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プロに聞く!進路が決まらない…高校生が将来に悩んだときに試してほしい5STEP

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「周りの友達はもう進路が決まっているのに、自分だけ何も決められていない」「大学に行くべきか、就職するべきか、全然わからない」「やりたいことが見つからなくて、このままで本当に大丈夫なのかな?」 高校生の皆さんの中には、こんな風に進路について悩んでいる方も多いのではないでしょうか?進路選択は人生の大きな選択だからこそ、慎重になりすぎて決められなくなってしまうことは、決して珍しいことではありません。 実際に、多くの高校生が「進路が決まらない」という悩みを抱えています。親や先生からの期待、周囲の友達との比較、将来への漠然とした不安など、様々な要因が重なって、本当に自分がやりたいことが見えなくなってしまうこともあるでしょう。 でも安心してください。進路が決まらないことで焦る必要はありません。この記事では、進路選択で迷っている高校生の皆さんに向けて、具体的な進路の選択肢や進路を決めるための実践的なステップ、そして実際に進路選択を経験した先輩たちのリアルな体験談をお伝えします。 この記事を読むことで、今感じている不安や迷いが少しでも軽くなり、自分らしい進路選択ができるようになるはずです。一人で抱え込まず、一緒に抱えている不安を1つ1つ解消していきましょう!そもそも進路が決まらない原因は何?進路が決まらない原因は、「将来、やりたいことがない」と漠然と考えてしまうことにあります。私も高校生の頃、将来やりたいことがなく、進路を決める際、何をすれば良いか分かりず、考えることも嫌になり、現実から目を背ける日々を送っていました。ではなぜ、将来、やりたいことが見つからないのでしょうか? 私は大きく2つの要因に分けました。①「学校」という小さな檻の中の景色しか知らないから「これどういうこと?」と思う人もいれば、「確かに!」と腑に落ちている人もいるのではないでしょうか? こちら、どういうことかというと、私たちはこれまで、「学校」という多くのルールを強いられた「檻」の中でしか生活したことがありません。なので、外に広がっている社会や、価値観、経験なども得ることができないんです。例えば、学校では「時間を守る」「制服を着る」「授業中は静かにする」といったルールが当たり前ですが、実際の社会ではフリーランスとして自分の時間で働く人や、私服で出社が可能な職場、活発な議論が推奨される環境など、まったく違う働き方や価値観が存在します。 また、学校で学ぶ職業といえば「先生」「医者」「弁護士」「公務員」といった限られた選択肢しか紹介されませんが、現実にはYouTuberやデザイナー、ドローンパイロット、SNSマーケター、起業家など、学校では教えてもらえない職業が数多く存在しています。 さらに学校の中では、先生の言うことを聞く人が優秀であるという考え方が根強くありますが、社会では一つの問題に対して複数の解決策があることが普通です。しかし、こうした多様性や選択肢の豊富さを知る機会が少ないため、「やりたいことが見つからない」という状況に陥ってしまうのです。②自分の中でハードルを決めてしまっている多くの高校生が陥りがちなのが、勝手に自分で限界を決めてしまうことです。「自分には無理」「どうせできない」「頭が良くないから」といった思い込みによって、本来挑戦できるはずの選択肢を最初から除外してしまっているのです。 偉そうに言っているように聞こえますが、私も高校生時代は、部活動ばかりしていて、赤点を7教科取ったり、模試などで、一桁の点数を取ることもありました。ですが、今は毎日が楽しく、充実した大学生活を送っています。では、なぜ私たちは自分でハードルを作ってしまうのでしょうか? 一つ目の理由は、失敗を恐れているからです。「挑戦して失敗するくらいなら、最初からやらない方がマシ」という心理が働いています。特に日本の教育環境では「間違いは恥ずかしいこと」という価値観が根強く、失敗に対する恐怖心が強くなりがちです。二つ目は、他人と比較してしまうからです。SNSで見る同級生の活躍や、周りの「優秀」な有名人などと自分を比べて、「自分はそのレベルに達していない」と感じてしまいます。しかし、他人の成功は見えても、その裏にある努力や苦労、失敗は見えません。三つ目は、完璧主義の罠にはまってしまうことです。「今の自分では不十分だから、もっと準備してから挑戦しよう」と考えているうちに、結局行動に移せないままになってしまいます。しかし、完璧な準備など存在せず、行動しながら学んでいくことの方が重要なのです。私自身も高校時代、「成績が悪いから大学なんて無理」「頭が悪いから将来は工場で働くしかない」と本気で思っていました。しかし、実際に行動を起こしてみると、成績と人生の可能性は直結していないことが分かりました。大学でも、社会でも、高校の成績では測れない様々な能力や個性が評価されることを知り、一番大切なのは「今の自分」ではなく「成長できる自分」を信じることだと気づくことができました。現在の能力や成績は、将来の可能性を決める絶対的な指標ではないんです。興味があることに挑戦し、失敗を恐れずに行動することで、思いもよらない道が開けることがあります。キャリア教育コーチに聞いた進路の決め方5ステップ進路が決まらない原因を理解したところで、実際にどのように進路を決めていけば良いのでしょうか。総合型選抜指導など教育現場に長く携わるキャリア教育コーチの藤本亜美さんに、進路選択のための具体的なステップについて詳しくお話を伺いました。STEP1:現状の理解と課題の把握進路を決めるためには、まず現在の状況を客観的に把握することから始めましょう。多くの高校生が進路選択に悩む背景には、共通する原因があります。STEP1のポイントは下記の3つです。 ・忙しすぎる日常で進路を考える余裕がない ・身近な大人との接点が限られ、選択肢が狭い ・SNSによる他者との比較で焦りを感じているキャリア教育コーチとのインタビュー全文インタビュアー:実際に高校生が進路に悩む主な原因って何だと思いますか?藤本亜美さん:シンプルに『忙しすぎる』からですね。学校の授業、宿題、部活、塾、習い事、遊び、恋愛、目の前のことで手いっぱいで、進路を考える余裕がない。これが大半の高校生に共通しています。