どもたちは可能性の塊である、子どもたちに幅広い業界や仕事の魅力も伝えていきたいと語られました。日本の教育の課題を率直に述べつつも、未来へ向けたポジティブな意見が伝わる本記事、ぜひお読み下さい。<対談記事はこちら>AI時代に必要な「社会と学校の繋ぎ方」https://newspicks.com/news/9371616/制作:NewsPicks Brand Designプロフィール 鈴木 寛:通称・すずかん1986年東京大学法学部卒、通産省入省、慶大SFC助教授を経て2001年参議院議員選挙に当選、文部科学副大臣を2期務め「コンクリートから人へ」の予算構造改革を断行。2014年東大教授・慶大教授に同時就任(日本初)。通産省より山口県に出向中に何度も訪れた松下村塾に感銘を受け、学生・社会人を対象とした「すずかんゼミ」を立ち上げ、現在までにIT、医療、教育、中央官庁など様々な分野で活躍の人材を数多く輩出。山本 将裕:2010年にNTT東日本に入社。2014年より本社ビジネス開発本部へ異動、2015年よりNTTグループ内組織活性有志活動「O-Den」を組成。2020年独立し、フリーランスでスタートアップのアクセラレーターを実施。現在はNTTドコモに参画し、企業内大学ドコモアカデミー学長に就任。はたらく部を立ち上げ事業推進を実施。2023年ドコモアカデミーがキャリアオーナーシップ経営AWARD2023優秀賞を受賞。はたらく部は、経済産業省「第13回キャリア教育アワード」の優秀賞(大企業の部)を受賞。
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