インタビュアー:確かに、予定が詰まっていると、将来のことをじっくり考える時間ってなかなか取れませんよね。藤本亜美さん:そうなんです。スケジュールのすき間がないと、自然と思考の余白もなくなります。『今』に追われすぎて『未来』を想像することが後回しになってしまうんですよ。インタビュアー:他にも何か進路を悩む要因ってありますか?藤本亜美さん:親や先生以外の大人に出会えていないことも大きいですね。身近な大人が限られていると、選択肢も限られて見えてしまう。実際はもっと多様な生き方があるのに、それを知る機会がない。インタビュアー:なるほど。視野が狭くなってしまうのは、その通りだと思います。藤本亜美さん:それに加えて、SNSで他人の『成功』ばかり見せられて、『自分には特別な何かがない』と感じてしまう子も増えています。焦りだけが募って、行動が止まってしまうケースも多いです。STEP2:きっかけづくりと行動の第一歩進路選択のきっかけ作りには、まず行動を起こすことが重要です。目的を決めずに行動することで、新たな発見や興味を見つけることができます。STEP2のポイントは下記の3つです。 大きな本屋に行って偶然の出会いを求める ネット検索ではなく実際の体験を重視する 「なんか気になる」という感覚を大切にするキャリア教育コーチとのインタビュー全文インタビュアー:そんな中で、高校生が進路に向けて最初にできる行動って何でしょう?藤本亜美:私がよく提案するのは『大きな本屋に行くこと』です。とにかく幅広いジャンルの本が並んでいる場所に身を置いてみてほしいんです。インタビュアー:本屋って意外でした。ネットじゃなくて?藤本亜美さん:ネット検索は目的が決まっていないと使いづらい。でも本屋なら、歩いているうちに偶然出会う本があるんです。自分でも気づいていなかった興味に出会えることがある。インタビュアー:偶然の出会いがきっかけになる、と。藤本亜美さん:そうです。ふと目に留まるタイトル、気になる表紙。その『なんか気になる』が自己理解の第一歩になります。インタビュアー:確かに、目的なくぶらぶらすることで気持ちに余裕も生まれそうですね。藤本亜美さん:それがすごく大事なんです。真面目な図書館より、とにかく大きな本屋さんに行った方が、気持ち的にも楽になって、偶然の出会いが生まれる可能性が高いです。STEP3:内面を見つめ直す自己理解の方法やりたいことが分からない場合は、過去の記憶を振り返ることで自己理解を深めることができます。些細な日常の出来事からも、自分の価値観や傾向を発見することが可能です。STEP3のポイントは下記の3つです。 昔の印象的なエピソードを書き出す 感情や反応のパターンを言語化する 信頼できる大人と共有して深く考えるキャリア教育コーチとのインタビュー全文インタビュアー:それでも『やりたいことが分からない』という高校生は多いですよね。藤本亜美さん:そういう時こそ『記憶の回収』をしてほしいんです。昔の印象的なエピソードをひたすら書き出してみる。インタビュアー:「どんな記憶でもいいんですか?」藤本亜美さん:些細なことで構いません。兄弟げんかで悔しかったこと、初めて友達と遊んだ日、夢中になって観ていたアニメ。そういう日常の記憶が大切なんです。インタビュアー:書き出すことで、自分の感情や反応のパターンに気づけそうですね。藤本亜美さん:まさにそこです。加えて、その時にどう感じたか、今振り返ってどう思うかまで言語化してみると、自分の価値観や傾向が見えてきます。インタビュアー:それを誰かと共有するのも有効ですか?藤本亜美さん:はい。信頼できる大人に話してみて、『なんでそう思ったの?』と聞かれることで、さらに深く考えるきっかけになります。STEP4:好奇心を深掘りして強みに変える小さな興味や関心を研究レベルまで深掘りすることで、それを自分の強みに変えることができます。どんなに些細な「好き」でも、とことん追求すれば価値ある能力になります。STEP4のポイントは下記の3つです。 ・小さな「好き」を研究レベルまで深める ・ゲームやSNSからも興味の種を見つける ・身の回りの違和感を疑問として大切にするキャリア教育コーチとのインタビュー全文インタビュアー:『やりたいことがない』って言う子に、どう声をかけますか?藤本亜美さん:『ちっちゃい”好き”にとことんハマってみよう』って言います。たとえば『ラーメンが好き』なら、食べるだけじゃなくて47都道府県ラーメン巡りしてみるとか。研究レベルにまで突き詰めると、それが自分の強みになるんです。インタビュアー:好きなことって、そんなに価値のあるものなんですね。藤本亜美さん:ありますよ。『好き』って感情にはエネルギーがあるし、行動を生む源になります。人と比べなくても、自分にとって熱中できるものなら十分なんです。インタビュアー:ゲームとかTikTokしかやってない子はどうですか?藤本亜美さん:それすらもヒントになります。『なぜそれが好きなのか』『どこが面白いのか』を言葉にしてみると、意外な強みが見えてくることがあります。インタビュアー:それも自己理解につながるということですね。藤本亜美さん:そう。『そもそもなんで学校ってあるの?』『ツーブロック禁止って必要?』みたいに、身の回りの違和感を疑問に思う視点も大切です。それも立派な興味の種ですよ。STEP5:選択肢を広げるための思考習慣進路選択では、悩むことを避けずに真剣に考え抜くことが重要です。時間をかけて悩んだ分だけ、自分の言葉で選んだ道になり、納得感のある選択ができます。STEP5のポイントは下記の3つです。 ・悩むことをサボらず真剣に考え抜く ・多様な職業や大学について積極的に情報収集する ・考える時間を意識的に確保するキャリア教育コーチとのインタビュー全文インタビュアー:日本にはたくさんの職業や大学がありますよね。でも、高校生ってその中のごく一部しか知らない気がします。藤本亜美さん:まさにその通りで、日本には仕事が約1万9000種類、大学が800校以上あるのに、高校生が知っているのはせいぜい30〜50程度なんです。インタビュアー:それだと、選べる範囲がものすごく狭いですよね。藤本亜美さん:だからこそ『悩むことをサボらない』っていうのが大事になります。考えるのは面倒だし、すぐに答えも出ないけど、真剣に考え抜くことが後悔しない選択につながります。インタビュアー:『悩む』ことをネガティブに捉える高校生も多いと思います。藤本亜美さん:でも実は、『悩む』ってすごく価値のあるプロセスなんですよ。自分と向き合って、情報を集めて、何度も考え直す。その積み重ねが自信になります。インタビュアー:時間をかけて考えることで、見える世界も広がっていくわけですね。藤本亜美さん:はい。そして、悩んだ分だけ、自分の言葉で選んだ道になる。たとえうまくいかなくても、納得感が違います。インタビュアー:選択肢を増やすためには、まず自分で『考える時間』を確保することが大切なんですね。インタビューを終えて今回のインタビューを通して強く感じたのは、「やりたいことがない」と悩むこと自体が、実はとても自然なことであり、そこから始めていいのだという安心感でした。藤本さんは、特別な才能や明確な目標がなくても、小さな「好き」やちょっとした違和感を起点に、自分らしい進路を見つけていけることを、具体的な言葉で丁寧に教えてくれました。 高校生の皆さんに伝えたいのは、「すぐに答えを出さなくてもいい」ということ。そして、「悩む時間」や「探す過程」こそが、将来の自分を形づくる大事な一歩であるということです。まずは一度、本屋へ足を運んでみたり、ふとした記憶を書き出してみたり、そこから新しい自分に出会えるかもしれません。はたらく部卒業生に聞いてみた!進路はどうやって決めたの?新久さんにインタビューどのような順序で進路を決めましたか?インタビュアー:進路を決めるとき、まず最初に考えていたのはどんな方法でしたか?新久さん:最初は一般選抜で大学に進学しようと考えていました。インタビュアー:それを第一候補にした理由は何だったのでしょうか?新久さん:うちの学校は新設校で、先生や先輩から”まずは一般受験が良い”と言われることが多かったんです。自分も”王道かな”と思っていました。インタビュアー:しかし途中で総合型選抜に切り替えていますね。きっかけは?新久さん:高2の3月頃から始めた課外活動です。地元企業と協力してワークショップを企画したり、アンケートを取ってレポートにまとめたりしたことで、自分に自信が持てるようになりました。インタビュアー:その活動は、受験の方針にどう影響したのですか?新久さん:”これなら総合型でも戦える”と思うようになり、先生や”はたらく部”の先輩から『君なら大丈夫』と背中を押されました。インタビュアー:では、最終的に総合型選抜で受験する決意を固めたのはいつですか?新久さん:高3の4月頃です。そのときにはもう、”まずは挑戦してみよう”という気持ちが固まりました。インタビュアー:当時はまだ不安もあったのでは?新久さん:不安はありました。でも自分で企画を回した経験が支えになり、踏み出せました。進路を決める上で一番大変だったことは?インタビュアー:進路を決める際、最も苦労したのはどんな点でしたか?新久さん:総合型選抜と一般選抜を同時に準備したことです。インタビュアー:具体的にはいつ頃の話でしょう?新久さん:高3の3月から4月にかけてですね。面接対策と過去問演習を同時に進めなければならず、本当に時間が足りなかったです。インタビュアー:どのように時間を振り分けていましたか?新久さん:曜日で割り振りました。月・水・金は面接練習、火・木は過去問、土日は両方詰め込む、といった形でした。インタビューアー:メンタル面ではどう乗り切りましたか?新久さん:週に一度は友達とゲームしたり、近所を散歩したりしてリフレッシュしました。気分転換が本当に大事でした。インタビューアー:総合型選抜で一度落ちてしまったときはどうでしたか?新久さん:すごく落ち込みましたが、親や先生に相談して”まだチャンスはある”と励まされ、再チャレンジしました。インタビューアー:親御さんの反応は?新久さん:最初は『一般に切り替えたら?』と言われましたが、『もう一度頑張りたい』と伝えたら全力で応援してくれました。インタビューアー:先生からはどんなアドバイスがありましたか?新久さん:担任の先生は文学部推薦を薦めてくれましたが、自分の意志を尊重して見守ってくれました。選択した進路で後悔はしましたか?インタビューアー:今の進路について、後悔したことはありますか?新久さん:全くありません。インタビューアー:他大学に惹かれる瞬間は?新久さん:多様な学部があるキャンパスライフや、たくさんのサークル活動に惹かれることはあります。インタビューアー:それでも現在の環境に満足している理由は?新久さん:周りの友人や先輩が意欲的で、切磋琢磨できる環境だからです。毎日の議論が刺激になります。インタビューアー:学力以外で身についたスキルは?新久さん:プレゼンテーション力や自己分析力、コミュニケーション能力が大きく向上しました。インタビューアー:今後の目標は?新久さん:大学で学んだことを活かし、将来的には社会起業家として地域に貢献したいと考えています。インタビューアー:大学生活で特に楽しみにしていることは?新久さん:新しいプロジェクトを自分で立ち上げることです。進路が決まらない高校生にメッセージインタビューアー:まだ進路が固まらず悩む高校生に向けて、一言お願いします。新久さん:まずは自分が興味を持つことに挑戦してみてください。インタビューアー:何も決まっていない人はどうすればいいでしょう?新久さん:部活でも勉強でも、小さな行動が自信に繋がります。インタビューアー:偏差値を気にする人は?新久さん:大学名よりも、卒業後に何を成し遂げたいかが重要です。インタビューアー:夢がない場合は?新久さん:経験を積む中で、自然と夢や目標は見つかるものです。インタビューアー:最後に、最も伝えたい言葉は何ですか?新久さん:諦めなければ必ず道は開ける。自分を信じて、一歩を踏み出してください。はたらく部卒業生に聞いてみた!進路はどうやって決めたの?I.Yさんにインタビューどのような順序で進路を決めましたか?インタビュアー:どんな順序で進路を決めたんですか?I.Y:やりたいことが進路決定のスタートでした。小さい頃から地元の街づくりに関わりたいという漠然とした思いがありました。インタビュアー:具体的なきっかけは?I.Y:高校で、地方行政や国際問題に取り組む授業が週1回あり、実際に活動できたことが大きかったです。また、カリフォルニア大学バークレー校に3週間行って町づくりについて学んだことも、進路に影響しました。インタビュアー:それで今の大学に?I.Y:そうですね。街づくりや地方行政について学びを深められる大学を探し始めました。インタビュアー:「やりたいことが決まっていない人はどう進路を決めるべき?」I.Y:自己分析が一番大切だと思います。私は将来やりたいことがあって、それに向かって進みますが、最初は『やりたくないこと』を深掘りするのが良いです。インタビュアー:『やりたくないこと』からですか?I.Y:例えば、文理選択でも『数学は絶対無理』とか、そんなところから自分を知る手がかりになります。インタビュアー:なるほど。I.Y:『嫌じゃない方』を選んでいく中で、自然と自分が興味ある方向に絞れてきます。そこから偏差値や立地で大学が絞られてくるんです。進路を決める上で一番大変だったことは?インタビュアー:進路を決める上で一番大変だったことは?I.Y:地元に残るか、外に出るかという選択です。インタビュアー:どうしてそれが悩みでしたか?I.Y:地方行政は都会でも学べます。東京に行ってオープンキャンパスで街並みを見て、地元との違いを比較しました。インタビュアー:実際どう判断したんですか?I.Y:距離ができるマイナスと、客観的に見られるプラスを天秤にかけて考えました。インタビュアー:影響を受けた人などは?I.Y:はたらく部の活動で出会った大学生が、一度東京に出てから地元に戻ってきた話を聞いて、どちらにも価値があると実感しました。選択した進路で後悔はしましたか?インタビュアー:今の大学進学に後悔はありますか?I.Y:全くありません。やりたいことが明確だったので、それに時間を使える環境がすごく楽しいです。インタビュアー:大学の環境はどうですか?I.Y:国立なので、全国からいろんな人が集まっていて、多様な地方の話も聞けて刺激的です。インタビュアー:人間関係は?I.Y:様々な人と出会え、人間関係も充実しています。インタビュアー:やりたいことがない人は後悔しやすい気がします。I.Y:全部やりたいことだらけのカリキュラムは稀かもしれません。でも、『これだけはやってみたい』という授業が1つでもあるとモチベーションになります。インタビュアー:それだけで選ぶのもアリ?I.Y:私は地方行政とデータを組み合わせる授業に惹かれました。それがある大学を選んだことで、他の授業があっても満足できています。進路が決まらない高校生にメッセージインタビュアー:自己分析が苦手で、踏み出せない高校生も多いと思います。I.Y:そういう人こそ、オープンキャンパスに行ってみるべきです。インタビュアー:見るだけでも?I.Y:実際に行ってみると、『これは嫌だな』『これは悪くないかも』が分かります。インタビュアー:他におすすめは?I.Y:オープンキャンパスだけでなく、学園祭など通常とは違う雰囲気の時期にも行くと、リアルな大学の姿が見えます。インタビュアー:進路に悩む高校生にメッセージを。I.Y:やりたいこと、やりたくないこと、どちらでもいいので1つでも見つけてみてください。I.Y:そして、悪くないと思う場所があれば一度行ってみてください。それだけでも何かが見えてくるはずです。最後にここまでの話を聞いてみなさんは少しは「進路の決め方」を知ることができましたか?正直に話すと、これを読んだだけでは、実際は何も変わりません。私の中では、ここでの進路が人生の全てを左右するとは思っていません。目の前の進路を目標にして頑張るのも、もちろん大事ですが、それよりも、将来自分がどのような姿になっているかの方が大事だと思っています。ぜひ、この記事を読んで、行動に移して、「第一志望の大学合格しました!」「すごいやりがいのある仕事場に就職することができました!」などの声が聞けると嬉しいです。みなさんの活躍を祈っています。

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大学に行く意味とは?大学に行く理由をメリット・デメリットを踏まえて解説

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「大学に行く意味が分からず、高校卒業後に大学に行くべきか分らない、、、」「なんとなく高校卒業後は大学に行こうと思っているけど、はっきりとした理由もなく、本当に正しい選択なのか不安、、、」「大学生活を送っているけど社会人として活躍することに繋がっている感じがせず、将来を見据えてどのような大学生活を送るべきか知りたい」このように考えた経験がある人も多いのではないでしょうか。現在の大学進学率は約60%と半分以上が大学に進学していますが、果たしてそのうちどれくらいの人が大学に行く意味をしっかり考えて進学できているでしょうか?多くの人が「周りが大学に行くから自分も、、、」という考えで大学進学しているでしょう。ある意味、高校で大学進学までのレールが敷かれている感じがしますね。。。と言いながら、そういう私自身も「東京に行きたい」という単純な理由で大学を目指していましたが、今振り返れば社会人としての活躍を見据えた上で、大学生活にどういう意義があるのか、自分で納得して大学進学を目指した方が、受験へのモチベーションも上がるし、進学後もより充実した大学生活を送れたなぁと感じています!今回は、大学に行く意味が分からない人たちのために、「大学に行く意味」や「大学に行くメリット・デメリット」「大学以外の選択肢」について自分自身の経験を踏まえながらお話しします。「大学に行く意味」を自分自身で納得して頂き、進路選択やより意義ある大学生活の参考になれば幸いです!大学に行く意味とは?興味のあることを最適な環境で4年間専門的に学べるそもそも大学は、研究の役割がメインなので、研究したい人が行くべき場所です。高校までの大学受験向けの学習よりもかなり専門的な学習をすることになります。また、その分野の第一線で研究している教授や講師から学んだり、研究に携わったりすることもできます。また大学の図書館には様々な分野の専門書籍や論文があります。これらの書籍や論文を社会人になってから読もうと思ってもなかなか難しいです。学問を追究したり、教養を身につけたりしたい人にとっては大学は最高の場所ですね!ただ大学での学びが直接仕事に繋がるという保証は全くありません、というか直結してる方が少ないです。例えば工学部を卒業して製造業の会社に就職したとしても、経理部に配属されてしまったら、自分だったら「何のために勉強してきたんだろ、、」と思ってしまいます、、、。大学での学びをより直接的に仕事で活かしたい場合は、大学院に進学してより専門性を高めるのが良いと思います。大学生だからこそ経験できることがある学生の本分は学業と言いますが、学業以外にも大学生だからこそ経験できるようなものがたくさんあります。例えばサークル活動で、共通の趣味や興味のある人々で集まって定期的に活動を行います。「別に大学の外でも自分の趣味に合ったコミュニティに入れば同じじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、大学だからこそのメリットがあります。小中高は同じ場所に住んでいたという理由で同じ学校にいるという可能性が高いです。しかし大学ではその大学の特徴に沿った人たちが集まりやすいですね。例えば筆記試験の難易度が高い大学では勉強ができる人が多く集まり、スポーツが強い大学では、スポーツが得意な人が多く集まり、起業家を育成する大学では起業したい人が多く集まります。ある意味高校生の時よりも選択肢が狭まっているんですが、逆に言えば大学では「今まで頑張ってきたこと」「やりたいこと」といった共通点が多い人と会える可能性が高いということ。なので、居心地もいいし、一生の付き合いになる友達やパートナーに出会えることもあります!その意味では、大学は利害関係のない友達を得られる最後の場所なのかもしれないですね。私の所属する東京大学ではサークルが約300個あり、とても多く感じますが、多い大学だと3000個以上もあるそうです!ちなみに私もマジックサークルなどに入っており、日々楽しく活動しています!自分の行きたい大学にどんなサークルがあるのかを調べるだけでも、受験のモチベーションが上がりそうですね!サークル以外にも交換留学やゼミなど、大学生だからこそ経験できることはたくさんあります!新たなものや人に出会い、視野が広がる高校までは住んでいる場所が同じで年齢が同じ人と過ごす場合が多いですが、大学では今まで出会ってこなかったタイプの人たちとたくさん出会えます。私は九州の佐賀県出身なのですが同じ九州出身の人は同じクラスに一人しかいませんでした。就職すれば基本的に年齢も出身も大学も異なる人とコミュニケーションをとっていく必要がありますが、大学でその予行練習ができるのではないでしょうか。自身の生活環境を変えることができる生活面では大学進学後、実家を出て1人暮らしをする学生はこれまでとは違う土地に住むことになります。掃除・選択・自炊など自分のことは全て自分で行わなければいけないので、大変かと思いますが、生活力を養えたり、計画的に生活する面白さがあります。そういう点で自分を取り巻く生活環境を変えられるのはメリットと言えます。キャリアの幅が広がる医者や薬剤師、大学教授、研究者、国家公務員といった大学に行かないとなれない職業は少なくないです。また、法曹や公認会計士、大企業の総合職は大学に行っていないとなるのが難しいでしょう。さらに大学卒業を採用条件にしている企業や公務員試験が多く存在するので、就職の幅も広がります。国内最大級の高校新卒向けの求人サイトはジョブドラフトNaviで、掲載企業数は2,354社(2023年度12月)なのに対して、大学生向け大手求人サイトのマイナビは掲載企業数が30000社以上と、単純比較しても大卒向けの求人の方がかなり多いことが分かります。大学に行く意味を見出せない理由とは?やりたいことが見つからない高校までの学びは国語、数学、理科、英語、社会など大学受験を目標にしたものであることが多く、実際に自分が将来仕事にしたいことについて考える機会は少ないです。何がやりたいか決まっていない状態では、大学に進学する目的がはっきりしていないので、大学に行く意味が分からなくなってしまいます。これは自分自身だけの問題ではなく、高校の進路指導の影響が大きいのではないでしょうか。高校にとって進学実績は「3年間の教育活動の成果」を示すものであり、進学実績が良いほど翌年多くの生徒が募集するし、学校の知名度も上がります。だからこそ、高校側も生徒側も大学受験という本来通過点でしかないものがあたかもゴールであるかのように捉えてしまいます。日本の教育改革の一つとして「高大接続改革」というものがあります。これは、2015年に文部科学省によって発表された「高大接続改革プラン」をもとに、高校教育と大学教育・入試をより密接に連携させることで、多様な学力や能力を評価できる教育制度を目指す取り組みです。「学力の3要素(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)」を育成・評価するための一体的な改革とされています。これにより、確かにグローバル化の進展、技術革新、国内における生産年齢人口の急減などの激しい社会状況の変化の中で、新たな価値を創造していく力を育てる方向に教育が向かっているとは思いますが、大学受験のシステム自体はあまり変わっていません。「とにかく大学受験を頑張るのが正解だから、それに従って勉強しないといけない」という意識も残っている。そのような環境でやりたいことを見つけるのは難しいので、あなただけのせいではないですね。だからといってそのままにしていてはやりたいことは見つからないので、将来のキャリアや大学でやりたいことを考える機会を積極的に作る必要があると思います。

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大学(学部)の選び方と失敗しないための5つのポイント

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大学は高校と違い、学問の専門性や大学の規模感が異なるため、学生によってどんな大学生活を送るかはどの学部に入るかによって変わってきます。充実した大学生活を送るためには、人の意見や曖昧な情報で判断するのではなく、自分で納得するまで情報収集したうえで大学や学部を判断することが大切です。大学・学部を選ぶ前にやっておくべきこと、選ぶポイントとやってはいけないポイントを詳しく説明します。大学と学部選びの参考にしてみてください。 学部と学科の違い学部の選び方の前に、大学には、学部だけでなく、学科が存在することを知っておきましょう。学部と学科の違いは、学びの範囲や大きさの違いにあります。学部は大学の中で大きく分けた分野を指し、学科は学部をさらに分けた専門的な分野を指します。例えば、医学部看護学科であれば、医学部という大きな分野の中で看護師を目指す人が集まる学科になります。医学を学ぶ人の中でも看護について専門的に勉強することになります。やりたいことがどの学部でできるのかを知るには、学科を見るとわかりやすく、学科が決まれば、おのずと学部が決まります。学部の種類次に、たくさんある学部の種類について説明します。学部は数多く存在しますが、学部を大きく分けると、文系と理系に分けられます。各学部が文系・理系のどちらに属するのか確認してみましょう。文系文系に当てはまる学部は、人文社会学系や社会科学系です。例えば、教育学部・法学部・経済学部・経営学部・社会学部・外国語学部などです。理系理系に当てはまる学部は自然科学系と言われています。例えば、医学部・看護学部・工学部・理学部・情報学部などです。大学を選ぶ前にすること4つ大学や学部を選び間違えないために、考えておくべきことが4つあります。1.自分の興味や関心があることは何か学び続けるために自分の興味や関心があることは何なのかしっかり理解しておくことが重要です。充実した大学生活を送るためにも自分の興味や関心があることについて掘り下げ、理解しておくことで大学選びや学部選びに活かしていきましょう。2.将来の夢は何か将来どんな仕事にしたいのか、成し遂げたい夢はあるのかを知ることも重要です。最終的な目標があれば逆算して行きたい大学や入りたい学部が決まってきます。具体的な夢だけではなく、将来どんな大人になりたいのか、どんな生活を送りたいのかイメージすることも将来の夢を見つけ出すヒントになります。3.どんな大学生活を過ごしたいか大学や学部によって講義や学生の雰囲気が異なります。文系と理系でも、研究に没頭する人がいたり、いろんな環境に飛び込む人がいたりさまざまです。自分はどんな大学生活を送りたいのかイメージしてみましょう。4.学費や場所の条件はあるか志望した後で学費が高いことが分かり進路を変更するということがないように条件がないか確認しておきましょう。国公立か私立かでも学費に大きな差が出ることや医学系の学部は実習の費用が上乗せされることで学費が高い傾向にあります。一人暮らしをするにも生活費がかかるため、場所の条件も確認しましょう。大学の選び方のポイント5つ実際に大学を選ぶときにポイントとなる5つについて紹介します。1.入りたい学部があるかで選ぶ大学の雰囲気や条件が自分に当てはまっていても学びたい学部がなければ意味がありません。また、同じ学部名でも大学によって講義内容や特色が異なる場合もあるため、比較して判断する必要があります。2.とりたい資格がとれるかで選ぶとりたい資格が明確にある人は、入りたい大学や学部で資格がとれるか調べておきましょう。学部の名前だけでは受験資格が得られるかどうかまでは分かりません。大学のパンフレットやホームページから情報を集めて調べる必要があります。3.就職実績で選ぶ就職の際に行きたい業界が決まっており、目指す職業がある場合は大学や学部ごとに就職実績がどのくらいあるのか確認することも重要です。就職の実績があれば、自分の希望する企業に入れる確率が上がります。4.理想の大学生活が送れるかで選ぶ大学の規模が大きければ出会う学生や先生の数が違ったり、学部ごとの専門性によって研究に明け暮れる生活かアルバイトやサークル活動と両立できる生活か分かれることもあります。自分が過ごしたい4年間をその大学や学部で達成できそうかどうか検討しましょう。5.学費や場所が希望通りかで選ぶ大学選びで学費や場所の条件が当てはまっているかを確認することは避けては通れない重要なポイントです。学費を賄えるのかどうかから通うための交通手段まで一通りイメージして検討してください。.banner-link { display: block; width: 100%; max-width: 1200px; /* バナーの最大幅を設定 */ margin: 0 auto; /* 中央寄せ */ transition: all 0.3s ease; /* ホバーエフェクトのアニメーション */ text-decoration: none; /* 下線を削除 */ position: relative; /* カーソルエフェクトの基準位置 */ cursor: pointer; /* ポインターカーソルを表示 */}.banner-link:hover { opacity: 0.8; /* ホバー時の透明度 */ transform: translateY(-3px); /* ホバー時に少し上に浮く */}.banner-link::before { content: ""; position: absolute; top: 50%; left: 50%; width: 0; height: 0; background: rgba(255, 255, 255, 0.2); border-radius: 50%; transform: translate(-50%, -50%); transition: width 0.3s, height 0.3s; pointer-events: none; /* カーソルイベントを無効化 */ z-index: 1;}.banner-link:hover::before { width: 100px; height: 100px;}.banner-image { width: 100%; height: auto; display: block; /* 画像下の余白を削除 */ border-radius: 4px; /* 画像の角を少し丸く */ box-shadow: 0 2px 4px rgba(0, 0, 0, 0.1); /* 軽い影をつける */} 大学選びで失敗しがちな行動5選以下の方法で大学を選んでしまうと失敗してしまうことがあります。1.大学の知名度で選ぶ大学の知名度は就職に有利で合ったりという情報もありますが、自分の実力にあっているのか、過ごしやすい環境なのか深く知ることが大切です。2.大学の雰囲気やイメージだけで選ぶ大学の細部まで深く調べずに表面上の雰囲気やイメージだけで選ぶと、マイナスのギャップを感じ後悔することになります。3.インターネットやSNSの情報だけで選ぶネットやSNSの情報は正確な情報だけではありません。オープンキャンパスなどを活用して自分自身で大学の雰囲気を確かめるようにしましょう。4.親や先生の意見だけで選ぶ伝統的な大学であっても親世代の入学当時とは変わっていることがほとんどです。現状はどうなのか自分で調べ、納得して決断できるようにしましょう。5.友達が行くからという理由で選ぶ友達とどんなに仲が良くても同じ進路を選ぶかどうかは別の話です。同じ夢を持つ人同士が友達になったというのであれば良いのですが、別の目標があるのであれば、自分の進みたい道をしっかり歩みましょう。大学・学部選びで失敗しないようにしよう大学や学部を決める方法やポイントについて紹介してきました。大学選びは人生において大きなイベントであり、納得がいく判断をしたいものです。情報収集から比較検討までたくさん悩んで判断をしましょう。

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学年別にみた「進路とは」将来や進路について考えてみよう

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「進路とはなにか」と問われて、すぐに回答できる人はどのくらいいるでしょうか。今回は進路とはなにか、意味や学年別に見た時の進路との向き合い方、考え方についてお話していきたいと思います。「進路を考えるのなんてまだ先のこと」と感じる人や「まだ夢や目標がない」という人もいるでしょう。それでも、いつかは向き合わなければいけない進路について一緒に考えていきましょう。また、今後の進路選択の参考になれば幸いです。.banner-link { display: block; width: 100%; max-width: 1200px; /* バナーの最大幅を設定 */ margin: 0 auto; /* 中央寄せ */ transition: all 0.3s ease; /* ホバーエフェクトのアニメーション */ text-decoration: none; /* 下線を削除 */ position: relative; /* カーソルエフェクトの基準位置 */ cursor: pointer; /* ポインターカーソルを表示 */}.banner-link:hover { opacity: 0.8; /* ホバー時の透明度 */ transform: translateY(-3px); /* ホバー時に少し上に浮く */}.banner-link::before { content: ""; position: absolute; top: 50%; left: 50%; width: 0; height: 0; background: rgba(255, 255, 255, 0.2); border-radius: 50%; transform: translate(-50%, -50%); transition: width 0.3s, height 0.3s; pointer-events: none; /* カーソルイベントを無効化 */ z-index: 1;}.banner-link:hover::before { width: 100px; height: 100px;}.banner-image { width: 100%; height: auto; display: block; /* 画像下の余白を削除 */ border-radius: 4px; /* 画像の角を少し丸く */ box-shadow: 0 2px 4px rgba(0, 0, 0, 0.1); /* 軽い影をつける */} 進路とは「進路」という言葉は比較的身近なものですが、改めて「進路」という言葉が持つ意味を振り返り、進路とは何かを考えていきましょう。 精選版 日本国語大辞典によると、「 進んで行く路。ゆくて。前路。」「 (比喩的に) 人が将来進む方面。」(引用:進路(しんろ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp))と言った意味を持つ言葉です。 今回は、2つ目にある「人が将来進む方面」という意味での「進路」について考えていきたいと思います。年代別にみた進路とは進路とは「人が将来進む方面」という意味を持つ言葉でした。もう少しかみ砕いて「夢」や「目標」という言葉に置き換えて考えてみましょう。 進路について真剣に考え出すのは、中学生や高校生頃かもしれません。ですが、保育園や幼稚園のに上がる頃には「憧れのヒーローがいた」「〇〇屋さんごっごで遊んでいた」という経験がある人も多いのではないでしょうか。 「なれるかどうか」や「夢の叶え方」は分からなくても、振り返ってみると自然と「夢」や「目標」つまりは「進路」について考えている瞬間は多いものです。 年齢が上がるにつれて、進路についてより具体的に向き合っていかなければならなくなりますが、始まりはどれも「好き」や「憧れ」「なりたい」という思いからではないでしょうか。ここでは、小学生から高校生までの3段階に分けて、それぞれの年代にとっての「進路とはなにか」や「進路との向き合い方」について考えてみたいと思います。キャリア教育進路とは何かを考える前に、キャリア教育について少し触れようと思います。文部科学行政関連の審議会報告等で「キャリア教育」という言葉が初めて登場したのは、今から20年以上前の平成11年のことです。 文部科学省が公開するキャリア教育の手引きによると、平成11年12月に行われた中央教育審議会で、キャリア教育の必要性が次のように提唱されました。 「キャリア教育を小学校段階から発達段階に応じて実施する必要がある」とし、さらに「キャ リア教育の実施に当たっては家庭・地域と連携し、体験的な学習を重視するとともに、各学校ごとに 目的を設定し、教育課程に位置付けて計画的に行う必要がある」(引用:第1節 キャリア教育の必要性と意義(その1) (mext.go.jp) P3) また、キャリア教育の定義については、次のように書かれています。 キャリア教育は、子ども・若者がキャリアを形成していくために必要な能力や態度の育成を目標とする教育的働きかけである。そして、キャリアの形成にとって重要なのは、自らの力で生き方を選択していくことができるよう必要な能力や態度を身に付けることにある。(第1節 キャリア教育の必要性と意義(その1) (mext.go.jp) P6) ここまでの話を簡単にまとめると「自分の力で生き方(進路)を選択していけるようになるためには、小学校の段階からそのための能力や態度を身に付けていくことが重要であり、本人だけでなく家庭や地域との連携も欠かせない」ということが述べられてます。小学生にとっての進路とは小学生にとっての進路とはどのようなものでしょうか。「小学生で進路のことを聞かれても、まだ分からない」と思う人もいるかもしれません。 しかし、早ければ小学校受験を経験して「自分にとっての進路とは何か」を考えだしたり、将来の夢がある人は「目指す夢(目標)を達成するための進路とはどんなものか」を調べたりする人も出てくるでしょう。 また、先述したとおり、キャリア教育という観点からみると小学校の段階から自分の生き方について考えていくことはとても大切だと考えられています。小学生にとってのキャリア教育(進路とは)の考え方は、低学年・中学年・高学年の3段階に分類されます。

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中卒の進路は高校以外もある?中卒者の進路選択

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「中卒の進路の選択肢は何種類?」と問われて、即答できる人はどのくらいいるでしょうか。後の資料でもお見せしますが、多くの人は中卒後の進路として「進学」を選択しています。しかし、義務教育が終了する中学卒業後の進路は、周りの意見ではなく、本人自らが選択するのが好ましいのではないでしょうか。今回は、中卒の進路にはどんなものがあるか一緒にみていきながら、自分の進路について考えてみてほしいと思います。.banner-link { display: block; width: 100%; max-width: 1200px; /* バナーの最大幅を設定 */ margin: 0 auto; /* 中央寄せ */ transition: all 0.3s ease; /* ホバーエフェクトのアニメーション */ text-decoration: none; /* 下線を削除 */ position: relative; /* カーソルエフェクトの基準位置 */ cursor: pointer; /* ポインターカーソルを表示 */}.banner-link:hover { opacity: 0.8; /* ホバー時の透明度 */ transform: translateY(-3px); /* ホバー時に少し上に浮く */}.banner-link::before { content: ""; position: absolute; top: 50%; left: 50%; width: 0; height: 0; background: rgba(255, 255, 255, 0.2); border-radius: 50%; transform: translate(-50%, -50%); transition: width 0.3s, height 0.3s; pointer-events: none; /* カーソルイベントを無効化 */ z-index: 1;}.banner-link:hover::before { width: 100px; height: 100px;}.banner-image { width: 100%; height: auto; display: block; /* 画像下の余白を削除 */ border-radius: 4px; /* 画像の角を少し丸く */ box-shadow: 0 2px 4px rgba(0, 0, 0, 0.1); /* 軽い影をつける */} 中卒の現状「進学」最初に中卒者の進路について、現状を次の資料を参考に確認していきます。

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卒業後の進路は決まってる?高校・大学の卒業後の進路選択

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卒業後の進路について、本格的に悩みだすのは高校生か大学生くらいでしょうか。早い人は中学生の頃に進路で悩む人もいるかもしれません。中学生の頃は、例えば普通科や総合学科といった選択肢を広く持てる進学先を選ぶことで、考える時間を得ることもできます。しかし、高校や大学の卒業後の進路は、将来に大きな影響を与えます。今回は、そんな高校や大学の卒業後の進路について一緒に考えてみましょう。.banner-link { display: block; width: 100%; max-width: 1200px; /* バナーの最大幅を設定 */ margin: 0 auto; /* 中央寄せ */ transition: all 0.3s ease; /* ホバーエフェクトのアニメーション */ text-decoration: none; /* 下線を削除 */ position: relative; /* カーソルエフェクトの基準位置 */ cursor: pointer; /* ポインターカーソルを表示 */}.banner-link:hover { opacity: 0.8; /* ホバー時の透明度 */ transform: translateY(-3px); /* ホバー時に少し上に浮く */}.banner-link::before { content: ""; position: absolute; top: 50%; left: 50%; width: 0; height: 0; background: rgba(255, 255, 255, 0.2); border-radius: 50%; transform: translate(-50%, -50%); transition: width 0.3s, height 0.3s; pointer-events: none; /* カーソルイベントを無効化 */ z-index: 1;}.banner-link:hover::before { width: 100px; height: 100px;}.banner-image { width: 100%; height: auto; display: block; /* 画像下の余白を削除 */ border-radius: 4px; /* 画像の角を少し丸く */ box-shadow: 0 2px 4px rgba(0, 0, 0, 0.1); /* 軽い影をつける */} 卒業後の進路状況高校生や大学生が卒業後にどんな進路を選択しているのか、文部科学省が毎年実施している「学校基本調査」令和4年度の資料を参考にみていきます。 高校生の卒業後の進路状況最初に高校生の卒業後の進路状況をみていきます。

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